IUのLIVEを体感できる、良い映画だった。
そもそものセットリストやIUのMCがすごく良かった。
音響がもっと良い劇場で観たかった。いつも思うのだが、LIVEを映画化したものは音量をもっと上げてほ>>続きを読む
先行上映、大阪プレミアで鑑賞。
ホロコースト証言シリーズのなかでは一番「軽く」観れてしまった気がした。
証言者ダニエルさんは壮絶な人生を歩んできたにも関わらず、語り口がどこかユーモラス。残虐さを直接>>続きを読む
構成の問題なのか、展開が読め過ぎてしまう気がした。冒頭のシーン、もう少しわかりにくくした方がいいような気がした。
とはいえ、市子の悲劇の物語自体はとても価値のあるものだと思う。
「つまらなかった」という低評価が多いみたいだが、僕は楽しめた。
ストーリーに起伏があまりなく、ゆっくりと進む。公共圏(≠社会)で出会う人と、ゆっくりと言葉を交わし、互いの哀しみに共感する。それぞれの人>>続きを読む
アセクシャルの主人公が社会的に抑圧されながら、何とか生きていく術を模索する。
男女が親密な関係になることは恋愛関係に発展することを必ずしも意味しない、という言説ないし価値は、世間一般では「非常識」に>>続きを読む
人種主義に熱狂する市民の民意に耳を傾けるべきか。その民意に勢いがあり過ぎ、選挙になれば人種主義候補者が当選することが予想されるとき、エリートはどうするのか。民主主義の脅威的な側面について、色々と考えさ>>続きを読む
三好は家父長制、国粋主義を体現した人で、とにかく胸糞悪かったのだが、徐々に周囲の人間も家父長制を内面化していることが見えてくる。
そんな精神史的状況のなか、景子は一人、自由を愛する。それが何とも煌びや>>続きを読む
中絶をすることに対する女性の自己決定権がない時代。
勿論、誕生するはずの子にも権利があるとも考えられ、中絶を手放しで容認するのは難しいのかもしれない。しかし、やはり「産む」ということは現状女性にしかで>>続きを読む
見る/見られる、という距離のある関係性から、徐々に親密さが増していき、対等な関係性を築き上げていく様子が美しく描かれていた。
自分と年齢が同じ頃の親に出会うというストーリーが斬新。それにより、親と子という権力関係から、対等な関係へと移行する。
自分の親が子どもの頃はどういう子だったのだろうというのは気になるし、もっとそうい>>続きを読む
変わらないものと変わるもの。どちらも時に求めたくなるし、拒絶したくもなる。その葛藤が良く描かれていた。
監督が撮影当時21歳だったそうで。凄い才能。
原作を読んだことがないからか、十分楽しめた。
CGを駆使したアクションシーンはハリーポッターみたいでカッコよかった。冒頭の戦闘シーンが特に気に入った。
ディーンさん、あの役柄凄くしっくりきてた。本田>>続きを読む
脇を固める松本穂香さんと古川琴音さんらの演技も素晴らしかった。
山上容疑者による事件があった今こそ観たい映画。
生まれ落ちた家庭がカルト宗教にのめり込んでいるという詰んだ状態。家族であるが故に関係性を断ち切ることができず、しかもこの物語の場合、家族がカルトにのめ>>続きを読む