レレレさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

レレレ

レレレ

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ラングーン(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

戦争モノだからもっと重いかと思いきや、ポップにエンターテイメントに描いていた。
日本人の俳優さんも何人か出ていて見ていて親近感を覚える。
嘘でしょ?という映像で最後終わるのはインドらしくて笑った。
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大地のうた(1955年製作の映画)

4.0

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後半大雨が降ってきてからの25分間の畳み掛けが凄い。
嵐が去った後、グチャグチャに壊れた家の破片や飛んできたゴミと一緒に牛の死骸が映る。
そこにとんでもないリアリティを感じ、母親が泣き崩れる所でまるで
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フライング・ジャット(2016年製作の映画)

3.7

もう完全にアメコミ映画の作り。
けれどそこにしっかりインドテイストをちりばめていて、コメディ部分もしっかりあって、見応えのある作品だった。ヒーローがシク教ってのも、なんだかマニアックで素敵。
あと悪役
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モンスーン・ウェディング(2001年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

結婚式という設定を使って、色んな人間のドラマを巧みに描いてるなぁーという感想。
インド人らしい大胆さと、女性監督らしい繊細さが妙にマッチしていて見ていて心地よい。
悩んで思わず泣いてしまった父親が自分
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ボンベイ(1995年製作の映画)

3.8

この映画が作られたのが1995年。
いれ以前もそれ以後もこの「ヒンドゥーとムスリム」を描いた映画は沢山作られている。
沢山作られているという事は未だにこの異宗教の問題が世の中に溢れているという事。
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聖なる呼吸:ヨガのルーツに出会う旅(2011年製作の映画)

3.3

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ヨガの色んなアーサナ(ポーズ)に驚く。
身体が硬い人間からすると信じられない様な動きをする。その姿を見る度に驚くが。
何か肝心な何かが伝わってこなかった様に思ってしまう。
呼吸、健康、それは今のヨガに
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ラガーン(2001年製作の映画)

3.9

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3時間43分もあるし。
インドでは国民的スポーツでも日本では馴染みのないクリケットを題材にしてるし。
と、敬遠する理由ばかりの映画「ラガーン」。
でも、はっきり言って素晴らしい映画。
クリケットのルー
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マッキー/Makkhi(2012年製作の映画)

4.0

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ヒーローはヒーローとして
ヒロインはヒロインとして
悪者は悪者として
わかりやすオーバーに描かれる王道のインド映画が好き。
での「マッキー」はヒーローがハエ。
ハエがゴーグルとマスクして殺虫剤対策をし
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不死身のブリジ・モハン(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

衝撃的な最期。
最後ではなく、あえて、最期。
ただのコメディかと思えばどんどん狂気になってきて、全然笑えなくなってきた。
他の人の評価スコアは低いけれど僕は衝撃的だった。
パラサイトを観た時の様な感覚
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あなたを夢みて(2012年製作の映画)

3.4

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なんとかハッピーエンドで終わったけど。
普通だったらストーカー、不法侵入。
それでも無理矢理ハッピーエンドに持っていくのはインドらしい。
主演、ヒロインのラーニー・ムカルジーが素晴らしい。
豊は芝居表
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1000ルピー札(2014年製作の映画)

3.4

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1000ルピーを手に入れた事で、とんでもない事が起きてしまったおばあちゃん。
幸せはお金では買えないけれど、でも、やっぱり1000ルピーは欲しいよ。
インドの腐った政治家、警察官。
未だに普通に蔓延し
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ライアーズ・ダイス(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

なんとも後味の悪い作品。
けれどもこれが現実なのか。

最後に出てくる字幕

「単なる人員として扱われる」
「無数の名もなき人々へ捧ぐ」

という言葉の意味をずっと考えてしまう。

輪廻の少年 ノーカット完全版(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

親子よりも深い絆に結ばれている2人。
この2人の純粋なやり取りに心を洗われた。
いつかあの少年にはチベットのカムに行って、自分の寺院を見つけ素晴らしい高僧になってほしい。
しかし、輪廻という概念にも驚
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メアリー・コム(2014年製作の映画)

