よくまとまっている良作。もう少し展開のメリハリしっかりさせてもよかったかもね。
このレビューはネタバレを含みます
ジョーカーの題材(格差社会の圧で狂っていくキャラクター像)を初代プレデターの構成手法(前半と後半で映画のジャンルそのものが変化する)で表現したわけで、まあ上手い映画だなと感心した。
幻想的なタッチで描かれており、意外と児童文学チックにまとまっている。
咀嚼して飲み込むのに時間がかかる作品。飲み込んだところで「だから何だってんだよ押井!」となるけど。
いつまで経っても新海誠は良くも悪くも新海誠なのだ。劇場で途中何度もニヤニヤを通り越してゲラゲラ笑いそうになったが周囲の客が感動して涙ぐんでいる様子だったから必死に我慢しなきゃならなくて辛かった。
この映画よりも怖くてグロい映画は幾らでもあるけれど、この映画ほど哀しいホラー作品をわしは知らん。
竜頭蛇尾。イギリス映画にアクションは求めていないが、ステイサム起用するならもうちょい暴れてもよかったのでは。
映画とは名ばかり。出演俳優の顔面の美しさを鑑賞するだけのプロモーションビデオ。
というか……蜷川実花氏の作品全て嫌いな自分が血迷ってこの映画を鑑賞してしまったのがそもそもの間違いでもあるわけで、監督の>>続きを読む
安易に夏の海を題材にした大量生産型エモ大安売り映画、であればまだポップコーン食べるついでの鑑賞になるから良かったのだが……こういうノリもうお腹いっぱいです。寒いわ。
ジョジョのポップな要素全部引っこ抜いた実写化。なぜシリアス展開でやろうと思ったのか、誰も得しないのでは……。間延びした尺、大根役者の起用、原作未読者に配慮することなく説明一切なしに活躍するスタンド(だ>>続きを読む
そこまでアンチヒーローっぽさは無く、どちらかというと飼いはじめたばかりの犬のしつけ実践動画。
構想をある程度練り上げてからプラスαのアイディアを無理してねじ込んだ感は強い。初代仮面ライダーに突如2号が登場した感じ、と言えば伝わるだろうか(あれはやむを得ない現場の事情によるが)。まあそれ込みでも>>続きを読む