さなさんの映画レビュー・感想・評価

さな

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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.9

2019年最後に劇場で観た映画。評判通りホアキン・フェニックスの怪演が素晴らしく最後まで目が離せなかった。彼が初めて人を殺めた時、それまで抑えてきた何かが外れてもう後には引けずその道を進むしかないとい>>続きを読む

家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.1

昨年末に観終わっても尚、心の中にずしんと重たさが残った作品。映画というよりドキュメンタリーを観ているようなリアル感があり、特に過酷な労働状況は見るのが辛かった。決して彼らが悪いわけではなく、社会に原因>>続きを読む

マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.0

観ると自分も何か新しいことにチャレンジしてみたくなるような元気がもらえる作品!英語が喋れないことで家族からも見下されコンプレックスを抱えたシャシがニューヨークで英会話スクールに通い、クラスメイトと交流>>続きを読む

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.2

11月に行った長崎旅行でキリシタン弾圧の歴史を目の当たりにしたのをきっかけに鑑賞。遠藤周作著の原作は未読。
媒体が映像だと、文章以上に描写がリアルで、過酷な拷問、処刑シーンは見ていてただただ辛かった。
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.1

これがかの有名なヒース・レジャーのジョーカーか…!『ジョーカー』の前に昨年末鑑賞。はっきりとした目的があるというより、色々な事件を起こすことで人々の中に潜む闇を炙り出して楽しんでいるかのような狂気。最>>続きを読む

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.0

何気に初めての4DX鑑賞!!確かにアトラクション、スターツアーズに乗っているような躍動感があって面白かった!地面に叩きつけられたシーンでマッサージチェアのようなボコボコが背中に当たったり、銃を撃つシー>>続きを読む

アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.7

吹替版で鑑賞。鑑賞後、劇中歌をリピートして聴いているが、耳に馴染んでいる所為か、音楽は前作の方が好きだ。エルサの『イン・トゥ・ジ・アンノウン』が思いの外早く登場。
エルサの力が前作よりも増して神々しく
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.8

何故バットマンになったのか、というブルース・ウェインの心理描写が非常に丁寧な作品だった。アイアンマン然り、何でもない人物がヒーローになる過程を知ると見方が変わり、装備などを一から構築していくシーンは高>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド/エクステンデッド・カット(2019年製作の映画)

4.2

見逃していたときにタイミングよく10分拡大版が上映されていたのでこちらを鑑賞。
長い尺に飽きた…という声もちらほら聞いたが、私自身は尺の長さを感じず最後まで楽しめた…!!期待を裏切るラスト15分は最高
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.6

まさに豪華共演。じっくり集中して観たかったので映画館で鑑賞したが、やはり「長かった…」と感じたのは否めない。
実話が元になっているのを後で知った。ジミー・ホッファ失踪事件の背景を知っていた方がより楽し
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.0

もしビートルズを知っているのが世界中で自分だけだったら…?というファンタジーな設定、最後どう締めくくるのかが気になったが、素直にエンタメとして楽しめる作品だった!
自分の曲ではないのに新曲だと偽って発
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.4

他のヒーローよりもあまりささらなかった。カーチェイスのシーンはスリリングで、発展しすぎた技術に驚愕!ワカンダの女性達が強くて魅力的。ある種、鎖国状態だったワカンダが、対外的な開放に向かう選択をしたのは>>続きを読む

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.5

一ヶ月ぶりの映画館だった!原作未読。原作は“音”を文章で表しているのだから、きっと映像よりも細やかで豊かな表現なのだろう。原作を読んでみたくなった。
コンクールを舞台に、4人の出場者を中心に描く。それ
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シークレット・スーパースター(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

王道のシンデレラストーリー、と言うだけでは足りない、感動の娘と母の物語だった。
音楽に猛反対し家庭内で暴力をふるう父に対してそれまで逆らうことができなかった母ナズマが最後の最後で勇気を振り絞って娘と息
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テルアビブ・オン・ファイア(2018年製作の映画)

3.9

試写会にて。昨年の東京国際映画祭コンペ部門で見逃して気になっていた作品。
脚本家に出世したパレスチナ人サラームとイスラエル検問所の軍司令官アッシが最後まで揉めた連ドラの結末がどうなるのか!?というドキ
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クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃(2016年製作の映画)

3.7

「子どものピンチに駆けつけない親なんていない!恨むわけない!」と、かつて自分の所為で母親が死んでしまったと思い込みトラウマを抱えた女の子、サキにみさえが伝えるシーンが一番の見どころ。本作は親子愛と友情>>続きを読む

ロケットマン(2019年製作の映画)

3.8

エルトン・ジョンの半生を振り返ることができるミュージカル映画!日常のワンシーンでピアノを弾き始めて歌い出したり、踊り出したり、ワクワクした。あんなに素敵なメロディーがフッと降りてくるなんて…
全体を通
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わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

3.8

東京国際映画祭鑑賞3本目。東京グランプリ受賞とのことでおめでとうございます。
姪と叔父の物語。序盤はほぼ台詞がなく、淡々と日常生活が描かれる。徐々に姪と叔父の関係性、親密さが伝わってくるのだが、作品全
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ファイアー・ウィル・カム(2019年製作の映画)

