森本さんの映画レビュー・感想・評価

森本

森本

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エンド・オブ・ステイツ(2019年製作の映画)

3.6

急にモーガン・フリーマンが大統領になってた。前回なってたっけ…?

1作目の時よりCGIのクオリティが高くはなっているが、やはり節々におお、グリーンバックが透けてみえるよ!というぐらいの時がある。
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処刑人II(2009年製作の映画)

3.7

前作よりダークなシークエンスが少なく普通におもろっ!っていうシーンが増えている。がゆえに双子のイチャイチャをずっとみてる感じでもある。かわいい。前作がなかったら絶対すっころんでいる作品である。

やは
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処刑人(1999年製作の映画)

3.7

動機がさっぱりしていてわかりやすい。悪を打ちのめす、それだけが行動の動機で、シックなアクションシーンがとてもかっこいい。

クリスチャンにとってはこの映画をみて絶対的な神の存在をより強固にすると思う。
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.7

何回か二重人格モノをみると、悔しくもやはり途中でアッと思うタイミングはある。新鮮さが少しなくなっていくのが悲しくなる。ただ二重人格という設定上他人と3人で話すシーンがないのをなじませるのは非常に上手か>>続きを読む

トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

4.1

想像以上に良かった。

伏線の回収の仕方がかなり秀逸で、どうでも良さそうな要素が実は伏線だったりする。
ミスリードを誘う要素もかなりあるからなおさら上手い。

ホワイトスネイクのCGIについては疑問が
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.8

2時間の映画とは思えないぐらい要素が多い。
語り手が話すメインで、話している事に映像をつけていく(がフィクションもある)。

最初の導入の部分で語り手が話し出す描写がある映画はたくさんあるが、ずっと語
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エンド・オブ・キングダム(2016年製作の映画)

3.6

基本的にアクションシーンが面白いのであって、アクションシーンを撮るために脚本があります〜ぐらいのテンション。戦いをみるためにこの作品を観るといっても過言では無い。

長回しのシーンや警察に扮したテロリ
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フォロウィング 25周年/HDレストア版(1998年製作の映画)

4.2

クリストファーノーランの長編処女作。
リバイバル上映はその数週間劇場満員というイメージだが、10人もいなかった。新宿武蔵野館のスクリーンの仕様上、後ろに行けば行くほど観にくいのだが後ろに人が固まってい
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エンド・オブ・ホワイトハウス(2013年製作の映画)

3.5

この映画は多分アメリカ人の方が観たら愛国心高まっちゃうのかな〜とは思った。

10年前の映画だけあってCGIのクオリティには「?」なところもあったが、銃撃戦や素手、ナイフの格闘シーンはなかなか面白かっ
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プレステージ(2006年製作の映画)

4.7

面白すぎて話にならなかった。面白すぎる。満足度が高すぎる。

ノーラン作品は時間軸をバラバラにしてあって、その点と点を自分で繋ぎ合わせていき、ストーリーとして理解するのが面白い。本作もやはりそれで、更
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.0

実話を脚色した、ワンカット撮影を主軸とした物語。

ワンカット撮影を主軸としているために、どこでカットを入れているのかなという視点が邪魔してしまう事が少しあったが、ワンカットならではの臨場感と緊張感が
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.1

つらい。自分が感じとるのと同じように、ソフィが感じとる痛みがよりつらい。

当時はただ別れた父親とのバカンスというだけのビデオなのに、子供目線からするとただ記録しているだけで、視聴者は違和を感じ、大人
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グラディエーター(2000年製作の映画)

3.7

今ではイタリアの首都であるローマの昔はローマ帝国で、コロシアムが一世を風靡していた頃の物語。

奴隷制とグラディエーターという死が意味を持つ階級の苦しさ。裏切りが産む憎悪。近親相姦を迫る新皇帝…。
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.8

多様な人、多様な考え方の人と触れ合って欲しいという感情的な思考のおじのクリスエヴァンスと、頭がいいんだから頭の良い学校にスカラシップで通ってなるべき天才へしたい論理的な祖母。

どちらの意見も正しくて
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.8

基本的に裁判シーンがメインで進む。

この映画のすごいところは全くもってと言っていいほど音楽が流れない。なのに安堵や、緊張や、感情が騒ぎ立てられることなく自分の中で発生する。

また事件の様子はうかが
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.9

自分は世界がどうあって欲しいか、自分はどうあるべきなのか、宗教的なものではなく、単に具体的な想像をすることが必要であると感じた。

人生において初期衝動は愛せることの方が多い。はずかしくも、愛おしく感
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.6

この映画は題名の通り、ロバートオッペンハイマーの人生の映画である。

作った原爆は抑止力であり、実際に落とすためのものではないという感情と、仕事上落とすことは否定していても落とす場所も選定しなければな
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.4

