キム・ゴウンに尽きる。
彼女の作品は2作目で、その前は映画『コインロッカーの女』しか知らなかったので振れ幅の大きさに「すっごい女優や!」と目を見張るばかり。違う女優さんなら完走できたかどうか。その実力>>続きを読む
2020年年末から、数ヶ月かけて視聴。
メモが残っていたのであらためてレビュー。
横山三国志も知らずゲームもしない自分の三国志は ドラマ「軍師連盟」からなんだけど、こちらは全体をざっと把握するのに非>>続きを読む
あれだけ苦悩させ引っ張ったルイスの妻の轢き逃げ事件が、こんな形で犯人逮捕になるとは。
製作陣はこの件をどう決着をつけるかかなり揉めたのではないだろうか。結果は、思いもよらぬ小物による理不尽な巻き込ま>>続きを読む
ハサウェイがどんな経緯で警官になったのか、S1で気になった人は多かったはず。
S2の『業火の祈り』ではその一端を垣間見た思い。
ルイスとハサウェイ、このコンビネーションはルイスはともかくハサウェイは>>続きを読む
知的な主任警部モースと対照的に朴訥とした俗人の部下としてモースを支えたルイス。
そのルイスが今度は主役として帰ってきた。
すでにモースは亡くなり、ルイス自身も妻を失い子供たちは独立。そんな侘しい一人>>続きを読む
キャストのバランスがいい。
主人公に霍建華。加えて劉詩詩、馬天宇という単独でも主役を張る人達、そこに我らが釋延能がいる、というのも点数高い。
最初はこれぞ義賊という感じだったけど、だんだん4人の過去>>続きを読む
設定自体「あり得ない』ことだからそこは気にしない。
自分が悪いんだけど、もっと明るく痛快系の作風を想像して試聴したのがまずかった。
冒頭の事件が連続殺人犯なので被害者は女性。彼女らの恐怖の表情がてんこ>>続きを読む
キャラよし役者よし演技よし合戦アクションよしロケ地よし美術衣装CGもよし。
が、脚本がよろしくない…
こういったジャンプ展開の若者が主役ドラマで、息衍と蘇瞬卿のような大人の恋を丁寧に描くことも少な>>続きを読む
冒頭数話見るのに時間がかかってしまった。が、しんどかった前半をあそこまでじっくり描いた事で後半のラストへの収斂がより深くなったのだと舌を巻く。
楽しいばかりがドラマではない、人の業 捨てられぬ執着 >>続きを読む
まずは主演のシン・ヘソンの卓越した演技力がすべて。
朝鮮王朝王妃なのに現代のイケメンシェフと中身が入れ替わってしまう、という難しい役を説得力十分に軽やかに演じており、なんといっても彼女の存在があってこ>>続きを読む
2周目見終わりました。
これもまた2回目以降が面白いタイプでした。
脚本演出美術衣装俳優の演技、全てが高クオリティで見応えのある大河ドラマ。
これは四代にもわたる壮大なホームドラマなんですよね、朱>>続きを読む
まず、自分は郭麒麟くんが大好きだ。
だからこそ評価に困るドラマ。いいとこと悪いとこが両極端。
見る前の期待が大きすぎたでしょうか。
特に慶余年と深い関係があるわけでなく、総合プロデューサーが同じ>>続きを読む
ドラマ『秘密の扉』を先に見ていたので、冒頭からMAX辛くて辛くて見るのを止めたくなる位しんどかった。
チート級に“正しい“主人公イサンより、清濁併せ持ち有能ながら欲と自己憐憫に惑わされ道を踏み外すホ>>続きを読む
エンタメにするには身も蓋もない史実、朝鮮王朝最大の悲惨な事件をフィクションにした意欲作。是非はともかく政治の困難さはリアルに感じられた。
ハンソッキュは役作りのためエキセントリックな演技が続き、少々>>続きを読む
キャストがすごい。胡歌 エディポン ピーターホー、劉詩詩や袁弘 宗洋 童瑶 双子並みにそっくりな李解と宗峰岩、琅琊榜の蒙摯もいた。そしてお馴染み巴音など知った顔が一杯の安心感。
原題“少年楊家将“が示>>続きを読む
不思議だけど愛すべきドラマ。
個人的に生きるのに疲れたらきっとまた見ようと思う。完全に大人向けの童話。
全てが優しく全てが善良。
悪役であるはずの専務もパクホサンだからにしてオシャレでキュートなんだ>>続きを読む
続編ですが主要人物が続いて再登場するわけではないので、単独でも見られる作りになっているのがニクイ。
前作梅長蘇が掖幽庭から引き取りその後靖王が養子にした少年、庭生が“長林軍“の立派な将軍“長林王“と>>続きを読む
3周目を見終わったところ。
驚くべきは、3回目だというのに一度もスキップしたり早送りせず1話から最終回まで同速で全54話を堪能できたこと。
1度目は次が気になって寝る間も惜しんで見たので、細部があやふ>>続きを読む
