鈴鹿さんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

組織(1973年製作の映画)

3.5

絶妙に主役っぽくない渋い脇役顔しか出てこない渋い映画。

そこまで派手なアクションが無い分、緊張感で頑張っている感じが伝わってくる。

終盤の展開はもしかして『男たちの挽歌』に影響与えてる?かもしれな
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ビハインド・ザ・マスク(2006年製作の映画)

3.4

アイデアはとても好き。

モキュメンタリーパートは結構良かったのに、後半が間の抜けたホラーコメディの様になってしまうのは残念。

むしろモキュメンタリーを貫いて欲しかった。

あと中途半端なエロ要素(
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テリファー(2016年製作の映画)

3.6

絶対に声を出さない殺人ピエロにプロ意識を感じる。

グロいだけと言えばそれまでだけど、個人的にはこういうのでいいんだよこういうので系スラッシャー映画。

ペイバック(1999年製作の映画)

3.3

余計なメロドラマ要素よりも、リメイク元にあったどんどん関係者を殺していく殺伐さが欲しかった。

プライマー(2004年製作の映画)

3.7

面白い。

後半さっぱりついていけず分からなくなるけど。

こういう映画好き。

低予算だけど、タイムマシンの製造過程や理論等の、大作映画では省かれがちな部分がちゃんと丁寧に描かれているのが良い。
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アシュラ(2016年製作の映画)

3.7

クソゲス野郎しか出てこないバイオレンスコメディ。

主人公の目の座り方と、銀英伝でも絶対出世出来そうな市長のゲスっぷりが良い。

英雄の条件(2000年製作の映画)

3.5

伊藤計劃の映画評から。

偏ったアメリカ万歳映画ではあるんだけど、

戦地に行って、平和で安全な場所にいる人間にはわからない「向こう側」に行ってしまった兵士の映画ではあると思う。

地獄の7人(1983年製作の映画)

3.5

扱ってる題材の割には結構ゆる〜い戦争アクション映画。

こういう役を演じさせた時のジーン・ハックマンの説得力は強い。

ナンシー(2018年製作の映画)

3.7

始まって3秒でビビっときた。

スティーブ・ブシェミの老け具合にビビった。

ヘンリーとかミヒャエルとか、キャラクターの名前だけがタイトルの映画は個人的に当たりが多い。

ラストも良かった。

映像研には手を出すな!(2020年製作の映画)

3.3

つまらない演劇の舞台を観ているようだった。

齋藤飛鳥のブリブリ演技も山下美月の目力も、梅澤美波の目つきの悪さも(個人的に梅澤美波の演技が1番良かった)、思っていたより悪くはない。
桜田ひより
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エンド・オブ・ステイツ(2019年製作の映画)

3.2

前作までに主要な重要人物と世界の名所を破壊し尽くしてしまった為、
大統領と任務の為なら躊躇しないサイコスパルタ人主人公の内面とルーツらしきものとじっくりとした屋内戦に焦点を当てている。

しかしネタ切
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.9

死ぬ程金のかかった一見様お断り映画過ぎて笑った。

1秒間で邦画100本分の予算がバンバン飛んでく。カメ止めなら10億本くらい撮れそう。

やさぐれ気味のロバート・パティンソンがセクシー過ぎる。
イン
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ヒドゥン(1987年製作の映画)

3.8

どこのTSUTAYAにも置いてないタイトル通りの隠れた秀作。

ようやく見つけて借りれた。

凄いシンプルなストーリーなのに、全然飽きずチープさも無いのはキャラクターと演出がそれだけ魅力的なのかもしれ
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.6

初手殺しでメンタルを削ってくる鬼畜監督。

冒頭が1番キツかった。

というか前作もそうだったが、オカルトホラー要素抜きに、精神疾患に苦しむ登場キャラの描写が1番洒落にならないレベルで現実的で怖い。
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ミッドウェイ(2019年製作の映画)

3.5

思ってたよりも悪くなかった分、粗が気になってしまう。

國村隼の副官の源田?役は頑張っていたけれど、あそこは日本人俳優を起用して欲しかった。

こういう題材を扱う上ではそこは誠実さが欲しかった。

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テキサス・チェーンソー(2003年製作の映画)

