若色さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

若色

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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

“花束みたいな恋”とはなんだろう?
タイトルだけ聞くと、それはそれは華やかで満たされていて新鮮な恋なのだろうと、いいイメージしか持たなかった。

でも花束の行く末を考える。
花束は枯れるしか運命がない
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ワタシが私を見つけるまで(2016年製作の映画)

3.5

2回目の鑑賞。
初回より良かった。
映画ってこうゆうことがあるから不思議。

主人公アリス(ダコタ・ジョンソン)のスタイルの良さといったら…!!
ハイミニのピッタリワンピに背中チャックがあったって着た
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ピッチ・パーフェクト2(2015年製作の映画)

3.8

そっか!
これはミュージカルコメディだったのね!
もうこれはコント番組が作ったミュージカル映画のようなコミカルさ。
音楽はかっこいいし、アレンジも最高。

Riff off(チーム同士のアカペラバトル
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.0

映画を自分の人生のどこかに重ねてしまうことが癖になってしまっているわたしにとって、少し落ち込む映画だった。

産む人。育てる人。盗む人。
母を知らない人。母を待った人。子が離れていく人。
買う人。欲し
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滝を見にいく(2014年製作の映画)

3.9

予期せず当たりの映画を見た。

沖田作品のぬるっと始まる感じが苦手、最初はどうも居心地が悪い。
途中まで見ても、うーん、盛り上がりはイマイチで、ハズレ選んでしまったかなぁと少し後悔する。

いやいや、
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実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)(2007年製作の映画)

3.8

5回くらいに分けて見た…。

知らないことばかりだった。

ドキュメンタリー監督の、森達也さんに言わせると、山岳ベース事件は集団になり、ストレスをかけられ、声の大きいリーダーがいる典型事例らしい。
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At the terrace テラスにて(2016年製作の映画)

3.8

「100%毎回与党に投票する人々が織りなすテラスでの会話劇」とい破壊力のあるキャッチコピーに釣られ、まんまと鑑賞。

こっりゃおもしろい!!
後味爽快。スッキリしてます。

でもそこまでの道のりが、、
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教育と愛国(2022年製作の映画)

2.5

タイトルからして、教育に関する様々な課題意識があるのかと思っていた。

上映時間のほとんどは慰安婦問題。
そっかー。

そしてどうも悪意ある切り取り方。
そっかー。

スコア低めです。

東京2020オリンピック SIDE:B(2022年製作の映画)

2.7

うーん。
やっぱり色々ミスマッチ。
河瀬直美監督が撮ったドキュメンタリーという点で、まだsideAのが新鮮さがあった。
本作になると、映画を通して何を伝えたいのかがようわからんくて、やたら差し込まれる
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東京2020オリンピック SIDE:A(2022年製作の映画)

3.1

短期間ではあるけど、オリンピックに従事していた経験があるので、内情をバラすと、今回観たサイドAについては、河瀬クルーが撮ったオリンピックの競技中の映像はほぼないと思う。オリンピック専属プレスが撮った映>>続きを読む

プロジェクトA(1983年製作の映画)

3.7

そういえば観てない名作と思い出し、手を出した。

1本通して観たことはなくとも、色んなシーンに見覚えがあって、それもそのはず、バラエティー等で多数取り上げられたシーンがあるとのこと。
また、アメトーク
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.8

注目したのは事件を追いかけることに夢中になった筧井(岡田健史)が食べるカップ焼きそば。
映画における食べるシーン専門家の私は、あのシーンでのメッセージ性を感じてしまった。

事件を整理しながらかっこむ
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.8

実は観てなかった作品。
めちゃくちゃ面白くて度肝を抜かれた。
カメラフレームの取り方が小粋なのにカッコつけてない。1番かっこいいやつ。
殺し方のグロさでストーリーを盛り上げるなんてチンケなことはしない
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.9

え?これまだ観てない人いるんですよね?羨ましすぎなのですが。
余韻が抜けずに王将に来て、ハイボール飲みながらこれ書いてます。

庵野脚本は、無駄も隙も与えない。
なんでこうもカメラ割りが多いのにギリギ
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白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

