とぅさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

とぅ

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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

なんと完成された映画……………
美しい………
またあらためて見るので軽めに。
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細部に愛を感じて仕方ない
それぞれ思うことがあって
悪い人なんて実際この世にもそんなにいなくって、それぞれの価
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不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

どこまでもキュート……
この愛おしさ、なんだろう………
生まれたての赤ん坊のように無邪気な映画だ……クゥ……

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ファンタスティックプラネットが好きと伝えたらこの映画をお薦めしてもらい、訳も
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お嬢さん(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

なんと言ったらいいのか、、
確かに2回裏切られるだとかストーリー的なものはなんとなくわかるんだけど、
結局見終わって何が伝わったのかと言われたら、まだ何もわからない…。別に悪い意味ではなくて。
それが
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

やっと見た、。
想像していたのと全然違った…
一回目はただただ圧倒されて終わった…

徐々に闇に飲まれてゆく感じ、
全てが信じられなくなってゆく感じ。
もがけばもがく程抜け出せなくなる泥沼みたいに身動
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

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図形のような画とお茶目な構図。
雑誌ならではの、
比喩的な言い回しが作る空気感。
とてもフィットしていて気持ちがいい感じ

映像の中に紛れる文字
一つのシーンそれぞれが一枚の絵に見える
字幕よりも吹き
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バーズ・オブ・パラダイス(2021年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

あっっっっすごい好き…………
なんとまあ美しい。
かなり予想外に、
好きランク上位に躍り出てきて驚き。

かなり序盤で「ジャングル」が出てきたり抽象的な表現も多々あって最初の方でもう結構満足してしまっ
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

名言だらけで心が浄化される
ほんっっとにそのとおり!
ってことばかり。
全人類見たほうがいいんじゃねーかい?と思う系。

夜に見てしまったら眠れない。
眠れればとってもいい夢が見れそう。
エネルギー量
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彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

4.3

異国の日常と非日常に触れる心地よさ。
盲目という一つのテーマがあるけど、なんだかそれを当たり前に落とし込んでて、
たまにもやっとする同級生からの揶揄いは誰にだって経験のあるようなもどかしさで、そんなち
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.2

聞こえないって、とてつもなく不安になるんだなと感じた。不思議な体験だった。
音が聞こえないという視点から、日常生活のさまざまな違いが見えて興味深かったし、コミカルなところもあって笑って観れるから素晴ら
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PITY ある不幸な男(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ムードが終始均一で
とても整頓された画面。
泣くということは感情が大きく動いているはずなのに、演出はそれを打ち消すような淡々としたもの。
そういう程よい不気味さを感じながらも、
主人公の生活自体にはあ
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Everybody's Talking about Jamie~ジェイミー~(2021年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

とっても簡単にすると、
あースッキリ!て感じ…🌞

大切な言葉がたくさん詰まってた
みんなそれぞれが、自分や他人を大切にするための素敵な言葉。
自分を肯定する強い力は周りにも伝染して、いい循環が起こる
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ドキュメンタリーみたいな、そうかと思えば絵本を読んでいるような感覚。
人生を覗き見ているかのような気持ち。
ストーリーはあるものの、あきらかな答えや正義は示さない不思議な作品だった。

激しく上下する
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

やっとみた
久しぶりの邦画
実際住んでる場所が題材だとやっぱ引き込まれ方が違う。邦画見た後って、そこら辺歩いてる一人一人にストーリーがあるんやなぁと浸ってしまう…
何故か胸糞だと思ってたけどそこまでで
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セッション(2014年製作の映画)

4.5

頭で観る映画ではなくて
心と感覚で感じる作品。

一番最後のドラムの音で
内容全部吹き飛ばされた。
見終わったあとがスッキリしすぎて
映画後じゃないような気持ち。
お風呂上がりみたいや…


メモ
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アリスの空(2020年製作の映画)

4.4

紙芝居を映像にしたみたいな
途切れ途切れの時間軸と
どこか他人事みたいな空気感
段々とテンポが落ちて、
ダークな世界に引き込まれていく
だけどもある程度の限界線があって
劇や絵本みたいに、
視聴者と映
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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

▼感想
ストーリーとしてどこか概念的、抽象的な雰囲気が漂う。
子守はいつも急に現れていつの間にかいなくなっている。どこか掴みどころのない存在。
シーンが少なく家を中心に日常的な場面ばかりなので、余計に
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.5

気づいたら見終わってた、
思ったよりあっさり軽めのストーリー
暗い部分をさらっと終わらせてるから
見るのにエネルギー使わなかった
見やすいぶん、現実味はあまりなく少しだけ夢みがちな雰囲気。

やらなき
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17歳のカルテ(1999年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

病棟の中が丸ごとスザンナの、いやそれに限らず誰かのさまざまな内面
という見方もできるな

見ないようにして生きてきたけれど、
内に入っていくと嫌でも直視するしかなくなる、自己の中の多様な性質。
どれか
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心のカルテ(2017年製作の映画)

4.0

じわじわと、
食べたくないだけじゃなくて、食べられないってことを知ってゆく感覚だった

どんな人でもなりうることで、睡眠障害やちょっとした倦怠感なんかとも繋がっていて、それは日常の中に当たり前のように
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僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

4.6

見やすいストーリーと
遊び心があって飽きさせない映像
そして、
そこに込められてる
主張、叫びみたいなもの

きっとこの映画の言葉に救われる人が
たくさんいると思う
アダムと同じように。

ALOYS/アロイス(2016年製作の映画)

-

夢に近い映像
意識で感じている
見たものが出てくる
空想幻想も近いのかも
ビデオを見る行為と現実と幻視

反転する構図
何重にも重なる構成
さらにそれを見る行為

五感
覗く
ドアを閉めると音が消える
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心と体と(2017年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

▼考察など
ーーーーーーーーーーー
これはどうにも
美しくロマンチックな物語かつ
どこか寂しく冷たい感覚

人として惹かれあっていく2人に惹かれていく、視聴者である私

夢は心
現実で交わることは心が
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

これが事実だなんて…

映画は笑いもあり見やすかった
ソン・ガンホさん、韓国の映画ほとんど出てるんじゃないかってほどよく見る、
何故こんなにも、主人公"本人"感があるんだろうか。すごい。
最初と最後で
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

3.6

前半
人間らしい
一度信じ切ってしまったものは手放せない
正しさは揺るがないと思っている
今一度考え直す必要がある
コロナだって似たようなもの、、

後半はとんとん拍子
見てるだけで気持ちがいいストー
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

現実味がなさ過ぎるのかなんなのかわからんけど、いまいち入り込めず

何がそう思わせんだろう…?
下記個人的な感想考察メモ
珍しく批評的

最初の雨、全然ベタついてる感じがせず
雨独特のじめじめした邪魔
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

普段社会が隠そうとしている概念みたいなものを、より分かりやすく誇張したようなイメージで見ていた

人が立ち入らない美しい自然って、同時に悍ましさというか、すごくおおきくて抗えない力を感じるけど
(砂漠
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アポカリプト(2006年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

マヤ文明などが栄えていたユカタン半島、スペインが侵攻してくるその時までを、先住民側から描いている
といってもほとんどずっと追いかけっこ
本編は全てマヤ語が使用されている

最後の一瞬まではずっと内々で
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