3.0

第32回東京国際映画祭鑑賞2本目。
タイトル通り、ファイアーがウィルカムする作品。笑
ただ、山火事はなかなか起こらず最後の最後でその迫力ある映像に圧倒される。実際の山火事を撮影したというのだから凄い。
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戦場を探す旅(2019年製作の映画)

3.7

第32回東京国際映画祭鑑賞1本目。
Q&Aによると、撮影はコロンビアで行われたらしい。
メキシコでの仏軍の戦いを写真に収めようとするフランス人戦場カメラマンのルイスと現地で出会ったメキシコ人ピントの物
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

3.7

過去2作とは方向性が異なる作品だと感じた。急にヘラという最強の姉が存在していたことが明かされ、唯一無二のムジョルニアが破壊されてしまい、どうなるかと思いきや、ハンマー無くても敵に立ち向かう姿はソーの新>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.0

独特のコメディ要素も残しつつ、派手なバトルシーンと心温まるストーリー、GotG1作目以上に期待を越えた…!
テーマは家族愛だと感じたが、ヨンドゥの最期にはグッとくるものがあった。血は繋がっていなくても
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.5

何故“ドクター”ストレンジなんだろう?と思っていたが、彼が魔術師になるまでの背景を知り納得。空間が歪んだり変化したりするシーンは面白い。クライマックスの無限ループのシーンは最初は緊迫感があったはずなの>>続きを読む

マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年製作の映画)

3.4

ソーの母のシーン、やっとエンドゲームに繋がった!異世界をワープして行き来するバトルシーンは迫力あった。ナタリーポートマン、新作で復帰するとのことで今から楽しみだ。

劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ドラマを見ている人ならば存分に楽しめるはず!自分を含め、声出して笑ってた観客が多かった印象。やり過ぎだからこそ笑える田中圭の顔芸、そして何より大物俳優の吉田鋼太郎が演じるからこそ見応えのある乙女モード>>続きを読む

COLD WAR あの歌、2つの心(2018年製作の映画)

3.8

冷戦下のポーランドで惹かれ合う男女が様々な時代、街を転々としながら別れと再会を繰り返す物語。
場面が数年後に移り変わることが多々あり、その間二人はどうなっていたのか多くは語られない。そういった点で観る
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アメリ(2001年製作の映画)

3.8

実は観たことなかった作品の一つで、ようやく鑑賞。主演のオドレイ・トトゥの可愛さがギュッと詰まった作品。親切をしたり、ちょっと悪戯を仕掛けたり、ふとした時のチャーミングな表情に魅力を感じる。
赤と緑の色
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アイアンマン3(2013年製作の映画)

4.0

スーツのパーツが遠隔操作で飛んできて装着、脱着できる設定を存分に生かしたアクションシーンが見どころ。クライマックスはスーツ総動員で見せ場としても派手な演出だ。今作はトニー・スタークという一人の人間に焦>>続きを読む

ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.6

字幕版で鑑賞。ほぼオリジナル版(アニメ)通りに話が進んだ為、スッと内容が入ってきて純粋に楽しめた。ストーリー展開よりもフルCG技術の凄さを評価するべき作品だろう。「超実写」という謳い文句も納得の映像美>>続きを読む

劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジ LOVE キングダム(2019年製作の映画)

4.0

思いがけずマジLOVEキングダムに2回も入国してきた(内訳:通常上映1回、応援上映1回)。全編通してライブ!!まるでライブビューイングに来たのかと錯覚するような臨場感!
アニメは一応全シリーズ視聴済み
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シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

4.1

ずっと気になっていた作品でようやく鑑賞。これは面白い…!まずアーケードゲームの中の世界を舞台にしているという設定が斬新。
「あなたは悪役」というようにレッテルを貼られ、そういったイメージを植え付けられ
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.9

原作未読。松岡茉優の魅力が炸裂!!こういう女子、居てもおかしくないな!?と思わせる演技に拍手。拗らせ妄想癖の痛い女子を見事に演じてた。不自然に思えたミュージカル調シーンが中盤ひっくり返されるのは見事な>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

4.1

クレヨンしんちゃんの歴代映画の中でNo.1と言ってもいい、と色んな知人から勧められ、ようやく鑑賞。
「あの頃は良かった」と昔を懐かしむことは大人になればなるほど増えていくのかもしれない。 20世紀博の
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マイティ・ソー(2011年製作の映画)

3.6

ソーとロキの関係性をなんとなくでしか把握していなかったため、今作で二人の生い立ちや背景を知ることができた。
傲慢だったソーがヒーローらしい立ち振る舞いになっていく成長過程が見どころ。
それにしてもナタ
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アイアンマン2(2010年製作の映画)

3.6

前作ほどワクワクするような展開はなく、スーツ対スーツの戦いがメインだったが、ローズ大佐やナターシャ、ニック・フューリーといったアベンジャーズ 重要メンバーが今作で登場していたため、次回作への布石だった>>続きを読む

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.6

エンドゲーム前に観ておきたかったな〜キャロルの圧倒的強さに惚れ惚れしてしまう。
若きニック・フューリーの姿が新鮮。敵がどこに潜んでいていて誰に擬態しているか分からないスクラル人と戦うシーンはスリルがあ
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