おりんりんさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.7

自分は基本ミュージカルが苦手で、
話浅いのを明るい音楽とダンスの華やかさで誤魔化してないかと思うものが多いと感じられてたから。

でもこれはリズミカルで明るい中でも
個々の悩みにきちんと焦点を当ててい
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プロメア(2019年製作の映画)

4.0

小言を言うなら
堺雅人息が多くて違和感あった…
やっぱ声優さんだけでやってほしい
チームワーク無さすぎてメイト要る?
敵主張が分からなくないから
反抗する説得力もっと欲しい
キャラをもっと掘ってほしい
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彼女が好きなものは(2021年製作の映画)

3.4

説明的すぎ
台詞を話してる感強すぎ、
本人達の文脈で掛け合ってる感じがしない
役者の顔が全員良すぎるのも
清潔感ありすぎる学校も面白くない

よって感情移入できず
10分で頓挫

私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)

3.1

恋の進展が唐突すぎてドラマすぎて
情が入らなかった…
だからいちゃいちゃしても何とも…と

主人公お嬢様の世間知らずさが
正当性あるような事言って演出してても
甘いな違うんだよな…と

映画として映し
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.5

また観たくなって鑑賞。
子供たち皆キャラ立ってて
ガキでおバカなのが愛らしい。
もちろん演技上手い…
終始爽やかでとても楽しく観れたし
こんな真っ直ぐした思い出は
夏休みにしか出来ないよな…と
しみじ
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.8

脚本の作り込みよ…編集のやり込みよ…
狂った痛々しいものに困惑したけど
映画だから出来ることなんだよな
と再認識
やはり最後の30分巻き返し凄かった

とはいえ前半の伏線とか点が混みすぎて
疲れたのは
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.6

庵野節の演出はエヴァでお見受けしてるので、さほど驚きはしなかったが、流石だなと。実写である分、撮り方の独特さが際立ったと思う。

多分カットの多さも多少影響していると思うが、禍特待の演技が全体的にまと
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日日是好日(2018年製作の映画)

4.0

とても穏やかで
決してエンタメ性に富むものではないけど
美しく魅力的で飽きることがなかった
特に場面転換の画が美しくて好き
観終わって満ち足りた気持ちになった
和菓子が美味しそう…可愛い…

樹木希林
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ANIMA(2019年製作の映画)

3.8

予告から爆イケで気になり鑑賞
映像、ダンス、音楽
互いが引き立て合って絶妙になってて、それぞれ要素がこの作品をやる意味が凄く伝わる作品だった。純なる面白さだった。
ダンスは全く分からないけど、表情管理
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

4.3

小学生の時学童で観て
サイコな部分に怖くなって頓挫したけど、
今観たら
見応えのある本当に良い映画だった。
クレヨンしんちゃんって
大人から観ても良い映画多いのね。

ファッション等流行りが一周してい
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.2

シンウルトラマン鑑賞のため2度目

映画自体とても良かったんだけど
石原さとみの演技が、いつもの連ドラの時と一緒で大きすぎて、他の役者陣から浮いてたから気になった。キャストは他にもいたのではないか…
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アネット(2021年製作の映画)

3.0

パワー作品。
凄いのは分かる。アダムドライバー凄い
しかし映画で酔うとは…
酔って限界でリタイアした。

偶然と想像(2021年製作の映画)

4.3

ようやく鑑賞。
ドライブマイカーも観てみたいと思えた

長い会話劇でここまで引き込まれるのか…
とはいえ、評価が分かれると思った。
余り小説や、人の核に触れるような話、衝動のままの行動、に興味を持てな
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.0

構図と良い回し方といい、特に編集

画が余りにも良過ぎる。芸術。
主にドラッガーから見える視界などの表現がダークなのにポップでとても良い。
選曲もいいので、こういう内容でも
物凄く洗練されててお洒落。
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.6

