下手丸さんの映画レビュー・感想・評価

下手丸

下手丸

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.6

タランティーノの衝撃的なデビュー作。

タランティーノの代名詞ともいえる、本編とは全く関係のない無意味な会話が序盤から繰り広げられます。

久しぶりの鑑賞で、20年ぶりぐらいに見たのだけど、当時観た時
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クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男(2019年製作の映画)

3.3

100%ファンに向けられてつくられているドキュメント。


映画製作にかかるタランティーノの姿勢というのが、演者・スタッフそれぞれの視点から語られます。


これを観ると、今まで抱いていたタランティー
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名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

3.9

劇場での鑑賞以来の鑑賞。

原作やアニメシリーズでも印象深かった、まるで映画のようなボリュームだった連続爆弾事件。
次々と新kyらくたーが出てくる中で、こういったかの作品のとリンクを感じながら新作が見
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.5

『花束みたいな恋をした』の中で、「きっとあの人たちは今村夏子さんのピクニックを読んでも何も感じないんだよ」なんて会話がありましたが、そんなピクニックが収録されているのがこの『こちらあみ子』

花束~の
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聖闘士星矢 The Beginning(2023年製作の映画)

2.2

オリジナルのアニメは観たことがなく、あくまでもポスターや主題歌のみのちょっとした知識のみ。キャラクターは知ってるかな?くらい。


それでも分かる「原作とは別物なんだろうな」感。キャラクターも別物だろ
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ファニーゲーム(1997年製作の映画)

2.7


20年ぶりぐらいに鑑賞。
当時は学生だったかな?
今は社会経験も積み、結婚し父親になり、、、

そんな今見ると、当時と大分感じ方が違い、子供がつらい目に合う映画は本当に見ていられなくなった。そして映
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.8

本当によくできているサスペンスだった。

2作目から観て、1作目を観たのだけど、こちらの方がSNSについてというか、こういう時代だからこその世代間のギャップも描かれていて本当に面白かった。

PC画面
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.2

山崎貴には期待していなく、ここ最近も離れていてしまったのだけど、アカデミー賞を獲ったということもありやっと鑑賞。

もう、すぐに観なかったことを後悔。めちゃくちゃ面白かった!

シン・ゴジラと比べると
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ザ・ランドロマット -パナマ文書流出-(2019年製作の映画)

4.0

ソダーバーグ監督作品。

監督の“らしさ”全開の群像劇で、様々な視点から物語を集結させていきます。
また、第四の壁を破ってくる演出も非常によく出来ています。

物語の狂言回し的な役割をゲイリー・オール
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.8

ラッセル・クロウ主演。ありきたりな悪魔祓い映画もラッセル・クロウという名優が演じるだけで面白さが違います。

そもそもエクソシストにラッセル・クロウを配役するという演出がニクいよね。
大きい体で株に乗
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聖地X(2021年製作の映画)

2.3

全体的に不穏な雰囲気があり、巻き起こる怪現象の数々。それはとても不気味で、気持ち悪い映画でした。

最初のほうは!

でもよくよく観ていくと、これはコメディなんだなと、、、


至って本人たちは真面目
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ユアプレイス、マイプレイス(2023年製作の映画)

2.5

ありふれた設定でありふれたストーリー。

ラブコメといえばのリース・ウィザースプーンやアシュトン・カッチャーが出演。歳を重ねたからの二人だからこそのストーリーだし、若い頃にはできなかった作品だとは思う
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パレード(2024年製作の映画)

4.0

自らの死を受け入れたり、残された遺族の描写だったり観ていて心が苦しくなる場面もあったけど、凄く良い映画だった。

彼らのいる世界では、どう見えどう感じているんだろうという疑問。
みんなでワイワイご飯を
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.6

1作目未鑑賞。

とにかくパソコンの画面上だけで物語が進んでいくのが面白い。
かといって、ひと画面固定でまったく動かないというわけでもなく、ちゃんと主人公も映るし、監視カメラなどあらゆるカメラを活用す
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ミックステープ 伝えられずにいたこと(2021年製作の映画)

3.3

2000年直前の日本ってやっぱり世紀末感というか、あの予言もあってなんとも言えない雰囲気があったけど、この映画ではそんな雰囲気は一切なくポップだった。

ストーリー自体はよくある話で、親子の物語、親の
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デシベル(2022年製作の映画)

2.8

一定の音量を超えてしまうと、制限時間が半減していく。
という設定は、数多ある爆弾者の中でも珍しい設定だと思いましたね。

スピードを下回っちゃいけないとか、水銀レバーに触れちゃいけないとか、防ぎようが
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ドミノ(2023年製作の映画)

3.5

ロバート・ロドリゲス監督作品。

宣伝の時点でどんでん返しがあると言われてしまうと、どうしても構えてしまって、色々なところに目を凝らすんだけど、この作品は本当に予測できなかった。

というのも物語が展
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ブラック・ダイヤモンド(2003年製作の映画)

3.0

再鑑賞。  

ヒップホップとマーシャルアーツの融合。もうこの監督の代名詞と言っていいくらい定番ですよね。

そしてそこにDMX!バギーに乗って疾走する姿などとにかく格好良い。
劇中流れるDMXの楽曲
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ダニー・ザ・ドッグ(2005年製作の映画)

3.5

再鑑賞

ジェット・リーがただただかわいい映画。
子犬のように純粋なまなざしで、アイスをダラダラと食べるジェット・リー。なんと可愛いのでしょうか?

物語としては、愛を知らない殺人マシーンの主人公が、
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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

4.3

「好きか嫌いかは別にして押井守は知っていて当然」

そんなサブカルの代名詞のよのであり、作品としては知っていたけど、レンタルでも出会えず観る機会がなかったけど、ついに配信されたので鑑賞。

オープニン
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ザ・ワン(2001年製作の映画)

3.0

マルチバース設定など、今でこそMARVEL映画で当たり前のように出てきて、映画としてももう必須みたいな条件になっているけど、この映画は早かったな。

マトリックス的なストップモーションを多用したアクシ
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OUT(2023年製作の映画)

1.9

不良モノの定番のような物語の展開。

色んな人の手垢のついたような設定で、2時間以上持たせるにはキャラクターに魅力がなさすぎた。

ラストの死亡遊戯を思わせるような展開も他の映画で見たしなぁという既視
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キス・オブ・ザ・ドラゴン(2001年製作の映画)

4.0

ジェット・リーのハリウッドに進出してからの最高峰のアクション映画の一つ。

コンパクトな上映時間で本当に無駄のない展開!

というか自分をハメた悪徳警官を倒し、たまたまであった女性を助けるというシンプ
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潮風のいたずら(1987年製作の映画)

3.8

実生活でもパートナーの2人が共演したラブコメ映画。

監督はプリティ・ウーマンのゲイリー・マーシャル。
なので面白いこと間違いなしの安心感はありましたね。

物語の都合上とうしても仕方のないことではあ
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ダーティ・ダンシング(1987年製作の映画)

5.0

80年代のダンス映画の中でも群を抜いて好きな作品。

まず、60年代の音楽が良いし、同性から見ても惚れるくらいのパトリック・スウェイジの色っぽカッコよさ。

そしてジェニファー・グレイの少女から段々と
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.0

原作愛!

もうまさに原作そのままで、こんなにも丁寧に、そしてほとんど省くことなく原作の世界が再現されていた。

一体全体このペースだと映画が何作作られるんだ!?

最初の頃のゴールデンカムイってアク
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