リーマンショック関連の予備知識が必要。イメージだけではなかなかついていけない。一方的な側面ではあるが、当時のアメリカでどんなことが起きていたか、その概要は掴める。けれど、冒頭にある通り、知らないことよ>>続きを読む
決して万人受けするエンターテイメントな映画ではないが、予め予備知識をネットで拾ってから観ればそれなりに話しが掴める。なかなかそんな風に映画を観ることはないけれど、初見では途中で投げ出してしまったため、>>続きを読む
DCコミックの知識ありき、だからなかなかついていけない部分がちらほら。
負の連鎖を断ち切るのではなく、維持し、コントロールすることで最小限に留める。秩序のない世界で、それぞれが異なる倫理観で育んだ正義がぶつかるイメージ。
どことなくヒートを思わせるなと思ったら、出てきてビックリ。締め方が良かった。ベンアフレックは物語の締め方が巧みだなあと思う。
一つずつ問題を解決していくこと。目的(生きること)を何が何でも達成するために必死になることで、必ず成し得ることができる、そんな希望に満ちた作品。
ダンブラウンの原作も素晴らしいし、その情景を視覚化してくれて大変有り難い。
明らかにこれまでのポピュラーなヒーロー映画とは一線を画し、ダークナイト以前、以降を作り上げた作品。当時の時代感がとても大事。しかも大衆的に昇華させたところは、さすがクリストファー・ノーラン。
前作バ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
まるで撮影したいシーンが先にあって、あとからストーリーを組み込んだような支離滅裂な展開。不要なキャストも多い。ドラマからのシリーズとしても完結し損ねている脚本と、さらには映画という単体作品としてもまる>>続きを読む
メタファーを視覚化することで、虚構と現実が入り乱れる。心の痛みを肌で感じる作品。
ゴジラVSデストロイヤーを映画館で観て以来のゴジラ。
ゴジラの存在は、現実世界のあらゆる事象の比喩であり、大きな危機に対する現実的なシミュレーションとして捉えることもできる作品。そこには日本人たる物の>>続きを読む
なかなか胸熱な作品。次の展開が読めてしまうが、全くその通りに展開してくれるのである意味嬉しい。ただ、後半の中だるみ感は否めない。
豪華なキャストで飾るCMに踊らされて観に行くのと、コーエン兄弟の名前で見に行くのとでは、全然違う。万人受けするような感じではないから、肩肘張らずに気楽に観るのがよいかな、と。
「人は見たいように見る」というトリックを実践するために作られたような作品。雲行きの怪しさに付けて、わざとらしいほどの演出こそトリックの真骨頂なのかなと。
部屋のポスターはオマージュか、リスペクトなのか>>続きを読む
フィクションのような実話。物語はテンポよく進み、戦争の裏側を垣間見ることができる。見やすく、わかりやすく作られている印象が強かった。
前作を見た方が楽しめる内容だし、アクションや爆破は前作を凌駕していた気がする。
詰めの甘さがドラマを生むけど、ドラマを生むために詰めを甘くし過ぎてて、鼻についた。
作品の雰囲気がセンスよくて、最後まで見れたけど、お話は特にないので、青春の匂いだけを嗅ぎたいときにどうぞ、という感じです。
展開の早さに、気持ちが入り込めず、ただ観させられている感じがあって。緊張感とのバランス的にこのスピード感がちょうど良いのかもしれないけれど、何かしら別の意図が感じられて気が散っちゃった。