whitelilyさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ザ・プロム(2020年製作の映画)

4.3

今年1作目に観たくてとっておいた映画。
やっぱりコレで正解だった〜!

理不尽な差別や偏見など不寛容な人々が多い今の時代にこういう映画があるだけで、なんだか心が救われる。
LGBTQのテーマも含めつつ
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黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

3.8

奇しくもアラバマ物語と同じ舞台…っていうのがなんとも映画みたいじゃん、と思いましたが実話なんですよね~。

嘘もつき続ければ真実になる、が司法のもとでまかり通るなら法とはいったい何なのだろう、誰を守る
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.0

貧困層で生きる子どもたちを扱った作品はやはり見ていて辛く悲しい。だからか、これは観なきゃと思ってもなかなか手を出せないというか…観る時を選んでしまう。

そしてやっぱり辛かった。

作品自体はフィクシ
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真実(2019年製作の映画)

3.8

大女優として人生を歩んできた母ファビエンヌとそんな母から離れアメリカで脚本家として暮らすリュミール。

母の自伝『真実』の出版記念のためパリへやってきたリュミール家族と母。共に過ごすうちに自伝に書かれ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.9

アカデミー賞受賞作ということで気になっていたものの、イマイチ見る気が起きずにダラダラと先延ばし、やっと鑑賞。

社会派ミステリー(??)のなかにもちょっとクスッとできる要素もあったりと、観ているうちに
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マチネの終わりに(2019年製作の映画)

3.8

平野啓一郎さんの小説『マチネの終わりに』の映画化。

うーん、これぞ大人の恋愛。
男女の恋愛における幸せとはなんだろう、と考えさせられる。もちろんそれは人それぞれなんだけど、そういう意味では人生におい
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キャッツ(2019年製作の映画)

2.9

公開当初から賛否両論だったので…ちょっと見るのに勇気いりましたが、映画版新生キャッツ。として見ればまぁまぁアリかなぁと言う気も。いや、酷評する程は酷くなかったと思う。ミュージカルキャッツの要素を残しつ>>続きを読む

残された者-北の極地-(2018年製作の映画)

3.5

マッツの新作が出とる!!!!
、というわけで早速レンタル鑑賞。

とにもかくにも寡黙な男、マッツが終始一人極寒の地でサバイバル。台詞ほぼ無し、演技で魅せるマッツ!
絶望的な状況の中ひたすら雪原を進み続
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.3

ジョジョ・ラビット、あぁ、そういうことね。心優しき(自称)ナチ党員ジョジョ。心の友はヒトラー。

人に差別的思想を植え付けるのは得てして幼い頃の憧れから来て然り…当時の戦争賛美が生み出す景色を子どもの
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チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

3.2

おお!チャーリーズ・エンジェル♡
前作良く観たな〜チャーリーズのキャラが最高で大好きだった。そんな作品の続編って、やっぱり物足りなさが残るもの。

キャラの物足りなさはやはりだったけれどサビーナキャラ
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.4

英雄が一夜にして疑惑の目を向けられるーー。
これは本当に恐ろしい。

保身のため威信のため、名声のため成功のため。

周囲の人々の様々な欲望や悪意がリチャードや家族を追い詰めていく様子がリアル。警察も
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ピータールー マンチェスターの悲劇/ピータールーの虐殺(2018年製作の映画)

3.5

まじか…しんどい。国王馬鹿すぎて…衝撃。
これが、英国の民主主義政治のきっかけになるとはなんて皮肉………!!

自由かさもなくば死か。
いつの時代も民衆は自由と平和のために、子どもたちの住み良い未来の
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レディ・マエストロ(2018年製作の映画)

4.0

女性の指揮者がいなかった時代、指揮者を夢見て困難に立ち向かい成功したアントニア・ブリコさん。
女性指揮者として初めての成功者になる、その信念を胸に奔走する姿にいつの時代も、こんなふうに闘ってきた女性た
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.9

これは良い。邦画の良さがすごく出てる作品だと思う。

まず、太宰治を取り巻く3人の女を題材にただの恋愛映画にしてないところに太宰治文学へのリスペクトが感じられて好きだった。『ヴィヨンの妻』『斜陽』『人
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ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

3.5

人の心に寄り添う天使と人間たちの悲喜交々。
天使の目から見るモノクロの世界と人間たちが見る色鮮やかな世界の転換が印象的でとっても詩的な美しい作品だったな〜と思う。
天使と人間の恋なんて、ロマンチック。
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.5

ITのその後、大人になり街に戻ってくるルーザーズ。
それぞれの人生を歩む中忘れかけていた子ども時代の記憶を辿りながら悪夢との戦いに挑むルーザーズは、やっぱりあの頃と変わらなくて。大人になっても変わるこ
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.9

2008年イスラム系過激派組織により起きたムンバイ同時多発テロ。駅、カフェ、ホテルなど街の様々な場所で銃撃戦や立てこもりが行われ多くの死傷者を出した事件はまだ記憶に新しい。テロの標的のひとつになったタ>>続きを読む

ジェミニマン(2019年製作の映画)

3.4

バリバリのアクションかと思いきやラストはほっこりの人間ドラマになってて良かった。

ウィル・スミス好き。

だんだん若く幼くなっていくウィルw

クローンの遺伝子は実際のところこんなにも正確に、体力面
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ハリウッド 1969 シャロン・テートの亡霊(2019年製作の映画)

