キャベ太さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

キャベ太

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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

4.7

原作のテーマを現代の韓国の若者を取り巻く社会問題において表現している脚本に脱帽です。
演技とか映画全体を覆うミステリー感とかは世界最高レベルですな。

ニッポニアニッポン フクシマ狂詩曲(2019年製作の映画)

1.0

新たな事実もたいしてないし、しかもそれを滅茶苦茶な意味不明な方法で表現しているので、何を表現したいかさえ伝わりにくくしてしまってる。

作り手側がやりたいことを勝手に詰め込んだような映画。

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

5.0

文句のつけようがありません。凄い一大叙事詩!

社会主義批判の皮肉やメタファーの効かせ方のうまさはもちろんのこと、ユーゴという国家自体を批判しながらも、崩壊した国家に対する郷愁の念を二度と戻らないこと
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ノーザン・ソウル(2014年製作の映画)

3.1

大好きな文化がテーマなので始終楽しくはあるんだけれど、映画のつくりとしては定番青春映画の焼き増しに他ならないです。
まぁ、この手の青春モノは定期的に見たくはなるのですが...。

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.6

才能故に裕福ながら孤独な黒人ピアニストと、程度の差こそあれ当時のアメリカでは差別対象だった荒くれイタリア系の二人が、お互いのことばに影響されながらナイスコンビになってゆく様が、ピーター・ファレリ監督お>>続きを読む

判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

素晴らしい映画。

些細な裁判を通して蓋をされてきた民族同士の感情が表面化されてきて国全土を巻き込み、それでも裁判が進む中で互いの歴史に目を向けてお互いに被害者だったと悟ることで、原告被告の当人同士は
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人生フルーツ(2016年製作の映画)

5.0

「美しさ」は、お金をかけて手に入れるものなどではなくて、よく食べて、よく笑って、よく手を動かす毎日の中にあるものなのだと、この素晴らしいご夫婦の暮らしの風景を見ながら感じました。

ぽろぽろ流れるきれ
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.9

久しぶりに笑いまくった邦画でした。

発想もさることながら、映画愛がいっぱい感じられてマジサイコ~!

老人Z(1991年製作の映画)

3.4

江口寿史のキャラデ×大友克洋のメカはズルい。

ラッキー(2017年製作の映画)

4.2

充電ムービー。

思わずすこーし表情が和らいで、ほっこり。

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.8

ストーリーいいし、脚本いいし、リズムいいし、よい映画でした。

20代半ば以降の女性だとかなりグッとくるのではないでしょうか?

素敵なダイナマイトスキャンダル(2017年製作の映画)

3.3

佑くんは演じてる感じを全然出さずに、日本らしい映画に本当に合ってるなぁと感じました。

前田敦子もすっかり役者になって、今後も出演作は増えてゆくのでしょう。

ゆれる人魚(2015年製作の映画)

3.2

エロもグロもミュージカルもすべての要素が中途半端でしたが、インパクトある画にセンスが感じられたので、この監督は今後もっとよい作品を創っていくと思います。

パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

2.8

パンク、B級宇宙人、エロ、バカ、70年代後半イギリスと要素としては全部大好物ですが、脚本がよくなかったです。

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.2

よい映画でした。

松岡茉優は実際のキャラにかなり近い役なんだろうけれど、演技よかった。

軽さとかリズムのよさとか、綿矢りさっぽさをしっかり表現できてて良作。

エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

4.7

ホドロフスキーの自伝映画でありながら、詩と、アートと、創造と、生への歓びの最高の賛美歌。

これが遺作になったら素晴らしいことだけれど、でも前作の素晴らしさも含めてまだまだ撮ってほしい!と思える本当に
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