あさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

チェチェンへ アレクサンドラの旅(2007年製作の映画)

2.8

おもろくはないけど時間経っても心には残ってそー。
目的は即達成されるし、ババアの行動自体は物語世界に限りなく影響与えないのに映画としてしっかりと成立しているのはソクーロフの手腕の証左

ヲタクに恋は難しい(2020年製作の映画)

1.0

この映画を観ていたのか、実際は昏睡状態に陥っていたのか、定かではない

Zombi Child(原題)(2019年製作の映画)

4.9

愛してる。
クレールドゥニ味(異なる時間軸の緩やかな接続、宗主国視点の植民地)と90sの学園オカルト味(the craftとかの)が添えられた『ファイブデビルズ』

こんな贅沢な映画がおもろくないわけ
>>続きを読む

ボンテージ(1991年製作の映画)

4.1

社会派映画の皮を被ったバカ映画も好きだし、バカ映画の皮を被った社会派映画も好きだ。本作は紛れもなく後者だ。

今年1好きなタイトルバック。

ニワカながらケンラッセルが好きだと言わせてほしい。

力で
>>続きを読む

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

4.0

ハリーポッターのベスト。
jkローリングの闇とジャンルとしての魔法ファンタジーのバランスが絶妙

第七の封印(1956年製作の映画)

4.3

暫定ベルイマンのベスト次点、ペルソナのが好き、リヴウルマンがかわいいから。

バチボコ出来がいいんだが、死神とシトーのシーケンスの強度がありすぎるためそいつらがいないシーケンスが相対的に退屈に感じてし
>>続きを読む

パーソナル ヴェロシティ(原題)(2002年製作の映画)

2.3

ライカートの『certain women』からおもしろさと深みをのぞいた感じ、つまるとこ社会性の前景具合だけが際立ってて映画として出来はよろしくない。
オムニバス形式で3人の女性の肖像を浮かべていく話
>>続きを読む

ヴェルクマイスター・ハーモニー 4Kレストア版(2000年製作の映画)

3.9

シャバすぎ・ザ・ハットな映画だったけど良かった、いやでもシャバいわ。
タルベーラ節の経過の中で完璧な構図決めるのかっけえわ、盗み聞きするとこ特にやばかった。

終盤除いてモノクロの質感はあんま好かんわ
>>続きを読む

ミツバチと私(2023年製作の映画)

4.1

ラディカルさが削がれた『トムボーイ』にアリーチェロルヴァケルの『corpo celeste』足した感じ。結構好き。

himでちょっと引っかかりつつもボーッとみてたから、中盤で気づいておったまげた。
>>続きを読む

マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

1.6

逆にここまで突き抜けて出来が悪いとありがたい。
ライミ版からアイアンマン1までの間のアメコミ映画冬の時代を感じさせる出来の悪さ。逆にいえば春は近いのかも知れない。
-------------
夜明けの
>>続きを読む

ライオンズ・ラブ(1969年製作の映画)

2.9

『ドリーマーズ』のポスターっぽいショットあった。

Uppercase Print(英題)(2020年製作の映画)

4.6

ラドゥジュデのベスト

序盤ヴェルナーパントン柄のカーテン出てきてアガる、今季のdriesのパンツにもプリントされているテキスタイルだ。

The Exit of the Trains(英題)(2020年製作の映画)

1.2

ラドゥジュデへの信仰度が問われる。

改めて映画鑑賞とは娯楽ではなく、苦しみだなと

狼は天使の匂い(1972年製作の映画)

3.6

下手さが旨み。
満点すぎる掴みからの仲間入りパートがシャバすぎるのが一周まわってよき。
ラスト、下手すぎて情緒には全く響かんのだがオーラはあった

ミレニアム・マンボ 4Kレストア版(2001年製作の映画)

3.2

真空パックされた時代の空気感は好きだが、心は長いと感じてしまった
-------------
夜明けのすべて 4.6
テルマ&ルイーズ 4kレストア 4.6
Amanda 4.5
バッドルーテナント 
>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

1.8

真っ直ぐなつまらなさというか好感の持てるつまらなさなんよ
マダムウェブの衝撃に備え、モービウスをマナコに刻み込もうと思ったのだがレンタルしかない。観たかった

ソサエティー(1989年製作の映画)

2.7

キツかった。
ヌルヌルグチョグチョも苦手と分かった

関心領域(2023年製作の映画)

3.7

「アウシュヴィッツ」への受け手側の認知が存在する以上、このアプローチをすれば勝利は必然。
でも約束された勝利すぎてなんか好きにはなりきれない自分がいる。

グレイザーはセクシービーストあたりの粗削りな
>>続きを読む

キャロル(2015年製作の映画)

3.8

トッドヘインズのベスト。

グッと来つつも残念すぎるラストカットでサークの偉大さをまたも思い知るのだ

イノセント・ドール 虜(1986年製作の映画)

3.7

ストックホルムでリマ、とかそういった話でもないか

SAXでSEXのとこ。

ヴァン・ゴッホ~最期の70日~(1991年製作の映画)

2.8

耳ちゃんとあって戸惑う。

il conformista未遂な舞踏会シーン。

アンサンブルのボタンを閉める動作で省略された決定的瞬間を暗示するのすこ

開いた口(1974年製作の映画)

3.4

赤ブリーフにシャツタックインするとこ。

ピアラは遠ざかっていくカット大好きやな、ラストの車中からの長回しからの消灯と共に映画も終わりを迎えるところすき

悪魔の陽の下に(1987年製作の映画)

4.0

モーリスピアラのベスト。

タイプ、なんやけど理解が浅いせいでこれ以上の点数はつけられん。
ドライヤーの『奇跡』が大嫌いだからこそ確実なアンチテーゼとして機能してる本作が好き。
ブニュエルしかりサタン
>>続きを読む