テンポも明るい盛り上げ方も良い
でも
内容的に特に必要ないシーンが
尺を引き延ばすためにある感じで
映画映像として観るには
特段引き込まれなかった。
映画じゃなくて
ゴールデンタイムのスペシャルドラマ
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セブン(1995年製作の映画)

4.0

クラシックが似合う、
惨過ぎるが鮮やかな犯人の仕掛けに
全体が嵌められざるを得ず進むのが良い

そのことによって
「異常」であるはずの思想が真理性を少なからず帯びていることが伝わり、正しい道理に対する
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

本当に素晴らしかった
良い映画
映画って良いな、と改めて。
音楽を暫く聴こうと思う。

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

4.0

勉強用に鑑賞。
映画好きは必須鑑賞
音響作業に苦節した自分からすれば
スタッフの偉大さが身に染みる。
偉大すぎ

スピルバーグ監督作などの名作に対して、ただ名が知れていて
一目にも迫力があるから凄い等
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もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

3.8

制作者側の視点として、
長い会話のカットの構成はとても難しい
そこで個を持った演出がしづらい
よってこれを
この長さで迫るものに作ったのが
この映画のめっちゃ凄い所

難解であるから
良い映画ではない
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.6

とてもスマートで技術があるが
どうも序盤が説明的過ぎて
連続ドラマを長々と観させられている
ような気がして掴まれなかった
ので途中で断念

シャイニング(1980年製作の映画)

4.0

以前鑑賞

役者の演技が凄まじい
キューブリック節の絶対的な線対称の構図
主観で長回すカメラ
…は勿論皆が評するように凄かったが
私は特に音楽の演出が本当に凄いと思う
なんとも突き刺さるような追われる
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

4.5

20分しかないのに、
それすら短く感じさせられるほど
深く衝撃的で、
ここまで考えさせられるとは。
映画だからできるメッセージの発し方が
本当に匠だった。

海獣の子供(2018年製作の映画)

4.5

崇高で美しい映画。

哲学的で叙情詩なところに対して
観る側は無理解を感じるだろう。
しかしそれは大したものじゃない。
言語化できない程の
脳の奥に残る強烈な美しさ、
我々の理解の及ばない神秘な世界を
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グラデーション(2020年製作の映画)

3.5

脚本は丁寧。映像は普通。
カメラで撮ってます感があって没入し難い

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

4.1

総じてとても良かった!!
特に、賢い脚本で技術の高い映画
だなと思った。構図も構成もスマート。
映像として凄く纏まってる。
でもフィクション感凄くて微妙に受け入れ難い。

マディソン郡の橋(1995年製作の映画)

3.6

設定不倫とはいえ王道ロマンチック。
日記を静かに読み出したり、唐突にナレーション入るのが興醒めかなあ…この映画をフィクションだと客体視してしまうくらいの演出がちょくちょく。わざとらしさがもう少し無けれ
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空白(2021年製作の映画)

4.4

凄まじい怪物な映画だった。
人物に対して多角的で誠実な良い映画。
それぞれの正しいが空回りして
ずっと何に謝っているのか
何に追い詰められてるのかすら
分からないまま謝っていて
目を瞑りたくなる程本当
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.5

余りに最高。カッコ良すぎて終始痺れる。
ゴジラに近いものを感じたかな。

原作に劣らないアニメならではの演出
とてもとてもよかった。

余りに濃い内容で、映画だけでは理解が及ばない部分があるだろうから
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.5

初めは「?」だったけど、観ていくうちにツボハマる人はハマると思った。

オチがなくて、会話も大して噛み合ってない、絶妙なショートコント集。これが意外にも中毒性あって、モノクロとコーヒーと煙草があるだけ
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劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ(2013年製作の映画)

4.0

中学の時鑑賞

大好きな銀魂、我が青春
アニメを何周したことか
この映画の終わる終わる詐欺に騙されて
泣きながらグッズ買ったのが懐かしい。

オチがつくようで斜め上を何度も展開してきて気持ちの良いとこ
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