鈴鹿さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ザ・シークレット・サービス(1993年製作の映画)

3.6

20年以上前の映画なのに、この頃からイーストウッドが渋過ぎる爺さんで驚き。

チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

3.4

CGが無い時代ならではのホラー映画で、チャッキーの動きに独特の味があって良い。

いかにチャッキーを動いて見せるかという制作者の創意工夫が感じられて面白い。

序盤はびっくり系ではなく意外とちゃんと怖
>>続きを読む

ベルフラワー(2011年製作の映画)

3.2

エイデンがその後どうなったのか気になる。

ざらついた映像はいいが、もっと女っ気の無い男の閉塞感を期待していたので、前半部分は長く感じた。

どうしようない男同士の友情映画としては良かった。

ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(2003年製作の映画)

3.6

あらすじとパッケージから重い内容かと思ったが、確かに重いが展開がスピーディーな良いサスペンスだった。

『ミュンヘン』の予告編でも使われたサントラがやたらに良い曲。

マニア的に、死刑囚最後の食事が映
>>続きを読む

暁の7人(1975年製作の映画)

3.5

他の同じ題材の映画と比べて、ハイドリヒの映画としての悪役オーラが強いのが良かった。

Super Tandem(2014年製作の映画)

3.0

参考になった。

荒削りだけど、ラストが良かった。

思いの外エンディング曲が良かった。

消されたヘッドライン(2009年製作の映画)

3.5

最初から最後まで綺麗にまとまっていて、かつ一筋縄ではなくドンデン返しもある安定感のる映画。

ラッセル・クロウ繋がりで、ジャーナリスト対権力という構図だと『インサイダー』と類似点があるけど、
『インサ
>>続きを読む

ホース・ソルジャー(2018年製作の映画)

3.3

『アウトポスト』に続いてアフガニスタン戦争モノが観たくなって鑑賞。

いかにも主演俳優を前面に押した大味な戦争アクションっぽくて、敬遠してたが、観てみたら戦闘シーンはよく出来ていてそこそこ楽しめた。
>>続きを読む

アウトポスト(2020年製作の映画)

3.7

劇場公開時に観るのと、米軍のアフガニスタン撤退ニュースが流れる今観るのとでは、観賞後の後味がいろいろ違ってくる。
戦死者の殆どが士官も含めて20代なのがなんとも重い。

スコット・イーストウッドが角度
>>続きを読む

ジャッカル(1997年製作の映画)

3.4

傑作オリジナル版とは似ても似つかないリメイク。

エドワード・フォックスと比べると、ブルース・ウィリスがどうしても自分をプロの殺し屋ジャッカルと思い込んでいるおっさんに見えてしまう。

というか誰に変
>>続きを読む

若き勇者たち(1984年製作の映画)

3.4

アメリカが共産主義っぽい国に侵略された!若者が戦う!
っていう分かりやすいアクション映画。

意外にテンポ良く作られているのでとても見やすい。アクションも80年代の味がある。

侵略軍が共産主義国家の
>>続きを読む

プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.6

映画で汚らしくムシャムシャ食べてるシーンが好きなので若干加点。
大量の料理でああいう食べ方をしてみたいものである…。

この手のソリッドシチュエーション映画にしては、テンポ良く進んでいくので観ていて苦
>>続きを読む

妖星ゴラス(1962年製作の映画)

3.5

地球を移動させる破天荒な特撮SFだけど、内容は人類と科学へ信頼のポジティブさが溢れてる内容。どことなく高度経済成長っぽい明るさ。

現実はそうもいかない21世紀人の視点で観るとちょっと眩し過ぎる。
>>続きを読む

海底軍艦(1963年製作の映画)

3.6

ムー⤴︎帝国(平田昭彦イケメンボイス)

かなりぶっ飛んだストーリーを昭和キャスト陣が大真面目な顔で演じていて、どこか牧歌的な空気。

海底軍艦の強過ぎるデザインと神宮寺大佐とムー帝国皇帝の強いキャラ
>>続きを読む

KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

3.7

日本ではこういう政治映画はマニアか元々特定の思想の人しか観ないような入り口の狭さがあるが、
韓国映画は歴史や背景に詳しくない人でも気軽にエンタメスリラー映画として観れるように構築できる強みがあると思う
>>続きを読む

メイド・イン・L.A.(1989年製作の映画)

3.6

90分にまとまったコンパクトな『ヒート』。

コンパクトな分、ストーリーの骨組みがよく分かって『ヒート』と見比べてみても楽しめる。

キャストが全体的に若いので、ヒートの渋いおっさんドラマというより王
>>続きを読む

血を吸うカメラ(1960年製作の映画)

3.5

Wikipedia情報たが、今作を取った後の監督のその後が可哀想。

内容は後続の似たジャンルの映画と比べると古典的で上品な出来栄え。
これが当時酷評されたのは時代を感じる。

THE LAST BROADCAST ジャージー・デビル・プロジェクト(1998年製作の映画)

