まぴおさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

まぴお

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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.7

【変態軍人盲目おじいちゃんfeat.ワンちゃんVSずっこけ泥棒3人組】

いやぁ中々の変態映画でした。
クリスマスにみる変態映画もまた乙ですな。
何が変態だったかはネタバレになるので観てもらうことにし
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.8

【生まれ持った悪意】

やはりこの原作者、病んでるなぁ。
まぁ「ヒミズ」を描いたあたりからそっちいくだろうなとおもってたんですけど。
前半のコメディタッチからじわじわと侵食していく負の連鎖。
そして畳
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ミケランジェロの暗号(2010年製作の映画)

3.7

【君の名はミケランジェロ】

ナチス「これってもしかして…」


ユダヤ「わたしたち…」


 「「入れ替わってるー??!!」」

大体こんな話です。


ユダヤとナチスものって時代背景から結構、暗
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レック(2007年製作の映画)

3.0

【婆怖い】

一昔前にホラーで流行した「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」や「クローバーフィールド」と同じ手法で作られたP.O.V.
この手法のメリットはカメラ視点のブレと限られた視野のリアルな臨場感。
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22ジャンプストリート(2014年製作の映画)

3.6

【ブロマンス路線が意外に胸キュンで切ない】

前作の21ジャンプストリートに満足した人は安心して
今作も観れるはず。

前回は麻薬捜査のために高校生になりすまし潜入しますが
今回は麻薬捜査のために大学
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デス・ルーム(2006年製作の映画)

1.2

【今から怖い話しますね】

これオムニバスなんですよ。
怖い話の。
いきなり部屋に閉じ込められて怖い話すれば抜け出せる設定で話は
進むんですよ。4話くらいの。
で普通は1個くらい面白い話があってもいい
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誰も守ってくれない(2008年製作の映画)

3.5

【加害者の家族の運命】

殺人を犯した加害者はもちろん法的に裁かれる必要があるが
その加害者の家族たちは裁かれる必要があるのだろうか?

これはマスコミやネット上での正義という名の悪意に晒された
加害
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ゾンビキング(2003年製作の映画)

1.2

【ジョージ・A・ロメロプレゼンツ】

まずね。

どうしてこの映画を観ようと思ったのか...

あ、思い出した。

ジョージ・A・ロメロのプレゼンツとかいう作品だから観たんだ。

仮にそれがわからくて
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フルートベール駅で(2013年製作の映画)

3.3

【本当にフェアな視点】

物語は一人の青年が命を落とすまで一日を描いている。
プロローグから実際に起きた映像を見せながらこれから
起こるであろう死の予感を描写している。
テーマとしては根強い人種差別に
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SUPER 8/スーパーエイト(2011年製作の映画)

2.7

【昔ってよかったの?】

J・J・エイブラムスってスターウォーズにしろスター・トレックにしろミッション・インポッシブルにしろジュブナイル的発想で作品を作る監督なんだなぁという印象を持ちます。

それぞ
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ホワイトハウス・ダウン(2013年製作の映画)

3.8

【TDDP♪】

I have a 24~♪

I have a Die Hard~♪

oh‼

Die Hard~ 24!

I have a President~♪

I have a Dau
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.5

【世界の片隅で気づいたこと】


「生活」をするとは「性」と「食」の連続である。
このどちらが欠けても人の生活はいつか滅びてしまうし未来はない。そしてそれはどの時代であっても切っても切れないもので戦争
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LEGO(R) ムービー(2014年製作の映画)

3.9

【保護者の方へ】

LEGOは以下の理念をもってこの世に玩具やサービスを発信しているそうです。

・遊びに無限の可能性
・女の子にも男の子にも
・どの年齢の子どもも夢中になる
・一年中遊べる
・子ども
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ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ(2015年製作の映画)

3.8

【ホラー映画への愛】

いやいやホラー映画への愛をとても感じることができる作品でした。
ホラー映画好きはもちろんスプラッター苦手な人も全然みれちゃうB級ホラーコメディです。
パッケージで損してる映画で
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.7

【ナタリー・ポートマンの人生】

レオンで子役としてデビューしデカプリオ同様にオスカーに恵まれなかった女優。
二人に共通する部分は子役時代から染み付いた「優等生キャラ」

長年、レオンやタイタニックの
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ミニオンズ(2015年製作の映画)

3.3

【ダーウィンの進化論】

最も強い者が生き残るのではなく、
最も賢い者が生き延びるのでもない。

唯一生き残ることが出来るのは、
変化できる者である。

これは進化論で有名なチャールズ・ダーウィンの言
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13階段(2003年製作の映画)

3.4

【あなたは死刑囚の絞首ボタンを押せますか?】

邦画を観ていて気になるのが台詞が小さくて聞こえない作品が多いこと。
これもその声が小さくて何を言ってるかわからない映画でした。

邦画でも全作品に字幕つ
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天才スピヴェット(2013年製作の映画)

4.0

【天才の育て方】

やはり子を持つ親だったら誰もが我が子に賢く健やかに育ってほしいですよね。
そんな親御さんに必見。
これは天才をどうしたら育てることができるか家族をテーマに所々にヒントが散りばめられ
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おとうと(2009年製作の映画)

