思ってたのとはまた違う怖さを味わえた。しかしあの人はあの体型なのに屈強すぎるし俊敏すぎる。そしてあの家の事情を知りすぎているあの人はなんなの。
テスの荷物の『ジェーン・エア』が意味深。
やっぱり虫(今回は主に蛾)が出てくるのか。
5年間育てたヴィクトリアとリリーに執着し続けるママ。我が子そっちのけで2人を取り返そうと必死。徐々にアナベルに対して心を開いていくヴィクトリアに対して、終>>続きを読む
貴族の身分に驕り労働者を蔑むロペ。家族からは疎まれ、両親は彼に遺産を残さなかった。そんな男のもとに養女として引き取られた可憐な少女トリスターナ。彼はトリスターナを自分の所有物と勘違い。“父親であり夫で>>続きを読む
酒場でバーテンダーとして働くステラ。インターンとして町にやって来た医大生スティーブンは自分と正反対の彼女に一目惚れ。2人は期限付きの恋を楽しんでいたが、想定外の妊娠。スティーブンは彼女にプロポーズする>>続きを読む
第一次世界大戦前夜のオーストリア=ハンガリー帝国、貴族御用達の高級帽子店。かつては両親のものだったその店で働くためにブダペストを訪れたイリスは兄の存在を知る。兄の行方を探すうち、イリスは激動の渦に飲み>>続きを読む
“我は死なり、世界の破壊者なり”
科学者としての残酷な好奇心が世界を変えてしまった。
ちょっと気を抜くと置いていかれる怒涛の180分。トリニティ実験は劇伴も相まって手に汗握った。
ラミ・マレック全>>続きを読む
自立心が強い女と家父長制に囚われた男。2人がうまくいくはずもなく。2人が宿した命はユリの胎内でただ粛々と誕生の時を待つ。
ヤーノシュが初めてユリに出会った時の、じとっとした視線の動きをなぞったカメラ>>続きを読む
水のないプールでシャボン玉を吹く謎の女と会うたび露わになっていく、男の倒錯した欲望。
冒頭の女性のモノローグから気持ち悪かったけど、全編通してずーっと気持ち悪い。こんなに不快な作品もなかなかない。
和山やま作品のじわじわ押し寄せてくる笑いが、映像作品だとやっぱりちょっと違ってくる。でも十分楽しい。狂児と聡実かわいすぎだろ。
げんきおまもり、私もほしい。
サスペンス系かと思ったら、是枝監督お得意擬似家族のお話だったのか。思いがけず泣けた。ソン・ガンホと赤ちゃんの組み合わせが微笑ましい。
韓国の出生率は日本よりもさらに低い。劇中、赤ちゃんポストを利用し>>続きを読む
半人半馬のケンタウロスがあるときは人間の姿をしていたり、メディアがコリントス王の娘に呪いをかけるシーンは細部を変えて2回繰り返されたり、古典邦楽が使われてたり。
エキゾチックで美しい風景と衣装。マリ>>続きを読む
病院で死の床に臥す人々のために祈る日々を送る神父サンヒョン。彼は致死率100%のEVと呼ばれる謎のウィルスに対するワクチンの被験者に応募する。例に漏れず命を落としたかと思われたが、サンヒョンは輸血によ>>続きを読む
ナチス政権下でベルリン五輪が開催された1936年。裕福な実家、相思相愛の夫、悠々自適な生活を送っているように見えるスィルヴィアは不妊症。どうしても夫アーコシュの血を引く子がほしいスィルヴィアは友人イレ>>続きを読む
なぜか毎度倉庫にミスター・ブロンドが登場するあたりで眠気に襲われてしまうのだけれど、三度目の正直でようやく最後まで鑑賞。眠かったけど。
オープニングのダイナーでのおしゃべりから”Little gre>>続きを読む
戦争で殉教者になれなかった男が見つけた生きがいは、娼婦を手にかけて街を「浄化」すること。男は2000〜2001年にかけて16人もの女性を殺した。被害者がセックスワーカーで、麻薬常習者であったことから真>>続きを読む
大富豪の思いつきで制作されることになった映画。監督に起用されたのは天才監督のローラ、主演二人は舞台俳優のイバンと映画スターのフェリックス。馬が合わない二人に、ローラは斜め上を行く破天荒な演出でリハーサ>>続きを読む
アリスとマルタンの恋模様を描いた前半から、後半マルタンに代わりアリスが家族に秘密を打ち明けることでみんな別人のように冷酷になってしまう…でもアリスは芯の通った強い女性。
冒頭からマルタンがパリにたど>>続きを読む
ミュージカル版を劇場で見逃したのでこちらを鑑賞。10年以上前に見たことがあったのだが、断片的にしか覚えていなかった。というか見たことすら覚えていなかった。
