YMさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

RRR(2022年製作の映画)

4.5

3時間もあって尺はたっぷりあるのに、長いなぁというところとカットしまくったんだろうなというのが感じられる、ちょっとバランスが変な映画ではあるけれど、不思議と、トータルで考えると3時間あって長い!という>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

「『君の名は。』から『すずめの戸締まり』へ ~震災と新海誠考」

新海誠が2016年に『君の名は。』をつくってから6年。ようやく、ここまできた。まさしく感動的な一作だ。
「ポスト3.11」を真正面から
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エノーラ・ホームズの事件簿2(2022年製作の映画)

4.0

一作目より楽しく推理もホームズらしさがあって良かった! 実在の女性解放運動を題に採ったのはちょっとドラマ『タイムレス 』風味がある。

ヒットマン エージェント:ジュン(2020年製作の映画)

4.2

展開はほぼ予想どおりに進むおバカ映画で、ずっと笑いながら観れた。アクションのキレもいいし、脚本もいい。膝カックンみたいな笑わせかたがすごいうまいのよ。
そしてなんといってもファン・ウスレ!可愛い。ヤバ
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第三次世界大戦(2022年製作の映画)

-

細かく観れば観るほどナチ、ホロコーストののモチーフが使われていることがわかる佳作。『ゴールデン・ボーイ』とおなじくだんだんと取り込まれていく主人公。暴力、貨物車両、毒。ヒトラーというよりむしろチャップ>>続きを読む

ムッソリーニの財宝を狙え(2022年製作の映画)

4.1

アクションは少々もっさりしているが総じて楽しい泥棒エンタメ。

スペンサー ダイアナの決意(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

いまのところ、今年いちばん好きな作品に出会えたかも!
脚本・演出・キャスティングどれをとっても端正かつ抑制が効いていて、必要十分な画作りがかえって胸に迫るものをつくっている。CHANEL全面協力の衣裳
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

4.5

2よりぜんぜん好き。続編作ってもこれに比肩しえるものは出ないだろうなぁ。

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

4.6

劇中でナターシャが007を観ていたように、本作はマーベル映画である前に、『ミッション・インポッシブル』や『レッドスパロー』などと並べても遜色ない本寸法のスパイアクションである。

ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

4.3

不思議な映画。
一度でも飲食業で働いたことがあると、「あるある」も多く、またヒヤリハットの連続で、事故が起こるだろうな……だろうな……となかばソワソワしながら楽しむことができる。キッチンとフロアの対立
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アンストッパブル(2010年製作の映画)

5.0

スゴい面白くてビックリした。ここには何もかもが詰まっている

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

冒頭、”TOP GUN ANTHEM”~”Danger Zone”のオープニングに痺れた。ここまでベタに、マジに、「トップガンの続編です」宣言やる、その潔さに痺れた。夕陽をバックに、戦闘機と一緒にバイ>>続きを読む

モンタナの目撃者(2021年製作の映画)

4.1

思っていたのは山火事パニックモノだったのだが、ぜんぜんちがう端正で良いものが出てきた。90分強のアメリカ映画らしい映画。結局陰謀がなんだかを「必要ないから」という理由でまったく説明しない潔さは間違いな>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.0

『シン・ウルトラマン』、まったくウルトラマンを知らない(聞いたことがあるのはスペシウム光線だけ)の状態でも十分楽しめたくらい、非常に親切な映画だと思う。ただ、語りたいことはたくさんあり、尺が足りなかっ>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.5

戯画化のしすぎにも思えるけれど、プロットの落としかたは巧い。弁護士がいい。

バブル(2022年製作の映画)

3.4

新海誠バリの綺麗な絵に、東京タワーの鉄骨と、電車の車両がうかんでいるような異重力のグルグルエフェクトはエヴァーらしくもあり。アクションの「進撃の巨人」はなるほどWIT STUDIO。で、話としては、イ>>続きを読む

トリプル・フロンティア(2019年製作の映画)

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なぜ悪いほう悪いほうにいくのか……というところは、ノワールチックでもある。『シンプル・プラン』的な。ポー・ダメロンとディン・ジャリン。

名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

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バリバリの違法捜査の、違法性が問われないんだよね。安室の「恋人さ」からのカーアクションに笑いが止まらない

リターン・トゥ・スペース(2022年製作の映画)

5.0

イーロン・マスクのひたむきな宇宙への愛は本物だと思う。あと、オペレーターそれぞれの験担ぎがおもしろい。