3.6

伝説のC級映画『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』に似て非なるフェイクドキュメンタリー。

「インターネット」や「チャット」が最新のテクノロジーとして台詞に登場するのが懐かし過ぎる…。

作風は似ている
>>続きを読む

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.9

正直、えっ!?!?って驚くくらい阪元監督作品として進化してて、ビックリした。面白かった。

これ言っていいのか分からないが、
恐らく百合映画としても本年度ナンバーワンは確定した気がする。

ロシア52人虐殺犯/チカチーロ(1995年製作の映画)

3.8

地味なおっさんしか出てこない刑事ドラマの傑作。

監察医からいきなり捜査を命じられ、何年間も辛抱強く地道に捜査を続ける冴えない風貌の主人公と、
飄々とした典型的役人と見せかけてソ連官僚社会を上手く生き
>>続きを読む

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.5

日本でゾンビパンデミックが発生したら、バニラで高収入の車がゾンビの誘導に使える。


相変わらずエンタメアクションとしてよく出来て面白いんだけど、本作は対人戦がメインで、対ゾンビ映画ではないよな…とい
>>続きを読む

ジェイソンX 13日の金曜日(2001年製作の映画)

3.1

なんだこれは…。

専門学校が作った安いカラオケ映像みたいなSF描写が絶妙に公開2002年感を醸し出している…。懐かしい…。
エイリアンと2001年宇宙の旅にジェイソンを足した縁日の景品みたいなパチモ
>>続きを読む

15ミニッツ・ウォー(2019年製作の映画)

3.5

特殊部隊モノ映画は各国の特色がよく出るけど、

この映画は、THEフランス人といったヴィジュアルのキャラが強い、エリートスナイパーというより、個性豊かなフランス人バンドマンと言った感じの御一行が登場す
>>続きを読む

レポゼッション・メン(2010年製作の映画)

3.4

上司役のリーヴ・シュレイバーの胡散臭さが良い。

ブレードランナーチックな街並みとか、どっかで見たことのあるSF感はあるけど、
ローン滞納人口臓器の回収人というアイデアはユニーク。

一括払いよりも、
>>続きを読む

ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷(2020年製作の映画)

3.1

アメリカ人が呪怨を作るとこんな感じかーという第一印象。

正直、グロとびっくり系描写が多くて、怖いっちゃ怖いがそこまで怖くない。

日本とアメリカの『霊』や『心霊現象』に対する制作者側の考え方の違いの
>>続きを読む

泣く男(2014年製作の映画)

3.4

カッコつけた演出が、若干クドく出過ぎてしまった感じがする。

こだわりを感じさせる銃器アクション描写や、日本の風景に近い、ありふれた団地での銃撃シーンは見応えがある。

即席爆弾の爆発で街中の群衆の中
>>続きを読む

ホーボー・ウィズ・ショットガン(2011年製作の映画)

3.2

確信犯で安く作られてる主演がA級のC級映画。

観やすく作られた『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』感がある。

ファイナル・デッドコースター(2006年製作の映画)

3.4

シリーズで最も製作者側の悪ノリ的な悪意が強めでも最早ギャグ映画感が強い。

『シリアスな最終絶叫計画』感がある。

おっぱい盗撮目的のカメラがきっかけの大惨事とか大惨事すぎるだろ…。

主演のメアリー
>>続きを読む

霊的ボリシェヴィキ(2017年製作の映画)

3.2

なんじゃこりゃ⁉︎…というのが結末を観ての第一声。

低予算だけど真面目に作られている『オカルト』映画。

出ている役者も有名な人もいればそうでない人もいるけど、みんな上手いなとは思う。

各怪談は結
>>続きを読む

ラスト・カウントダウン/大統領の選択(1990年製作の映画)

3.8

これがDVD化も配信もされてないのは惜しい!
VHSでようやく観賞。

『未知への飛行』や『博士の異常な愛情』や『ウォーゲーム』等の核戦争モノ、「大統領ご決断を」シチュエーションが好きな人にはたまらな
>>続きを読む

デビル・インサイド(2012年製作の映画)

3.2

え、ここで終わり!?感の強いラストが残念。

予算使い果たした感がある。

官僚化した教会では従来の方法で悪魔祓いが行えないから、闇医者的な感じで若い神父?牧師?2人が悪魔祓いしているという設定は良か
>>続きを読む

第四の核(1986年製作の映画)

3.7

新旧のスパイ俳優対決という渋いキャスティング。

核攻撃を扱ったストーリーながら、最初から最後まで地味に進行する、個人的に超好みの渋いスパイ映画。

『ジャッカルの日』のエドワード・フォックスとはまた
>>続きを読む

ヴィタール(2004年製作の映画)

-

入念に取材したことが伝わってきたが、もう少し解剖シーンをじっくり観たかった。