1.5

【家族との対話】

人と人のコミュニケーションって本来、顔と顔、目と目を見て話すのが
基本だと思ってるんですね。でも今の家族や知人のやりとりって携帯いじりながらとか
LINEやメールでテキストで伝える
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シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

3.0

【意外に原作に忠実なシャーロック・ホームズ】

皆さんのシャーロック・ホームズのイメージと言えば鹿追帽にインバネスコートにパイプをくわえた知的な紳士というイメージですね。

そう、まるでまぴおさんのよ
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あん(2015年製作の映画)

3.9

【万物の初めと終わり】

日本には昔から八百万の神といって万物に命が宿ると考えられた。
それはもちろん食材にも共通することでありその生命を食すことによって
人は次の世代へ生命を繋ぐことが可能となる。
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ストレイト・アウタ・コンプトン(2015年製作の映画)

3.7

【N.W.Aは何を生み出したのか?】

ギャングスタ・ラップで成功したバンドN.W.Aの自伝映画。
日本だとメンバーのアイス・キューブが有名だったりするね。

映画化されるバンドやアーティストって大体
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カンフー・パンダ(2007年製作の映画)

4.0

【ぽっちゃり系でもかまわない!】

なにやらぽっちゃり系女子を肯定するような主人公ですが今作は「型にはまるな!」自分の特徴を最大限に活かせよってのがテーマです。

ドリームワークスって改めて映画愛にあ
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レスラー(2008年製作の映画)

3.4

【切なき人間賛歌】

本来なら人間ってのは引き際っていうのがあって
サラリーマンだって社長だってスポーツ選手だって職人だっていつか引退をしなきゃいけない時期がくる。それは体力の衰えだったり思考の衰えだ
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サベージ・キラー(2013年製作の映画)

3.2

【切ない秋の大運動会】

この監督たぶん腸フェチですよ。
ことあるごとに腸がズルズルでてくるんです。
あまりに腸が大好きすぎて警察官と腸で綱引きを始めるんですよ。
オーエス!オーエス!って。

秋とい
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恋人たち(2015年製作の映画)

3.8

【話を聴いてあげること】

人と人って気持ちで繋がりたくても全然、繋がらない。
その繋がらない原因って実はすごく単純なんですよね。

それは相手の話を聴こうとしないから


相手の話を聴くことがこれら
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ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

3.3

【電○も真っ青、年端もいかない子供に命をかけさせる校長がいる学校】

相変わらずブラック企業ならぬブラック学校。
もちろん世界観もブラック。三大魔法学校対抗試合を前にいつ生徒が死んでもおかしくない空気
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キツツキと雨(2011年製作の映画)

3.4

【ゾンビがわーっと出てぐわーってなる映画】

パッケージから思いもよらないでしょうがこれゾンビ映画です。
いや「ぞんび映画」と言ったほうがいいでしょうか。
とある日本の山村で火葬文化なのに大量発生した
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マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

3.3

【僕はギリシャ語がペラペラだけど意味はわからないんだ】

女性っていつまでたっても美しく元気に輝いていたい。
いや、それは男性も変わらないけど。
とにかくこの映画は女性のための映画。
50代になっても
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ヒストリー・オブ・バイオレンス(2005年製作の映画)

3.6

【人はなぜ暴力を求めるのか?】

暴力の歴史とはいわば人間の歴史とも言える。

得てして不思議なもので人は酷く暴力を嫌う一方でその力に魅了される。
それは映画や漫画やゲームや小説などでひっきりなしに利
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ベテラン(2015年製作の映画)

3.3

【誰か私を殴って下さい】

え?いつからまぴおさんはドMになったんだって?
いやいや僕のことじゃないですよ。まぁ世の中には女性にお仕置きされたい
踏まれたいって人がいるのも否定はしませんが。

世間に
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.8

【みなさんは直感とデータがあるとしたらどちらを信じますか?】

昨今、ビックデータをビジネスに活かそうという流れがきている。
ビックデータとは簡単に言ってしまえば様々なネット上のデータを集め
た膨大な
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くもりときどきミートボール(2009年製作の映画)

2.8

【飽食の時代に向けたメッセージ】

ある島で発明家フリントはある日、水を食べ物に変える機械を発明。しかしそれが事故により天高く打ち上がってしまった。それから空から食べ物が降ってくることに...その島は
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.7

【正しい生き方】

「君の名は」を観た人のレビューや感想にいくつかのある言葉が見られた。

「青春時代に観たかったな...」

若い頃の感性はいつのまにか大人の感性に変わっていて
ふと自分が大人である
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ハナ 奇跡の46日間(2012年製作の映画)

4.4

【スポーツの本当の役割】

リオ五輪で一つの事件が起きた。
北朝鮮と韓国の女子体操の出場選手が二人で自撮り写真を撮影したのだ。

その半島、元は一つの国であった。
しかし北はソ連の領土として南はアメリ
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サイン(2002年製作の映画)

3.5

【シャマランはツマラン】

そこのあなた!シャマランってシックスセンス以外、糞だって思ってませんか?だめですよ。そんなこといっちゃ。つまらないと思う人は彼の表のテーマしか見てないからですよ!裏のテーマ
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