かなり面白かった。



最初に観ている時には過去の記憶を思い返すシーンかと思っていたものが、実はこれから必ず起こる未来の出来事だった。時系列の1番最後が映画の1番最初に来る斬新さがあった。斬新である
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

4.5

どんなに強くみえる人間にも戦争が与える影響はある。派遣されて帰ってきてから、いつでも心は戦争の事を考え、救えなかった仲間のことを考え、家族といても体があるだけの状態は観ていてつらかった。これが戦争なん>>続きを読む

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.9

1フレーム1フレームに膨大な時間をかけ、街中の人々が逃げ惑う姿を書いたりキャラクターの口を動かしている。映像作品としてすごい物を見た。

きっと何度でも見て自分なりの答えを導き出すのが、自分にとっての
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.5

キャラクターの設定がしっかり作りこんである。
が故にバックボーンを解説したりなんだりという捜査官2人のトークシーンが長すぎる。し上手に説明してくれないのでピンとこない。あと弟も伏線を示唆せずにピュンと
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.5

ストーリーがただただ分かりずらい。難解とかじゃなくて、分かりずらい。

ジェイソンステイサムの技量がなければ成立していない映画だと思う。とにかくジェイソンステイサムの演技、アクション、表情全てがかっこ
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.0

ナチスドイツの暗号機を解読する天才の話。

解けた時の、興奮して心拍数の上がる感じや早口すぎて同じ言葉を何度も発してしまうベネディクト・カンバーバッチの演技はすごかった。

天才は打ち解けられないとい
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.2

特殊能力もなにもない普通の人間がやるアクションとしてはかなり満足度が高い。ワクワクした。

ただの冴えなさすぎるおじさんが大暴れするだけの映画かと思いきや、FBIだったけど普通のおじさんに憧れてやめた
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.1

LEON自体、「依存体質にある女性が好きな映画」という偏見を持っていたためなかなか手をつけることが出来ずにいた。ユーネクストに加入したので見る機会ができ今回視聴した。

親の愛を受けなかったマチルダが
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.2

ウィンストン・チャーチルの戦時中の政治についての映画。

言葉を操り人も操る事は才能だと感じた。不信任を出すとかそういった脅しで人を動かすと後でツケが回ってくる。人の心を動かし、そう思わせることの難し
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セブン(1995年製作の映画)

3.6

モーガンフリーマンとブラピのコンビ、かっこよすぎる。

ミステリーのつもりで見始めたがバッドエンドだった。久々後味の悪い映画を見たので面白かった。

コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.6

要所要所で監督が「そういやホラーだったな!忘れてた!」ぐらいのテンションでちょっとだけおどかしてくる。全然怖くない。

やはりインターネットで何度も見かけるだけあってルシファーの降臨シーンはかっこいい
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.0

ジョンデイヴィッドワシントンがとにかくかっこいいし、所作がかわいい。

実在する白人至上主義団体と黒人警官という非常に重たい話題をスパイクリー(我らがニューヨーカー!!)が重たすぎず、かといって誰にも
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プライドと偏見(2005年製作の映画)

3.6

時代柄、結婚が全てでそれ以外の事の優先順位はかなり低いからこのストーリーは違和感なくみれた。自分が生きていない時代だから登場人物への感情移入や納得は少ししづらかった。

愛に対しては、理屈は叶わない。
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.7

あれだけでかい生物を動かすだけのエネルギーがどこから来ているか、という脚本が面白い。SF映画でも実際の物理法則に則った話はあるが、邦画でそういったご都合主義満載!ではない映画を見た経験がないので新鮮だ>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.2

愛を描いた作品。同性愛がメインではないように感じる。

感情を無視して苦しみを感じないようにしたり、痛みを感じないようにしたりする事は心を衰えさせる。正直に悲しんだり、正しく受け入れる事が、新しく人と
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.6

2024年現在、商業的で搾取のような、黒人差別にスポットライトをあてた作品が世に蔓延っていて、これの作品はもしかしたら公開当初に見ていたら「商業的で搾取のような、黒人差別にスポットライトをあてた作品」>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

5.0


どうでもいいなら、人生における罪悪感や苦しみはなくなる。だから僕らは諦めてなくて、今を生きていて、罪の意識や苦しみを感じるんだという事。

傷つけないために、と気にしすぎて誰かを傷つける事を躊躇う
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.8

ゲームをする側じゃない人間が作った作品であるが、自分もゲームをする側ではないので、ゲームを毎日して現実を蔑ろにする人間に見せたい。

美味しいご飯は現実にしかないし、人と物理的に繋がることも現実でしか
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.7

ノーラン作品がかなり好みでダークナイトシリーズのバットマン以外未視聴だったため、顔の下半分のマスクがかっこいいなと思った。

TENETを見すぎてあ、ニールだ…ニールニール…そうだよなニール役の時はブ
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