YMさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

レストレス(2022年製作の映画)

3.1

『最後まで行く』フレンチ・ノワール版。原作・日本版と続けてみると、韓国の原作をほぼそのままなぞっているので、ダイジェストかな?という感じ。

TAR/ター(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ものすごい映画がここにある。考えれば考えるほど渦にハマって、もういちど劇場で観たくなる、そんな作品だ。ノーランの『インセンプション』よろしく、多分映画好きにとっては「あれはHappy EndかBad >>続きを読む

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.3

手錠つけたまま逃げだして、カーチェイスまでやって、どうするのかなと思ったら、そのまま鎖の部分で刀を受け止める「手錠白羽取り」をしたのには驚いた。なるほどこういうみせかたがあるのだなと。

これはもうま
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野獣の血(2022年製作の映画)

3.4

すごく雰囲気はあるんだけど、おそらく、原作の見どころをかいつまんで映像化したんだろうな、という印象。原作ちゃんと読みたいな。最初こそヒスの役者はちょっと解釈違いかもしれないが、でも、そのまま観ていたら>>続きを読む

最後まで行く(2014年製作の映画)

5.0

面白すぎてヤバい!「なんだこれ?!」が連続するノンストップの展開! ほんとに凄い。『パラサイト』〈時計回りの男〉イ・ソンギュンのドタバタぶりは、古畑の「間違われた男」や「雲の中の死」を思い出す。チョ・>>続きを読む

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

4.0

そろそろさすがに死ぬでしょ。
灰原哀推しとしては観ざるをえませんでした。今回推理がメインディッシュでないためか、ヴェルモットの件も含めてわかりやす(すぎ)て、安心して観てられた。妙にくさいセリフたちと
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名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

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・普通に死にそうなレベルなのは、ミッション・インポッシブルのトム・クルーズとおなじw
・東京事変の歌詞縦書きへのこだわり

仕掛人・藤枝梅安2(2023年製作の映画)

5.0

アクションも筋も演技もめっっっちゃ良かった。一作目もいいが、断然こっち。シリーズ続いてほしいね。豊悦も愛之助もかっこいいんだもの。
ラスト、愛之助のセリフは豊悦への告白とも取れる。そういう静かなブロマ
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犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

4.0

マ・ドンソクが強すぎる。脇のキャラもいいぞ。シリーズにしたい気合を感じる第二作。サイコな悪役を「拳で解決」するマ刑事の活躍!(違法捜査!)(いいのかそれでw)

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ウォン・カーウァイのオマージュの部分だけ絵の強さと脚本が圧倒的にウォン・カーウァイになるのがいちばんよかった。話としては『シン・エヴァー』ぽくもあり。「家/イエ」に帰着する結論はどうなのかと思いつつも>>続きを読む

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

絵がすごい。機関銃で靄が紅い霧になっていくシーンが良かった。ただ……どなたかが書いておられましたが、停戦15分前に目の血走った将軍が兵を突撃させる戦線は「異常あり」です。原作違うよね?もっと救いがない>>続きを読む

プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

4.5

昔日のものだとわかっていても、愛さずにはいられないハリウッド映画。

別れる決心(2022年製作の映画)

4.5

すべて間接描写だが、だからこそめちゃくちゃ官能的。もう一回、こんどは沢城みゆき様の吹替で観たい。

バビロン(2021年製作の映画)

4.5

百歩譲って下半身ボカシはいいとして、権利の関係で引用シーン字幕つけられませんってなんなんだろうね? 仮に引用作品が既知のものだったとしても、その部分だけリスニングになるのはストレスになるだろう(メキシ>>続きを読む

ヘルドッグス(2022年製作の映画)

4.0

原田眞人はまとめるのが上手いので、『燃えよ剣』とおなじでたぶん原作を読んでいたらダイジェストに感じちゃったのかもしれないが、未読のため今回も同様に楽しめた。大竹しのぶの芝居がかっこええのよね。香港の『>>続きを読む

THE WAVE ザ・ウェイブ(2015年製作の映画)

3.2

仕事の関係で観たが、なかなか悪くないと思う! ホラー映画と災害映画は、ともに「本尊が出てくるまで」の緊張感がいちばん楽しい。
それにしても、奥さん、強すぎる(笑)。

ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

4.0

触れ込みどおり、淡々とヴァンゼー会議を再現した映画。スマートで紳士的なナチと第三帝国政府高官たちの会話は語り口調は的確でかつ下品なところもなく進み、内容を見なければそこらへんでもありそうな、まったく普>>続きを読む

モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

4.5

観てから行けよという話で、本当に申し訳ないのだが、モリコーネが担当した音楽を紹介するために過去の名作と呼ばれる作品群の名シーンが劇中に多々でてくるのだが、そこではじめてレオーネやベルトルッチやなんやら>>続きを読む

非常宣言(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

あとでいろいろ書くかもしれないがひとつだけ。ソン・ガンホが回復したところで映画を止めていたら『ミスト』以来の伝説になった。あの容赦のなさ!

シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.9

トニー・レオンだけあって、『一代宗師/グランドマスター』だよね?!っていうシーンが幾つもあった。出会いのシーンとか、チャン・ツィーの八卦掌の撮り方まんまやん。

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.7

ツッコミが追いつかん笑
キル・ビル的な「日本」が大好きなのだが、その列に加わるあらたな作品。
ボトルが転がるシーンがいい。アクション映画としてわりとちゃんと映画のお約束を守っているんで安心して観ていら
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PMC ザ・バンカー(2018年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ面白い。『テロ、ライブ』も好きだが、今作も間違いなく娯楽大作。

我が名はヴェンデッタ(2022年製作の映画)

3.6

Uccidere o essere uccisi, questa è la legge.
Mostrare pietà è solo un segno di debolezza.

ブラック・フォン(2022年製作の映画)

4.0

ノリと勢いで乗り切っている感はあるが、それがゆえにテンポよく、面白かった。
イーサン・ホークが階段の上で仮面に上裸で胸筋をムチっと動かすところは笑ってしまったけど……