3.6

撮影監督はこの映画でインドでの評価を上げた中原圭子さん。
とても美しいインド映画らしからぬ(?)繊細な映像でした。
ストーリーも実話、実在する女性を基に描かれていてボクシングシーンの臨場感もあって手に
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呼ばれて行く国インド(2012年製作の映画)

3.5

アジアンドキュメンタリーズにて観賞。
映像はかなり前の映像で荒い部分もあったり字幕が少し読みにくかったりとかはあったが、やはり、インドの混沌した映像はとても魅力的で75分あっという間だった。
この時よ
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ハウスライフ(2019年製作の映画)

3.1

一つの舞台を見ている様な映画。

演劇でもやれそう。

ネットフリックス映画は面白いのだけど、今一つスパイスが足りない印象。

コメディだし、楽な気持ちでは観れる。

ムンバイのバイオリン弾き(2016年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

不思議な映画。
考えれば考えるほど
噛み締めれば噛み締めるほど
面白い映画だと感じてくる。

主人公がエロビデオ?に出てるのが自分の嫁だと知ったからこそのあの素晴らしい演奏。
そしてそれによってピカソ
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ライース(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

なんかモヤモヤした作品。
ライースのやってる事は素晴らしいことをしているが、警官を買収していたり禁止されている酒を売っていたり。
まともな仕事であれだけの事をやっていたら素晴らしい!と素直に思えるのだ
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レインボー(2015年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

とにかく微笑ましい。
終始、微笑ましい。

シャールクカーンが好きな姉と、サルマンカーンが好きな盲目の弟。

シャールクカーンに目を治してもらおうと弟と一緒に旅をする2人。

その2人のやりとりが微笑
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.4

日本とインドの生理に対しての風景の違いにまず驚く。
そして愛する女性の為に真っ直ぐに生きるラクシュミにとても感動する。
とても良い映画。

ムンバイ・ダイアリーズ(2010年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

画家、洗濯屋、米国帰りの銀行員(カメラマン)、画家が住み始めた前のアパートの住人。
4人、それぞれの人生を描いている作品。
ダンスも無ければ歌もない。
ただそこには現実がある。
みんな何かを殺してる。
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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

海外一人旅が好きなんです。
でも英語はできないんです。
行くたびに英語を習いたいと思いながらも日本に帰ってくるとその思いは消えていってしまい…

そんな中この「マダム・イン・ニューヨーク」を観ました。
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マイネーム・イズ・ハーン(2010年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

9.11が起こってからは、とにかく涙が止まらなかった。
人類が憎しみあってはいけない。
それぞれの宗教により神様は違えど、その神様が教えている事は同じなのに、何故、人々が争うのか?
テーマは深い。
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ムンバイの王(2012年製作の映画)

3.3

ムンバイのスラムのリアルな様子が見れた。
が、ストーリーとしては日常過ぎるのか、今ひとつ盛り上がりが無い様に思えた。

信じる心、危機一髪(2015年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

オーマイゴッドとは違う形で宗教に振り回される男をパレッシュ・ラワルが好演。
結果、最終的に言いたい事はオーマイゴッドもこの映画もアーミルカーンのPKも同じではあるが、人類が宗教戦争を続ける限りこの手の
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ヴィクラムとヴェーダ(2017年製作の映画)

3.8

ん?
と細かいところはあるけれど
やはりインド映画の好きな事やってる感じは凄く好き。

マスカ ~夢と幸せの味~(2020年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

うーん。
いい話なんだけど、それだけ。
結末がどうしても見えてしまう。
そしてそれを補う為の何かが足りない気がしてしまう。
あとこのテイストの話であれば、歌とダンスは入れて欲しかった。
ダンスホールで
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女神は二度微笑む(2012年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

コルカタの街を観ているだけでも楽しい
主演女優の美しさを観ているだけでと楽しい
そして何より作品が良作。
素晴らしい。

地上の星たち(2007年製作の映画)

4.4

アーミルカーンらしい暖かい中にメッセージ性のつまった作品。
きっとうまくいく、PK、シークレットスーパースターにも引けを取らない作品。

オーマイゴッド 〜神への訴状〜(2012年製作の映画)

4.2

素晴らしい作品。
全ての宗教家。
信仰者。
無宗教の人間に観てもらいたい作品。

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