映画『マルモイ ことばあつめ』→『世宗大王 星を追う者たち』→『王の願い ハングルの始まり』を観た事から、興味を持ったハングルとその創製。
ハングルがいかに特殊で考え抜かれた文字か、その成り立ちの困難>>続きを読む
チョジヌンの演技が最高だった。
それだけで高得点。こういう熱い男、しかも警察とくれば割と冷めて見てしまう天邪鬼な自分がイジェハン刑事の言葉に何度も勇気づけられ彼の涙にもらい泣きしてしまった。
キムヘ>>続きを読む
世の中には出会いのタイミングが最高の映画やドラマがある。
自分にとってはまさにこれがソレ。
やたら重くて破滅的な史実にコミットするドラマが続いて息も絶え絶えになってる時、このドラマが全てを癒してく>>続きを読む
こういった青春英雄譚で宦官(とはいえ西廠のトップなのだけど)が主役の1人になることは少ない気がするので、汪植の存在は新鮮だった。
17歳と歳若く一番冷静でありながら実は情深さも持ち合わせ、しかし立場>>続きを読む
見所は一杯あった。
サイモンヤムは相変わらずの男っぷり。王勁松演じる林耀東の品のあるゲスさも良い。
呉剛とヤムヤムのキャッキャうふふは思わず「中華圏の男どもの距離感はおかしいだろ!」とニマニマする>>続きを読む
今まで見てきた全ドラマの中でトップクラスに好き。
まるでワンインターナショナルの各フロアにズーム可能定点カメラを置いてあるような感覚。
しかもこれだけの登場人物各々の性格バックボーンまで分かるきめ細か>>続きを読む
この韓国版を見るために、二十数年ぶりに元ネタの英国verも見た。
元ネタが傑作なのはいうまでもないけど、こちらもよくできてる。
何よりもそこかしこにオリジナル『時空刑事1973 ライフ・オン・マー>>続きを読む
韓国ドラマ『ライフ・オン・マーズ』を見る為に、遥か昔夢中になったリメイク元のこちらを再び鑑賞。やはり傑作。
OPクレジットが上手くて毎度唸る。
そしてタイトルにもなったボウイの名曲はじめ主に当時のブ>>続きを読む
一言で表すなら、ハルピン!(設定は架空の街)
この地のノワール、ミステリーとの相性の良さに惚れ惚れする。
今作のように演技力の高い俳優の実力がきちんと発揮されるべく綿密に描かれる人間ドラマは文句なし>>続きを読む
素晴らしい大人のファンタジー刑務所ドラマ。
男率が高く衣装もセットも同じ、それでも評判の良さを裏切らぬ面白さ
各々のキャラ立ちが最高で個人背景を丁寧に描くので愛着が桁違いに増すのが堪らん。
犯罪者とは>>続きを読む
大陸でこのドラマの売りのひとつが、徐皓峰(シュー・ハオフォン)が武術指導と脚本を担当した、ということ。
彼はあの『グランド・マスター』で王家衛(ウォン・カーウァイ)監督からヘルプを出され途中から呼ば>>続きを読む
出演者の堅実な演技はもちろんのこと、このドラマはとにかく目に麗しかった。
美術 小道具 衣装 ヘアメイク、撮影の絢爛さをはじめ、ロケ撮影も素晴らしく、なかでも『康熙南巡図』さながらの勇壮な木蘭行圍シ>>続きを読む
見た人が大好きになる女優スン・リーの数あるドラマの中でも一番好き。
というか今まで見たドラマの中でもトップクラスに素晴らしい。
清朝というと後宮ものが多いなか、その紫禁城の外に住む人々の方が圧倒的に>>続きを読む
孫子の兵法って紀元前に書かれたとされてるのに現代でもこれほど有名なんてすごい。
が、調べてみると兵法を書いたとされる孫武という人は記録が曖昧で逸話も「んなアホな」というのも混じってたりして、『史記』>>続きを読む
想像以上の良作。
見ていてすぐに馴染んだのは、かつて大陸で『第五世代』と呼ばれた監督たちがまだ若かりし頃、8,90年代の油の乗り切った頃の作風を思い出させたからかもしれない。
孔子とのちの世で呼ばれ>>続きを読む
浣花洗剣録
原作からずいぶん改編されているそうですが、どこがどう変わってるか自分には分からない。
3組の若者(+1)の恋を絡める設定は面白いけど、舞台の変化があまりなく、皆ずーーーっと親の因果と己>>続きを読む
キャストの厚みは言うに及ばず、変に『過剰なまでの華美な美術♪』でないのがよかった。
その分目移りせず、俳優の演技に集中できる。
アクションシーンも然り。
正直、アクション脳の自分にはかなり物足りない>>続きを読む
これは87年から(スペシャル版を加え)2000年まで放映された英国の人気シリーズ『主任警部モース』の前日譚にあたるドラマ。
主任警部の方をうんと昔夢中になって観た1人として、その主役モースの若い頃の>>続きを読む