miーcheさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

2.0

U-NEXTで配信開始されたので観賞。

MADMAXやブレードランナーとはまた違った未来の形?
終始何を見せられているのかよくわからないまま話しが進む。

理解はできなかったが,独特の世界観はある程
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スペース・プレイヤーズ(2021年製作の映画)

3.5

ルーニー・テューンズ好きなら絶対に面白いはず。
それで,実際に見ごたえがあってかなり面白い。

はずなのに,ストーリーが微妙で退屈なシーンが多いように感じた。
スピード感のあるアニメなだけに,退屈なシ
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13日の金曜日PART3(1982年製作の映画)

2.0

ジェイソン3作目。
とうとう例の仮面をかぶって登場。

内容は,終盤までとにかく透かし演出が多くとてもダレる。
殺し方もあっさりなのが多いので盛り上がりに欠ける。

しかし終盤の追いかけっこは結構怖い
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ホーム・アローン(1990年製作の映画)

4.5

十数年ぶりに観た,というかちゃんと観たのはこれが初めてかも。

笑いと勇気と感動を与えてくれて,最後は家族の大切さを教えてくれると共にハッピーエンドで締めくくる。
改めていい映画だと思ったし,実にアメ
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燃えよドラゴン ディレクターズ・カット版(1973年製作の映画)

3.0

ストーリーよりも,ブルース・リー自体の魅力に酔いしれた。
シャープで力強い肉体,そこから繰り出される美しい打撃,見る者を震え上がらせる眼力。
どのシーンを切り取っても画になり,武術家としても役者として
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007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

3.0

ショーンコネリー版と交互に観ているので,クレイグのワイルドで荒々しいアクションとの対比が面白い。

前作は少しずつ"ジェームズボンド"となっていく過程が楽しめたのに,今回それはあまり感じられなかったか
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

4.5

シリアスなシーンも軽快な音楽のおかげで終始楽しく観ることができる。
コミカルな演技と細かいコメディ要素がいい塩梅で緊張感を抜いてくれている。

登場人物はみんな性悪になり切っていないので,老若男女楽し
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007/ゴールドフィンガー(1964年製作の映画)

3.5

ガジェットがどんどん追加されていって007ぽくなってきた様子。
ドクターノオに続いて放射能と感電が大好きなんですかね?

007の魅力の一つに,いちいちスタイリッシュで男くさい装備に,紳士を装った欲望
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007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

5.0

007シリーズを初観賞した1作目の後,次に選んだのがカジノロワイヤル。

王道なことしかしていないのに無茶苦茶面白かった。

派手で見ごたえのあるアクションから始まり,映画の王道追いかけっこ,緊迫した
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007 ドクター・ノオ/007は殺しの番号(1962年製作の映画)

3.0

初めての007。
今まで全く見たことがなく,どんな内容なのかもわからないまま観賞。

かなり古い映画なので色々と違和感があるが,それも含めて楽しめた。

さっそくオープニングから洒落ていて期待感を煽ら
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

4.0

なんだろうこの既視感は。
知能低めな大男が血染めのエプロンを纏い,チェーンソー振り回しながら追いかけてくる。
見た目普通の一軒家に人間処理場と人間フック。
大男を陰で操る家族にはてんで頭が上がらない。
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鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)

4.0

前情報無し、ジャケットと67分でサクッと観れそうなところに惹かれて観賞。

そして、これはサクッと観て終わらせるような映画ではなかった。

終始開いた口が塞がらなかった。
この映画に関わった人全員頭が
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

2.5

変わったアングルと特徴的な劇伴の使い方が印象的。
異常者の犯行現場を終始眺めている感覚を味わえる作品。

あくまで事実に基づいた犯行の一部始終を,犯人の心の声とともに淡々と眺めていく作りなので,途中は
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

2.5

音楽や美術が美しく展開もスピーディで観やすかった。

途中まで面白そうで期待していたのに,結局最後まで何がどうなれば成功なのか,誰が何を求めているのかが理解できなかった。

要点をぼかしすぎていて2回
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道化死てるぜ!(2012年製作の映画)

3.0

邦題が微妙だなと思っていたけど,結構,というよりかなり面白かった。

コメディ,ホラー,スプラッター,ミステリー,恋愛,伏線回収,適度なお約束と裏切りがきれいにミックスされていて飽きずに見れた。
それ
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返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

2.0

上映されていた時から気になっていた作品。
ゲーム発みたいだけど一切情報なしで観賞。

映画等ではあまり見かけない台湾特有の時代背景とホラー要素の融合は目新しくワクワクした。
目まぐるしく変わるシーンに
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ボディガード(1992年製作の映画)

3.0

未観賞の名作だったのでかなり期待。
敢えてかもしれないけどストーリーがシンプルすぎて,退屈とまとではいかなくとも,あまり興奮することもなかった。

あくまでホイットニーヒューストンの歌声を聞くためのフ
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高速ばぁば(2012年製作の映画)

1.5

邦画のB級ホラーも気になって観賞。
設定,登場人物,効果音,怖がらせ方はどれも邦画特有でこれはこれで悪くなかったかも。

それにしても,勝手に侵入して物を足蹴に壊したり,汚いとか口にしておいて,そりゃ
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13日の金曜日PART2(1981年製作の映画)