3.2

劇場で観て、再びの鑑賞。

オチを知っていると、色々なトリックや偶然にうっそーんとなってしまって、次々と不運が舞い込みすぎの主人公(井上真央)に同情も湧いてくるより先にうっそーんとなっていた。

構成
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.1

新幹線の移動中に観たいから吹き替え版をDLしたことをヒース・レジャーのジョーカーを堪能するなら字幕じゃん!と後悔した。

ということで、字幕版をまた見返そうと思います。

恋の罪(2011年製作の映画)

3.0

3度めくらいな鑑賞なのに、忘れてるとございます盛りだくさん。

ここでも園子温監督がやりたいことは変わんないなぁー
ここ1ヶ月間で続けて観てるせいか、お腹いっぱい。
大声のシーンは早送りで十分。

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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

3時間を超える大作を自宅・1人・PCで見切れる集中力を自身に期待できなくて、劇場で鑑賞。
結果→観てよかった。

愛車を愛する主人公(西島秀俊)にとってドライバーの渡利みさき(三浦透子)は、愛車を擬人
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英雄の証明(2021年製作の映画)

3.7

白か黒かをはっきりさせたがるこの社会では、9割の真実があっても一握りの嘘があるだけで、全部を嘘だとしたくなる、ある意味でっちあげたくなる集団心理が働く。

白のみの人間は生まれてすぐの赤ん坊くらい。で
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

3.7

観てないし、観るか。
と思ったら…あれ!知ってるなこれ。

観たことあった‼️

でも1回目より断然面白かった。
ストーリーより、人が変わっていく様にフォーカスできた。

息子は気がついてたんだよね。
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止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

3.9

白石和彌監督大好きなのに、全然見逃してたこの作品…。
映画愛がジワリと漂う名作。
でも暑苦しくなりすぎないのは、青春の若さを清々しく描いているからか。

オープニングの音楽めっちゃかっけー!と思ったら
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パーフェクト・レボリューション(2017年製作の映画)

3.2

障害者のクマ「俺、寿命短いんだよ」
ミツ「わたしも!長くて100年。短くて5秒!」

この台詞いいなー。
すごく2人の関係性が出てる。

この映画予告は映画館で観ていて、女の子(ミツ)役誰だっけかなー
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女教師 シークレット・レッスン(2016年製作の映画)

2.9

2時間観てこれか…、、、

オチもなにもない。そのまんま。
サスペンスを軽く観たい方にはいいかも。

男子生徒役のイ・ウォギンの素朴だけど色っぽくて、でも中身は子どもで、大人になりかけの何色もの表情を
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.6

実は初見。
今日は雨の日曜だし、こんな日の午後には古い映画が合うような気がした。

全然面白い。
コメディタッチで笑えるし、小物やインテリア、ドレスやワードローブの美しい布地にはウットリする。

そし
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君が君で君だ(2018年製作の映画)

2.9

池松壮亮君大好きだし、
松井大吾監督も好きだからと思ってみたけど、つらかったーーー
5回くらいに分けて見た。
暑苦しくて、汗臭くて、異様な愛情。
池松君の人格は崩壊してると言っていい。病的でついていけ
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アンネ・フランクと旅する日記(2021年製作の映画)

3.4

実はアンネの日記を読んだことはない。
夏休みの読書感想文に選ばれがちな名著だからこそ、天邪鬼なわたしは手に取らなかった。
読書感想文も嫌いだし、それに選ばれる本なんて読むもんか精神。

だから彼女がど
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ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

3.5

優しい嘘はおいといて、
イギリスな振る舞いがカッコイイ。

お金も仕事もなくても、着る服はスーツ。朝の紅茶は欠かせないし、焦げた薄ーいトーストをニンマリして見ていた。

貧しい中でも、弱者を助けずにい
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エッシャー通りの赤いポスト(2020年製作の映画)

3.8

本当にまあこの人(園子温監督)の好きなものは一貫してて、ブレなくてかっこいい。流行とかじゃなくて、へそだしで、女性の柔らかいフォルムがわかるスタイルが好きで、それか体のラインがハッキリわかるスタイル。>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.9

パーティ映画大好きなので、期待して観てしまったが、なかなかパーティに辿りつかなくて、え!そうゆう映画?!って思ってしまった。

同級生がとても優しい。
みんなめっちゃウェルカム。
少し前の映画だと、場
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