2.0

伝えたいことは解る。ただジャンル的に“ホラー”ではないし、事件は確かに起こった事実があるにも関わらずフィクションのような展開。うーん、これをどう観るかはそれぞれだけど……結末は嫌いじゃない。

ただの
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ハリウッド・スキャンダル(2016年製作の映画)

3.0

1960年代のハリウッド。女優を夢見る少女とお抱えドライバーの恋愛もの?………かと思えばまた違う。
とにかくハワード・ヒューズなる人物が全てをもってく映画だった。

偉人、天才、奇人。難解な曲者だけど
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セックス・ドール(2016年製作の映画)

2.5

バレンタインという時節柄ラブロマンスが観たい、と配信にオススメされたフランス映画を。

コールガールがクラブで出会った男性に恋して、っていうストーリー自体はまぁ良くありがち。フランス映画特有の重々しい
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マレフィセント2(2019年製作の映画)

3.7

マレフィセントの世界観はそのままに魅力的なキャラも増えさらにパワーアップして帰ってきた、前作よりも好きかも。

オーロラとフィリップの婚約がきっかけで善の者も悪の者も巻き込んで展開していくストーリーも
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マレフィセント(2014年製作の映画)

3.6

続編の前に再鑑賞。確か…劇場鑑賞した割にうっすら忘れてる場面も(^^;)エルちゃんが可愛かったこととゴッドマザーが強かったことくらいしか記憶に刻まれてなかった…記憶力笑

ディズニー作品はどの作品も個
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猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

3.7

リブート版2作目。

世界が滅亡するきっかけがウィルス感染ってのが…なんかタイムリーでリアル…。

人間vsエイプvsエイプ。

毎回あと少しで物事が上手くおさまるちょうどその時に、悲劇が起こる。この
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猿の惑星:創世記(ジェネシス)(2011年製作の映画)

3.7

旧シリーズ(ちょっと中だるみしてきた)の合間に新シリーズw

さら~っと流し見してた程度だったのでちゃんと観るのは初めてだけど、やっぱり旧シリーズの後に観るとエイプスの進化がすごい!!数十年の映像の進
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新・猿の惑星(1971年製作の映画)

3.4

猿の惑星シリーズ3作目。

滅亡する地球の爆発によりコーネリアスらを乗せた宇宙船がテイラーたちの時代(現代)へ飛ばされる。

1作目とは全く逆の設定が面白い。人間の世界で歓迎され来賓者扱いされるコーネ
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続・猿の惑星(1970年製作の映画)

2.8

続き気になって立て続けに観ちゃったシリーズ2作目。

どちらかというと猿よりも人間に焦点当てちゃった感が…ちょっと残念な感じがした。

文明を自ら破壊した人間。その後を追うように文明を破壊する行為へと
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猿の惑星(1968年製作の映画)

3.6

配信にシリーズで入ってたのでこれを機に。新シリーズはちょこちょこ観たけど元のシリーズは初鑑賞。

開始30分。。。猿が出て来ねぇーー!!!!!!
猿は?!!え?これ猿の惑星だよね?間違ってないよね?!
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フィフティ・シェイズ・ダーカー(2017年製作の映画)

3.7

フィフティ・シェイズシリーズ第2弾。

エロティックなだけじゃないしっかり恋愛要素もドラマもあって気になるシリーズ。気づけばもう3部作出てるじゃん!!今作もなかなかざわついた…。

クリスチャンの独占
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クインシーのすべて(2018年製作の映画)

4.2

音楽界に多大な功績を残してきたクインシー・ジョーンズのドキュメンタリー。We Are The Worldと映画音楽製作してる人ってイメージしかなかったけど…改めてその半生を追うと凄い方なんだなと認識が>>続きを読む

ロケットマン(2019年製作の映画)

3.7

エルトン・ジョン、奇抜で奇人なイメージはあれどもアーティストとしてはやはし類まれなる才能が。

半生を追った音楽映画かと思いきや意外にミュージカル要素が盛り込まれててエンタメショー加減が強かったのが、
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ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

3.5

動画配信されてたので久しぶりに。

これも良く観たな~実家のどこかにDVDあるはずw
昔繰り返し観た映画ってセリフも音楽も映像も、記憶に刻み込まれてるな~と実感。

現代版ロミオとジュリエット、初見の
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.1

これはなかなか乙な映画だ〜!!
私…クエンティン・タランティーノ監督の作品自体あまり観てないんですけどね、あ〜『パルプ・フィクション』の監督さんね、あの映画は何故か好き。くらいの認識なんですけどね、い
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ある少年の告白(2018年製作の映画)

3.8

宗教とは一体なんだろう、と思う。

矯正施設、救済施設。この手のコミュニティ施設には様々な呼び方があるけれど、いずれにしてもそれは神の名前を借りた“洗脳施設”にしかみえなかった…。

私は特に神の存在
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フラッシュダンス(1983年製作の映画)

3.2

“夢を諦めることは死ぬことと一緒だ”

今でも時々思い出すこの言葉。
いつまでも夢を持ち続けたいけれど、歳を重ねる度に大きな夢を追うことはただの理想になってしまう。だから今は小さな夢を持ち続けて…ささ
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.4

これは切ない…………既婚者目線で見たけど、何も言えねぇ。

夫は妻を、妻は夫を、夫婦は子どもを、子どもは両親を。それぞれの愛し方で愛している。けれども家族がひとつの単位として見られるとき、愛情だけでは
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