2.5

B級ホラー祭り。
今作から大活躍のジェイソン君は少しおドジでおっちょこちょいだった。

ホラー映画というかお化け屋敷に近い。
ビビらせ方がお上手だった。

そしてやっぱり水着,キャンプ,カップル,お色
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アクアスラッシュ(2019年製作の映画)

2.5

なんだかB級映画を見てみたい気分になったので,とにかくジャケットがくだらない(もちろん褒めている)作品をチョイス。

B級スプラッター映画のお約束は一通り備えている。
もちろんパーティーが舞台,死にそ
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

予告だけ見てちょっと気になっていた。B級ホラー映画も覚悟していたが,思った以上に面白かった。
SAWの監督ということで,やっぱりこの人いい意味で頭の中が人と違う気がする。

少しずつディティールを明ら
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

4.0

ジョーズの亜種は観たことがあったけど初代は初観賞。

なんというか,最初から最後まで飽きることなくずっと面白かった。
喰われるシーンやバイオレンスシーンは思ったほど少なく,サメの出番もそんなに多くない
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マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)

2.0

記憶に残る素敵な音楽、耳触りの良い歌声、華やかで豪華な衣装やセット。
それだけで十分楽しめた。
特に音楽はずっと耳に残る程に素晴らしかった。

しかし、それでもこの内容で3時間は私には長過ぎた。
観て
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.5

気にはなっていたが,戦争ものなので体調が元気な時を見計らって観賞。
第一次世界大戦特有の条件下と,長回しを駆使した途絶えることのない緊張感の演出はまさに戦場にいるかのような感覚になる。

WW1といえ
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トゥルーノース(2020年製作の映画)

2.5

北朝鮮の強制収容所に収容された人たちの悲惨で過酷な物語。
内容が内容なだけに暗い雰囲気になりがちだけど,コミカルにデフォルメされた3D映像なので,それなりに見やすくなっていると思う。

こういうドキュ
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.5

代理ミュンヒハウゼン症候群を扱った映画が観たいと思っていたので,上映されていた時から気になっていた。作品がレンタル解禁されたので早速観賞。

”何がジェーンに起こったか”と”エスター”みたいな雰囲気を
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モータルコンバット(2021年製作の映画)

3.5

公開時に映画館へ足を運ぼうとしていたものの、思っていたほど評価されておらず配信まで待った作品。

結果的にこれは映画館で観たかったと後悔。

モータルコンバットの世界観が好きな人、アメリカナイズされた
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13日の金曜日(1980年製作の映画)

3.0

思ってたのと大分違うけどこれはこれであり。
60分ぐらいが丁度よさそうだった。

ホラーの楽しみ方の一つに、死亡フラグにツッコミを入れながら観るというのがあるが、それにピッタリの映画。

キャンプはカ
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

2.5

ちょっと拍子抜けでした。

飛び抜けて良かったのは世界観ぐらいでそれすらもどこかで見たような設定で、全体的に目新しさがなかった。

ストーリーも尺に収まっていないし、中途半端な恋愛要素は要らなかったか
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.5

群像劇だと分かったとたんにテンション上がる。
冒頭にスタッフロールが流れる映画はやっぱり面白い。

くだらないけど聞き入ってしまう中身のないセリフの応酬はお笑い芸人のラジオ番組を聞いている様で心地よい
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.0

高評価が気になっていたやつ。

トゥルーマンショーとマーベル的な何かを足したような感じ。
それにオンラインゲームのメタ的な要素が入ってる感じがして、「これもしかしてつまんないやつ??」とヒヤヒヤした。
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.5

オサレなドイツ映画。
綺麗なシンメトリーと鮮やかな色使い、洗練されたセリフとスピード感がある展開。
エンドロールの音楽もセンス抜群。

作品の世界観にどっぷり浸れて観終わった後の満足感が最高だった。
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バリー・リンドン(1975年製作の映画)

4.0

18世紀イギリスを忠実に再現、細かい演出に至るまでの拘り方が、神経質っぽいキューブリックぽさを感じた。

映像や画質も雰囲気があって、衣装や音楽も徹底的に18世紀だった。

伝記物で長尺な映画は相当出
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デビルマン(2004年製作の映画)

1.0

演技が棒読み、CGがパチンコ並だとか、脚本が悪いとか言われてるらしい作品。

たしかにそのとおりなのだが、もっと根本的な問題に思えた。

役者さんは一部を除いて、みんな演技好きじゃなさそう。
監督、脚
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

3.5

オープニングのセンスが良い。
冒頭にアルカポネの髭剃りシーン、からの女の子の爆破シーンで心を持って行かれた。

ロバートデニーロ目当てで観たところもあるが、階段のシーンでのアンディガルシアが本当にカッ
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ホテル・ルワンダ(2004年製作の映画)

4.5

ずっと観たかった作品。
最初からクライマックス、と思いきや、その光景はほんの入口に過ぎなかった。

ルワンダ虐殺については"文字"で知る事はあっても、想像を絶する内容なだけにどこかお伽話の様な感覚があ
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