中間管理職としての奴隷根性をもった男は、それより上にいる男達に踏み躙られ、その奴隷は自分より下にいる女を差し出す。普遍的なテーマ性が強烈に迫ってくる。「所詮、私たちだけじゃどうにもならないのね」それで>>続きを読む
ほぼ公開日に映画館に行くなんていつぶりだろう。友達とみんなで観て、興奮冷めやらぬ内に酒を飲みながら語り合うには十分な熱量の映画でした。
ただ…ただね……そう言った興奮が時間と共に冷えてくるとどうして>>続きを読む
ドキュメンタリーは誰かのセラピーになっていることを実感できた、そんな作品。
開始すぐのスケボーのシーンだけでもう観てよかったと思える。
「トレインスポッティング」をノンフィクションで撮ったようなか>>続きを読む
近未来SFとしてはとても良質な絵作り。電気自動車のオートドライブもあれば、ディーゼルエンジンのレトロカーもある。 それがリアリティーってものですよ。
モチーフはありがちだけどそれをうまくひねっている>>続きを読む
「One…」
「Two……」
シカゴ市長の名前が「トンプソン」なのは皮肉なのかしら
悲しんでるときに誰も茶化さない。それがいい。
誰もアパムを責められないだろう。
そして、しっかりユダヤの墓があるのは流石です
この物語はひとつの物差しだ。これに堪えられるか?鑑賞者に控えめな挑戦を突きつけている。えぇ、本当に控えめです。ゲール(アイルランド)語、23年間、イェーツ、二つの家族、行きと帰りの差違に注目
「怒りと炎」
アメリカのモチーフ
暴力による奇妙な絆が街を、人を繋げていく。間違いなく人を選ぶ。だからいい
まず何より知ることから初めてほしい。だからこの映画を観てほしい。話しはそれからだ。あとこれを「アメリカの話し」だと思って安心しないでほしい
間違いないアトラクション映画。
面白いかどうかはイースターエッグをどれだけ見つけられるかではあまりなくて、もっとしっかり万人向けでした
犬、鹿、そして、蝶々
キリスト教的文化を考慮しないと女性の発言を疑ってしまうので苦しいところ
カーアクション、スタントの演出に多少の古めかしさは有るものの見ごたえは十分。 巧みなのは動物の使い方で犬、兎、隼などをしっかり意味をもたせて画面に登場させている。
しかしこういう映画を観ていると「>>続きを読む
ジョジョ展に行ってきたので観賞。
前から荒木飛呂彦は承太郎のモデルにクリント・イーストウッドをあげていたけれど、この作品かどうかはわからなかった。 展示の音声解説で直接言及されていた。
承太郎の人指>>続きを読む
一度は観る価値のある作品。
非連続的で理不尽なシーンの移り変わりは、まさに悪夢。しかし不思議と不快ではない。心地よい悪夢をどうぞ。
とにかく一言では語れない。それはわかっているけれど無理にいうなら「熱」 圧倒的なエネルギーがほとばしっている。最後、10分間は拳を握っぱなしになる力強い映像を他に僕はまだ知らない。
エイリアンシリーズとしての収まりの悪さは否めないけれど、クリーチャーのデザインは好き。
キーになるアイテムについて語ると「チャーリーの指輪」「エリザベスの十字架」この2つが画面に写されたり着脱され>>続きを読む
アナキン……あんなに素直だったのに…
航空力学を無視したポッドのデザインが好き
クイーンとリプリーの母性の対比はあまり深まっていない気がするけれど、リプリーの強さは折り紙つき。
ビショップみたいな役回り好きだなぁ。
みんなで観れるアクション映画です。
典型的なサイコパスを描いた作品。
直接人を殺すようなことはしないが、徹底的に他人を自分のために利用する。その手口がうまい。特にメキシコ料理店でのやり取りは単純な脅迫ではなく緩急をつけているため断れな>>続きを読む
アンソニー・ホプキンスの演技が完成されているせいで登場する度に緊張から冷や汗が止まらなくなる。それ故、バッファロー・ビルの異常性が相対的に際立たなくなっているのは計算でなのか、ミスなのか。
さ>>続きを読む
ジュード・ロウがお姫様抱っこされる映画。
黄色見がかった屋外、同じ人間を演じる二人の対照的な様。
ロケットと焼却炉の対比は見事。
今年で公開から20年。映画の冒頭にあった「そう遠くない未来>>続きを読む
非常に高度な美的センスに富んだ映画。
正直いってこの映画を楽しめるか否かは同監督の「ドライブ」を楽しめたか否かに大きく依存している上により高度な次元を要求されている。
状況を説明してくれる親切>>続きを読む
映像的に優れた映画をストーリーで売ろうとした予告編がよくなかったと思います。(日本の予告編)
あれを観たら「オデッセイ」みたいな映画だと勘違いさせられてしまいます。
これは地球戻るために一人で奮闘>>続きを読む
話の流れは、現状に飽き飽きしながらも自分に自信がなく空想癖をもつ主人公が、現実の冒険に繰り出すことで自信をつけ、空想癖を克服する非常に王道をいくもの。
映像としてはネガの形が噴水に移り変わる、失恋>>続きを読む
劇場で観賞。
映画館で寝てしまう友達と観にいって不安でしたが会議のBGM で跳ね起き、作戦のシーンでは二人で声が出ました。
「シン・ゴジラ」の「シン」とは新であり真であると思います。
新はい>>続きを読む
クライムサスペンスと呼ぶには切なく、ラブストーリーというにはあまりにも暴力的な作品。
主人公はとにかく寡黙。そこら辺の自称コミュ障とは違う寡黙さをもった男。台詞ではなく、目で表現するための演出は非>>続きを読む
アトラクション型映画の一つ。
主人公の没個性的な特徴が感情移入
を容易にしてる。
ビルや港での寸止めシーンがコメディタッチ。
チェルノアルファは一番見た目が地味ながら恐ろしい破壊力をもった>>続きを読む
アトラクションと映画の間にある映画。ストーリーなんて飾りです。すべては恐竜を見せるためにあるといっても過言ではないでしょう。
ただ、これまでとは違い人間の意思(人工)が入っている点が見受けられました>>続きを読む
SFでありながら無茶苦茶な設定を詰め込みまくったものではなく手を伸ばせば届いてしまいそうなくらいの近未来感で描かれる火星の有人探査や宇宙船の内部が見所。
船長の音楽のセンスの悪さはこの映画そのも>>続きを読む
映画館で観賞。
過去作や他作品のパロディがふんだんにちりばめられていた。
特に考えず、笑える映画。
対ゴースト用のガジェットは物理攻撃力もバッチリ!
続編が観たいけど昨今のアメリカニズムニに圧>>続きを読む
とにかく追われる。追われ続ける。それを感じられる様に視線、音、に注意が払われている。
最初と最後のカーチェイスは並行して車が移動するシーンがどちらにもある。
現在と過去のベルリンの事件のオ>>続きを読む
コリン・ファースの吃音の演技が素晴らしい。ジェフリー・ラッシュは相変わらず口答えを許さないキャラでいつも通り。それが良い。それこそ口答えなんて許さない国王にズケズケと言ってのける。
「なんの権限も持>>続きを読む