ゆうきさんの映画レビュー・感想・評価

ゆうき

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砂の女(1964年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

自由と承認欲求の間で揺れる男の姿がひたすらに描かれている。装置の成功を伝えたい相手が都会の人ではなく、村の人間であるという所に慣れの恐ろしさを感じた。
乾いた細かな砂の表現がリアルすぎて見ているだけで
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空白(2021年製作の映画)

3.7

重たい雰囲気がずっと続く。正直、希望的展開を望んでいながら見ていたが、少女が事故にあった後で残った人間が壊れていく様をリアルに描写している。事故に関わった罪悪感をどう受け止めるか、人によって大きく違う>>続きを読む

プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.2

場面が建物の中から全く変わらずにストーリー展開していく。その割には登場人物も多く、様々なイベントが起こるため斬新で既視感が生まれないのがすごい。わかりやすく社会的メッセージを孕んだ映画だったが、ラスト>>続きを読む

浅草キッド(2021年製作の映画)

3.3

本物のビートたけしをあまり詳しく知らないですが、とても楽しめました。過去の栄光を夢見るも落ちぶれていく師匠と対象にどんどんのし上がってく弟子を見てると悲しいような嬉しいような複雑な感情が芽生えてきた。>>続きを読む

CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

3.0

悪夢を見てるようだった。理性を失った人間の恐ろしさを体感できる映画だ。ストーリーはほぼ無いと思った方が良い。段々と狂っていって最後はカメラまで反転してもう何が何だかわからない状態。終始引いてました。

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

序盤のラブコメから一転してシリアスなムードになっていった。とにかくラストの破壊力がとてつもない。森田の残虐なシーンを終盤ずっと見させられてからのだから、そのギャップにショックが大きく感じる。

ファーザー(2020年製作の映画)

4.1

基本的に認知症患者の目線?でストーリーが進むので、話が交差して理解に苦労した。何が事実なのかわからないけど、確かに感じるのはアンが父親を思う気持ち、そしてアンソニーが娘を思う気持ちだった。みんなを困ら>>続きを読む

ターミナル(2004年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

心あったまるいいお話。最初は毛嫌いしてた従業員もビクターの誠実さに惹かれていく様が視聴者を嬉しい気持ちにさせてくれる。ビクターの誠実だけど理解が鈍い感じが動物みたいでとてもかわいい。

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

3.1

苦しい生活から救われるために神を信仰するのに、信仰によって迫害されるというジレンマを考えさせられる作品。信じることの大切さと、逆に弱みとなる部分をリアルに描いてると思う。

ザ・コア(2003年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

いろんな分野の学者が犠牲と共に団結していくのがとても感動した。船内でトラブルが起こるのがほとんどで、不安になる要素があまりない。ワクワクした冒険のような要素がもっと欲しかったかな。

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

3.3

警備システムがざるすぎて思わず笑ってしまった。ワールドに比べてグラフィックの面でかなり劣っているものの、ラプトルやTレックスの迫力は凄まじいものがあった。

バイオハザード(2002年製作の映画)

3.4

特に言うことないシンプルなゾンビパニック映画だった。リッカーのCG丸見え演出を除けばとても面白い。

ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

3.7

とにかく恐竜の迫力がすごい。作中には代表的な恐竜しか出でこないためとても親しみやすい。終始ワクワクしながら見れた。

海底47m(2017年製作の映画)

3.1

最後だけ面白かったけど、基本檻の中から動かないので物語の展開が遅く感じてしまう。サメというよりは海底の恐怖を煽る演出だった。個人的にはもっとサメ見たかったかも。

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

3.7

やはり海の怖さは「正体がわからないものが潜んでいる」というところにあると感じた。その分サメの全体が見えたシーンと船長のシーンは迫力がすごい。あとサメのbgmが素晴らしい。

パニック・ルーム(2002年製作の映画)

3.3

怖いもの見たさで視聴したが、ホラー要素は少なめな印象。内側からしか開かないパニックルームに籠城する親子を、どうにか内側から開けさせようとする強盗の話。難攻不落のパニックルームが段々と攻略されていく様は>>続きを読む

ビースト・オブ・ノー・ネーション(2015年製作の映画)

2.3

戦争に家族をバラバラにされたのにも関わらず、生きるために戦争に参加しなければならない悲惨な映像がずっと続く。社会科とかの資料映像を見てる気分だった。

スプリット(2017年製作の映画)

3.3

演じているのは同じ俳優のはずなのに人格ごとに誰が誰だか一瞬で把握できるのはすごい。しかも人格が変わったとかのモーション無しで。でもやはりこの人格はどんな性格だっけ?となってしまうのはあるかも。ストーリ>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

