WAHL89さんの映画レビュー・感想・評価

WAHL89

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平成狸合戦ぽんぽこ(1994年製作の映画)

4.0

この作品は平家物語の「敗北の美学」を多摩ニュータウンの狸に置き換えて描き、そこに学生運動を隠喩として織り込んでいるのだろうか。
身近に学生運動を経験し、後に共産党に入った人がいると分かると思うけど、彼
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おもひでぽろぽろ(1991年製作の映画)

4.5

小5のころの思い出なんて大抵は冴えないもんで、だからこそ普通の人は思い出さない。
大人になったタエ子について回る小5のタエ子の幻影は、彼女の不器用さと正直さを象徴しているように見える。そんな小5の自分
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

トラックを爆破されたセクハラ野郎の叫び「お前ら地獄から来たのか!」が(ああいう男にとって)その通り過ぎて笑ってしまった

ラスト、男性の警官たちに囲まれて銃を突きつけられるところや、たった一人彼女たち
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.0

どうしても殺人鬼の姿の主人公に好感を持ってしまうから、アイデアは面白いけどホラーとしては失敗だと思う。全然怖くない。楽しかったからいいけど

ありきたりな設定のキャラばかりの中で主人公が思いを寄せるブ
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ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(2003年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。ゲイルが駄目弁護士を雇い続けてるというところでオチは読めてしまったけど
最後は助かって欲しかった。死刑廃止を訴えるために殉教するというのは本末転倒な気がするから。命をかけずに命の尊さを示し
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セッション(2014年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

面白くなかった。最初は良かったけど主人公をちゃんと作り込めていないから見ていて心の変化に共感できなくなっていく。途中で交通事故に合ったところで完全に白けた。最後まで逃げずに音楽だけで音楽にのめり込む狂>>続きを読む

貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

3.3

コワすぎ見てても思ったけど、白石監督は呪いを念能力か何かと勘違いしてると思う。
子供たちのエピソードが印象的だった。呪いのビデオとの出会い方だけ妙にリアリティというか説得力あった。聖飢魔IIの歌がカッ
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ある優しき殺人者の記録(2014年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。前半シリアス展開だけど中盤以降は安定の白石作品だった
人質にとられて興奮するド変態カップルは予想の斜め上で笑ってしまった。どう考えても神の啓示じゃなくて悪魔の囁きだろと思ってたら、案の定霊
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

4.0

「こういうので良いんだよ」的なスリラー作品。70〜80年代アメリカを舞台にしたノスタルジックなジュブナイルホラーやスリラー映画を時折無性に見たくなるけど、意外と良作って少ない。久しぶりに安定した面白さ>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

史実と違うラストに驚かされた。でもタランティーノらしい滑稽なほど過剰な暴力を見ていると、彼があの事件にどれほど心を痛めて怒りを持っていたかが伝わってきた気がした。
ハリウッドでの生活に終わりが近付いて
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

4.0

あらすじは読まないで!

チャガンティ監督の前作SEARCHが大好きなのでこの作品もずっと見たかった。予備知識無しに見たら期待通り楽しめた。
観終わって読んだあらすじが全体の3分の2くらいのネタバレし
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グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

3.6

言うほどグロくなかった。SAWとか大丈夫な人なら問題なく見られる。ストーリーもしっかりしてて、細かく伏線もあったりして楽しめた。
ただグロいだけのスプラッタ系ではないので、むしろそういうのを期待してる
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モンタナの目撃者(2021年製作の映画)

1.0

何のトリックもヒネリも無く肉弾戦で解決!脳筋サスペンス!

セブン(1995年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

十数年振りに視聴。
デビット・フィンチャーは会話のシーンが秀逸。何の説明も無いのに会話からその人の人間性や相手との関係を見事に表現する。

改めて見て気付いたのは、モーガン・フリーマン演じるサマセット
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犬鳴村(2020年製作の映画)

1.0

英題のハウリングヴィレッジに草。
大人も子供も演技下手すぎ。
まずいシナリオって場面転換が無駄に多いなと改めて思いました。

来る(2018年製作の映画)

3.0

もしも映画を見る前にこのレビューを見ている人がいたら是非先に原作小説「ぼぎわんが来る」を読んでもらいたい。映画の5倍は面白いから。ついでに続編の「ずうのめ人形」も読んでもらいたい。もっと面白いから。>>続きを読む

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

1.0

この映画の原作漫画はサイコパスと思われる殺人犯の視点に立って心理を描こうとしている。そういった表現が良いか悪いかは別にしてそれが原作者のやりたかったことでありこの作品の肝だ。
逆にいうとそれが無いとこ
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

今どきこんなベタな設定持ってくるってことは相当斬新な仕掛けを用意してるんだろうなとワクワクして見てたのに捻りのないシックスセンスオチでがっかりだった。ナチの残党を匂わせたりとかすごく面白くなりそうだっ>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

怖いというより悲しい作品だった。母親と息子が口論するところは見てられなかった。この監督さんは親子の絆というものに懐疑的というか何か恨みでもあんのかなという印象を持った。

決死の覚悟で日記を暖炉にくべ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

この映画を見てから改めてジョーカーについてウィキで見てみた。元々素性のよく分からない人物らしいのでこういう仕上がりが正しいのだろう。
幼少のバットマンとの邂逅とか、明らかにフェイクといえるエピソードを
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