この作品は平家物語の「敗北の美学」を多摩ニュータウンの狸に置き換えて描き、そこに学生運動を隠喩として織り込んでいるのだろうか。
身近に学生運動を経験し、後に共産党に入った人がいると分かると思うけど、彼>>続きを読む
小5のころの思い出なんて大抵は冴えないもんで、だからこそ普通の人は思い出さない。
大人になったタエ子について回る小5のタエ子の幻影は、彼女の不器用さと正直さを象徴しているように見える。そんな小5の自分>>続きを読む
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トラックを爆破されたセクハラ野郎の叫び「お前ら地獄から来たのか!」が(ああいう男にとって)その通り過ぎて笑ってしまった
ラスト、男性の警官たちに囲まれて銃を突きつけられるところや、たった一人彼女たち>>続きを読む
どうしても殺人鬼の姿の主人公に好感を持ってしまうから、アイデアは面白いけどホラーとしては失敗だと思う。全然怖くない。楽しかったからいいけど
ありきたりな設定のキャラばかりの中で主人公が思いを寄せるブ>>続きを読む
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面白かった。ゲイルが駄目弁護士を雇い続けてるというところでオチは読めてしまったけど
最後は助かって欲しかった。死刑廃止を訴えるために殉教するというのは本末転倒な気がするから。命をかけずに命の尊さを示し>>続きを読む
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面白くなかった。最初は良かったけど主人公をちゃんと作り込めていないから見ていて心の変化に共感できなくなっていく。途中で交通事故に合ったところで完全に白けた。最後まで逃げずに音楽だけで音楽にのめり込む狂>>続きを読む
コワすぎ見てても思ったけど、白石監督は呪いを念能力か何かと勘違いしてると思う。
子供たちのエピソードが印象的だった。呪いのビデオとの出会い方だけ妙にリアリティというか説得力あった。聖飢魔IIの歌がカッ>>続きを読む
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面白かった。前半シリアス展開だけど中盤以降は安定の白石作品だった
人質にとられて興奮するド変態カップルは予想の斜め上で笑ってしまった。どう考えても神の啓示じゃなくて悪魔の囁きだろと思ってたら、案の定霊>>続きを読む
「こういうので良いんだよ」的なスリラー作品。70〜80年代アメリカを舞台にしたノスタルジックなジュブナイルホラーやスリラー映画を時折無性に見たくなるけど、意外と良作って少ない。久しぶりに安定した面白さ>>続きを読む
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史実と違うラストに驚かされた。でもタランティーノらしい滑稽なほど過剰な暴力を見ていると、彼があの事件にどれほど心を痛めて怒りを持っていたかが伝わってきた気がした。
ハリウッドでの生活に終わりが近付いて>>続きを読む
あらすじは読まないで!
チャガンティ監督の前作SEARCHが大好きなのでこの作品もずっと見たかった。予備知識無しに見たら期待通り楽しめた。
観終わって読んだあらすじが全体の3分の2くらいのネタバレし>>続きを読む
言うほどグロくなかった。SAWとか大丈夫な人なら問題なく見られる。ストーリーもしっかりしてて、細かく伏線もあったりして楽しめた。
ただグロいだけのスプラッタ系ではないので、むしろそういうのを期待してる>>続きを読む
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十数年振りに視聴。
デビット・フィンチャーは会話のシーンが秀逸。何の説明も無いのに会話からその人の人間性や相手との関係を見事に表現する。
改めて見て気付いたのは、モーガン・フリーマン演じるサマセット>>続きを読む
英題のハウリングヴィレッジに草。
大人も子供も演技下手すぎ。
まずいシナリオって場面転換が無駄に多いなと改めて思いました。
もしも映画を見る前にこのレビューを見ている人がいたら是非先に原作小説「ぼぎわんが来る」を読んでもらいたい。映画の5倍は面白いから。ついでに続編の「ずうのめ人形」も読んでもらいたい。もっと面白いから。>>続きを読む
この映画の原作漫画はサイコパスと思われる殺人犯の視点に立って心理を描こうとしている。そういった表現が良いか悪いかは別にしてそれが原作者のやりたかったことでありこの作品の肝だ。
逆にいうとそれが無いとこ>>続きを読む
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今どきこんなベタな設定持ってくるってことは相当斬新な仕掛けを用意してるんだろうなとワクワクして見てたのに捻りのないシックスセンスオチでがっかりだった。ナチの残党を匂わせたりとかすごく面白くなりそうだっ>>続きを読む
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怖いというより悲しい作品だった。母親と息子が口論するところは見てられなかった。この監督さんは親子の絆というものに懐疑的というか何か恨みでもあんのかなという印象を持った。
決死の覚悟で日記を暖炉にくべ>>続きを読む
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この映画を見てから改めてジョーカーについてウィキで見てみた。元々素性のよく分からない人物らしいのでこういう仕上がりが正しいのだろう。
幼少のバットマンとの邂逅とか、明らかにフェイクといえるエピソードを>>続きを読む