父親からも夫からも、醜い、役に立たないと罵>>続きを読む
養子ポロの起こした事件によりポロとの養子縁組を解消することになったダンサーのエマと振付師ガストン夫婦。仕事も夫婦関係も家族関係も破綻、それでもポロを諦めきれないエマはポロとの関係を繋ぎ止めるとんでもな>>続きを読む
ピノチェト将軍が吸血鬼という風刺の効いた設定。モノクロでゴシックホラーな雰囲気もよかった。教会から悪魔祓いのために送られてきたカルメンが空飛んでるシーンが好き。
吸血鬼というよりは食人鬼だった。心臓>>続きを読む
43歳のカタは子どもを産むことを望み、未成年のアンナは結婚すれば人生が好転すると疑わない。
ある日寄宿学校の生徒たちがカタの家を訪れ、アンナは恋人との相引きのためにカタの家を使わせてほしいと頼む。一>>続きを読む
途中から『プロミシング・ヤング・ウーマン』みたいだなと思ったら、同じ監督の作品だったのか。笑
バリー・コーガンはこういう気持ち悪い役が似合いすぎる。バスタブの残り湯をすするシーン忘れられない。
シリア難民としてレバノンで生活するサム。離れ離れになってしまった恋人アビールはいけすかない外交官と結婚してしまったが、サムは諦められずなんとかして彼女の住むベルギーに行く手立てを思案する。そんなときひ>>続きを読む
相手を想うからこその決断、衝突。サムの演奏する「愛の挨拶」にすべてが詰まっている。
コリン・ファースとスタンリー・トゥッチの演技が絶妙。風景が美しい。
“失うものが悲しいなら、それは良きものだった>>続きを読む
映像技術にひたすら感服。
1作目よりも大人向けなストーリーながら、前半はコメディ要素増えて子が隣でゲラゲラ笑ってた。個人的には、昔の洋楽MVオマージュ満載なクリストフの「恋の迷い子」がツボ。
歌唱場>>続きを読む
石油によって富を得た先住民オセージ族に群がる白人が招いた悲劇。
カールじいさんみたいな風貌、一見すると善人だが金のためなら手段を選ばない強欲じいさんデ・ニーロと、オセージ族の妻モリーを愛していながら>>続きを読む
FIFA公認映画。
スター選手のカメオ出演は楽しいし、プレミアのサポーターの熱量はすごい。
サンティアゴがトライアルに参加して以降は、ずっとadidasのCM見せられてる感じだった。
ある日目が覚めると世界が灰色に。彗星が地球に接近していると聞かされ不安になるムーミン。パパとママに促されスニフと一緒に天文台まで旅に出る。
海は干上がり、日に日に近づく赤い彗星。世界の終わりに逃げ惑>>続きを読む
画がすごい。献身的な妻宮木と妖艶な姫若狭、老女右近の圧。話の締め方が教訓的でちょっと残念。
妻も愛人もどちらも愛してると屈託なく話す男。”あなたが幸せならいいのよ”と委ねる女たち。ホラーだね。
アニエス・ヴァルダの色彩感覚が好き。フランソワを演じたジャン=クロード・ドルオーと彼の実の妻子が>>続きを読む
監督の思惑通りどん底気分になりましたよ…
ちょいちょい笑える(はずの)シーンが挟まれていたのにずっと心臓バクバクしててそれどころじゃない。
産道
治安悪すぎるアパート
名前刺繍入りパジャマ
森の孤児>>続きを読む
過去の辛い経験から過食になり気づけば体重は272kg。鯨のような巨体を持て余し、歩行器なしではソファーから立ち上がることもできず、心不全の進行で死期が近いチャーリーは離れて暮らす娘エリーと向き合うこと>>続きを読む
ベルギーの闇3部作最終章。『変態村』も『地獄愛』も気になってるけど未見。
ポールがピュアすぎて違和感、親子関係にも違和感。息子の恋人に「私よりきれい?」って嫉妬むき出しの母…あの病院で何の仕事してた>>続きを読む
オリンピック金メダリストでありながら、人望も才能もある兄の影の存在となっているマーク。ある日彼のもとにデュポン財閥のジョン・デュポンの代理人を名乗る人物から電話が。デュポンはマークのスポンサーになると>>続きを読む
シリアで医師として働く男。夜、自宅で寛いでいると電話が鳴り、腹痛の女性を診察してほしいと頼まれる。自分は非番だから病院に行けとあしらったが、翌朝その女性が亡くなったことを知る。亡くなった女性の夫はスト>>続きを読む
イングリッド・バーグマン美しい。ハンフリー・ボガートも渋くてかっこいい。トレンチコートとハットがよく似合う。
ラストが良い。伝家の宝刀”君の瞳に乾杯”にはちょっと笑ってしまった。