3.3

音楽で煽りすぎな点と、チェーンソーでの切断描写がそこまで直接的に映ってないのが残念。

殺しの分け前/ポイント・ブランク(1967年製作の映画)

3.6

殺伐とした雰囲気とドンドン容赦無く殺していく主人公が良かった。

スケバン刑事(1987年製作の映画)

3.6

原作ドラマシリーズ未鑑賞状態で2020年に観ても、普通にスケバン刑事がかわいいのが凄い。

セーラー服×超合金ヨーヨー×土佐弁etc、多分時代を超越してウケる要素がテンコ盛り。

ヘリ空襲やら派手な爆
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悪魔のいけにえ2(1986年製作の映画)

3.4

1作目と比べると、分かりやすくなった分、突き放したような意味不明な勢いが減った。

ユニバーサル・ソルジャー(1992年製作の映画)

3.7

主演2人が若い!足長い!

92年当時はハイテクっぽく(多分、ハイテクも死語っぽい)見えたんだろうなと思わせるゴーグルと装備。
もしかしてメタルギアにちょっと影響与えてそう。

中学生が考えて作ったカ
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13日の金曜日PART2(1981年製作の映画)

3.2

今の感覚だとテンポが遅めで、焦らしが長過ぎて全員さっさと死んで欲しいという気持ちが強くなり過ぎてうまく発散出来ない感じはある。

ザ・リング(2002年製作の映画)

3.2

怨霊というよりモンスターって感じ。

日本版の呪いのビデオと比べると、映像がスタイリッシュなPV感がある。

瞬きしないシャイニングじみた主人公の子供が若干ギャグ。

探求調査パートは日本と同じような
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ハロウィン(2007年製作の映画)

3.2

テンプレ展開は 安心して観れるが、思ったよりグロさが足りなかった。

前日譚的な素顔の子供時代のパートは、ブギーマンの不気味さを削いでしまった感じがする。

やはりこの手のホラーキャラクターの出生の秘
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エウロパ(2013年製作の映画)

3.1

題材とモキュメンタリー形式は好きだけど、どうしても安っぽさが出てしまい宇宙探検のリアリティが損なわれている感じがする。

フロム・ヘル(2001年製作の映画)

3.7

ミステリーとして結末はなんなく予想出来るけど、世紀末のロンドンの汚く退廃した雰囲気が良い。

この題材と空気感が好きな人にはオススメ。

マイル22(2018年製作の映画)

3.4

主演のマーク・ヴォルバーグは人間として嫌い。

それはともかくタイトルとキャストから大体展開がわかる、疲れた月曜の夜の脳みそに優しい作りの映画だった。

マッドボンバー(1972年製作の映画)

3.3

グダグタとした間抜けな雰囲気の映画だけど、爆弾魔のキャラクターが好き。

ベルファスト71(2014年製作の映画)

3.6

コンパクトにまとまっている。

ただやっぱりIRA映画は馴染みが薄いので理解がうまく追いつかない。

コレクター(2012年製作の映画)

3.2

この手の映画にしては作中で展開する時間がコンパクトでテンポが良く観やすかった。

オチがちょっと雑。

タイトルは原題通り『ファクトリー』の方がよかった。

アントラム 史上最も呪われた映画(2018年製作の映画)

3.3

全部観たけど今のところ死んでない。

10年に一度のくらいありそうな宣伝と売り出し方だったが、プロモーションだけでなく、意外と本編の雰囲気が良い。

トレーニング デイ(2001年製作の映画)

3.6

LA版こち亀の両津と中川。

デンゼル・ワシントンのクズっぷりが潔かった。

エクスタミネーター(1980年製作の映画)

3.6

絶妙なB級感とダラダラ感があるけど好きなタイプ。

主人公の顔がいまいちパッとしてないのが良い。

響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

3.7

膵臓もそうだけど、この監督は漫画的なキャラクターを撮らせると上手いなと思った。

小説と文芸界をテーマにしてるけど、肝心の『お伽の庭』はマクガフィン(合ってる?)で、登場人物の書評も表現がテンプレ過ぎ
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