表面的にはお金で繋がっている家族だけど、実際のところは意図せず家族としての絆ができてしまっていたと思う。貧困だし訳ありの家族だけど、あそこが幸せな空間に見えた。
お母さんが仕事クビになるシーンがとても
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メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

3.2

ストーリーがとても面白かった。伏線が多くて、アクションシーンもいろんなところから銃とか乗り物が出てきて凝っているなと感じた。しかしヒロインとなるMが特に能力面でも性格でも特徴がないのが寂しい。クールさ>>続きを読む

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.8

めちゃめちゃ良い話。主人公オギーの悩みだけでなく、家族や友人の悩み事にもスポットライトが当たっていて、みんなに苦労があるという設定が見ていてわかるからこそ、みんなで団結して困難を乗り越えていく姿に感動>>続きを読む

メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

3.5

KとJのコンビがとても良い。Jがテンションの高いお調子者、Kがクールな渋いおじさんという感じでマッチしていた。個人的には採用試験の筆記でJが頑張ってるシーンがお気に入り。

幼い依頼人(2019年製作の映画)

3.6

かなり刺激的な暴力描写があって見るのが大変だった。裁判のシーンでもあったが母親、母性とはなんだろうって考えさせられる映画だ。暴力はもちろん悪だけど、他人の子供で、偽のママと言われても愛し続けろっていう>>続きを読む

嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)

3.0

転落人生の中で自分では孤独に悩みつつも、実は心配してくれる家族がいて、楽に話せる親友もいる。自分を思ってくれる人をずっと大切にしたいなと感じさせる映画でした。

渇き。(2013年製作の映画)

2.9

人間の狂気の部分をリアルに表現しているが、警察や先生などの狂人とはかけ離れたポジションの人達が悪者だったりするからどこか非現実味を感じる。登場人物が全員腹黒い人ばかりで、誰に感情移入して映画を見ていい>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

2.8

とても難解な映画。時間が逆行する兵器の話だが、空間自体が逆行するのではなく人や物だけが逆行するという世界観にかなり頭を悩まされた。映像に力を入れているのは伝わってきたが、オチとなる時間の逆行を使ったト>>続きを読む

事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

1.8

このレビューはネタバレを含みます

映像、音、演技全てが安い。強いて言うなら道端でおじさんにお守り買わされたシーンはちょっと面白かった。正直ラストの線香でやっつけるとことか丸々カットでもいいと思う。笑うと3分寿命が伸びる話ずっと引っ張っ>>続きを読む

屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ(2019年製作の映画)

1.6

気持ち悪さに全振りした映画。ハッピーな出来事はひとつもなく、なんか可哀想な一面もある。自分には合わなかった。残念。

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

それぞれの時間軸が最後でぴったり重なったという解釈でいいのだろうか。同じ監督作品のメメントを先に視聴したがそれに比べたら難しい要素は少なかった。しかし、とにかく人物がたくさん出てきて、主役的な人もおら>>続きを読む

メメント(2000年製作の映画)

2.7

初見では理解が難しかった。初手に物語のクライマックスとなるシーンが来てるので、まだ映画の世界観もわかってない序盤でいろんな情報を渡されてもわからなかった。結局ラストはどうなったのか分からず終いだった。

ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.1

前半はキュンとするような甘酸っぱい恋愛ストーリー、後半は主人公グイドの頑張りに思わず応援したくなるハラハラな展開、ラストは子供の優勝だ!と喜ぶ姿に胸が締め付けられる、感情の激しい映画だった。嘘をついて>>続きを読む

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

戦争映画なだけに残酷なシーンが多く、車椅子の老人が窓から投げられ死体を車で轢きながら去っていくシーンは個人的にかなり応えた。主人公のシュピルマンみたいな何かの才能を持った人でも、戦争という場ではただの>>続きを読む

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

誰が悪役なのか予想しながら見ていたが、全員が悪魔の手下なのは恐ろしかった。逃れられない悲劇だとわかっていながら、所々で希望の光を見せてくるのが憎い演出。最後は急に母親になることを受け入れたのがすこし謎>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.7

冒頭のカーチェイスがかっこよくて、一気に物語に引き込まれた。主人公が急にパルクールして警察から逃げたり、初見で銃を扱えたりと、ちょっと強引に感じる部分はあるが、全てをベイビーのかっこよさでカバーしてい>>続きを読む

ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.4

コメディ要素が強いゾンビ映画といった感じ。しかしコメディとは言いつつも籠城するシーンなんかは結構怖かった。最初は頼りないショーンがストーリーが進むにつれ頼もしくなっていくのが良い。ラストはほっこりした>>続きを読む

家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.0

辛すぎて見てられない。幸せを掴もうと頑張れば頑張るほどそれを邪魔する人が出てくる。運送会社の支配人が途中から悪魔に見えてきた。冒頭でプライドがあるから生活保護は取りたくないみたいな会話があったが、ほん>>続きを読む

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