ワタリさんの映画レビュー・感想・評価

ワタリ

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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.2

まさかのロケットが主役。
かっけーよ、ロケット。佇まいがもう見習いたいくらいかっけーよね。
いつもユーモアを忘れず、チームメンバーを尊敬しつつ毒も吐きつつ一緒にいるあの関わりが好き。映画館で見て良かっ
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.2

なんの期待もせず前情報もなく鑑賞。
とにかく惹き込まれた。
レディー・ガガとアダム・サンドラーの相性の良さ。三船?三船敏郎なの?ってくらいの眼力のガガと、トキ?北斗の拳のトキなの?ってくらい静かだけど
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バビロン(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

人類が初めて黒澤映画を観たときってこんな衝撃だったのでは、、?とよく分からないことを考えてしまうほどの衝撃体験。
嗚咽しそうになるのを堪えた。
叫びたくなったり、拍手し続けたい気持ちになった。
3時間
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.8

おじさん達がバカはしゃぎしてるのがしみじみ良い。またお酒が美味しそう。そして酔っ払ったときのあの向こう見ずな感じが共感でしかない。「楽しい」に全体重をかけるから常識外れなことも平気でやれてしまう。あ〜>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ワタリが10代だったらば4.5くらい言ってたかもしれない。テンポが早いの。ポンポンポン!って流れるの。ついていけないのよね。
しかしどんだけテンポ早くてもブラピ先生が出るたびに「ああ、、かっけーなぁ」
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

スラムダンクど真ん中世代というのか、当時バスケ部であれば「モテの称号」をもらえたほどにバスケが人気だった。
バスケ部の仮入部1日目で根をあげて隣でやってるバレー部に入部したヘタレ人間からしたらコンプレ
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

池袋IMAXで観てきました。
まずは本当のIMAXってのはこんなにすげえのか!?と感動。
鑑賞でなく体験だわ。
「未知との遭遇」をあの時代に映画館で観た人はこんな感じだったんだろうか?と思いを馳せる。
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RRR(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

2023年元旦。今年最初の映画館での映画にふさわしい最高の映画でした。
あのしつこさ、熱さ、スケールのデカさが大好きです。
目的を達成するにはあれほどに本気でないと成し遂げられないよなぁとか。
拷問を
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.8

本っていいなぁ。
手書きで字を書くっていいなぁ。
佐藤浩市の吸うタバコは美味そうだなぁ。
大胆なアイディアを実現するときに伴うリスク。それを取った人が影響力を持つ。
組織が大きくなり守るものが増えてい
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あの夏のルカ(2021年製作の映画)

4.0

登場人物の気持ちの浮き沈みや葛藤はあれど、全体的にずっとハッピーで進みつつ展開していくって凄まじい。
冒険に出たいという好奇心。不安はあるけれど世界に出たい。あのワクワク感を大人になっても、おじさんに
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ウォーリー(2008年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

まぁ名作。映画館でみて、今回ディズニープラスに加入したので見ちゃった。
気楽にながら見しようと思ったが、、できるはずもなく。
ひとつも無駄がない。今やってることが次にちゃんと活かされてるのがPIXAR
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ビーチ・バム まじめに不真面目(2019年製作の映画)

3.5

とにかくクレージーな男。
めちゃくちゃするけど皆に愛されてる。
あまりにも破天荒。ゆえに魅力的。
人生は当たり前にいつか終わる。
自分のやりたいことを徹底的にやれ。
そんなメッセージを勝手に感じた。
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ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男(2014年製作の映画)

4.1

もう本人にしか見えないくらいチャドウィッグ・ボーズマンのパフォーマンスが素晴らしかった。

また孤独について考えさせられる映画。

ジェームス・ブラウンは神様であり呪いでもある。

それを背負った彼の
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

嬉しいはずの出来事や、何気ない日常のシーンなのに、ずっと煽られている不安感。

嘘の家族の飲み会の後、雨の中の移動、川崎の母親とのシーン。あとあとまで記憶に残りそうなシーンがある。それが岩井俊二監督の
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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

3.8

ハリーポッターシリーズを見始めている。
毎回思うのは、原作を読まないと完全に把握するのは難しいなぁーということ。
原作のダイジェストとか、原作の一部を映像化しましたという感じをいつも受ける。もちろん楽
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スクリーンで観る高座・シネマ落語&ドキュメンタリー「映画 立川談志」(2012年製作の映画)

4.5

立川談志に大きく影響を受けている一人として、よくぞ撮ってくれたというべき映画。

哲学で、芸術で、生々しく、大胆で幼稚で爆発している。

昔、動画で談志の落語を聞いて衝撃を受けた。

規格外。

革命
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あん(2015年製作の映画)

5.0

映画館で見ていたなら、人生初のスタンディングオベーションしていただろう映画。

樹木希林さんが神懸かりすぎている。

ドキュメンタリーでした。

あんこを創るように、この映画も作られている。

映画の
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.0

ロバートデニーロが、あんなにキュートになれるなんて!

アンハサウェイは安定の可愛綺麗。しかし、デニーロが負けじと可愛い。

ドンコルレオーネからベンまで演じられる幅の広さ。

そして、年を取ってより
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.8

もしかしたら、我が映画史の中でトップ3に入るかも知れない映画。

5次元の世界や、他の惑星と地球の圧倒的な常識の違いを、ものすごい説得力で描いている。

この映画は、この地球上で起こる解明されていない
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アウトロー(2012年製作の映画)

3.4

トム・クルーズ先生のこの類いの映画。何の期待もしないで観ることが多いのだけど、結果、いつもなかなかの満足感で終わることがある。
めっちゃくちゃ強いのか?そうでもないのか?!がせめぎ合う映画w

アラヤシキの住人たち(2015年製作の映画)

4.0

知人がここの人と言うこともありとても興味があった作品。
長野県小谷村。
全く違う考え方、生き方、感性、常識を持つ人々が共に暮らし生きている。
人だけでなく自然や動物とも共に生きるその姿は、当たり前であ
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.5

IMAX3Dで鑑賞。3Dは久しぶり。臨場感に感動するけど、ちょっと顔の角度が変わると映像がダブるのが、いまだにちょっとストレス。
作品は楽しめました。出てくる生物がとにかく可愛い。あの姉妹の部屋に行き
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.5

見終わった後、しばらく立てなかったし立ちたくなかった。感想も口を出た途端、嘘になると思った。
戦争の愚かさ。人間の強さや儚さ。
当時の日常がいかに強烈でシュールで残酷だったのか。実際にあの時代を生きた
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.0

森田剛の演技に驚いた。
またただの狂気的な殺人犯でなく最後の最後にちゃんと人間を描いたことで、とんでもなくやるせない気持ちになる。
誰か彼に手をさしのべてくれる人がいなかったのか?
あと警察のグズグズ
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PK(2014年製作の映画)

4.5

そこまで言ったら危ないんじゃないの?ってくらいのことを堂々と言っているのだけど、そのヒヤヒヤをコメディでしっかりとフォローしている。最後のスピーチが今でも心に残っている。