本当の親でも好きな部分や嫌いな部分があって当たり前で、それは自分に似ていたりそうではなかったり。
血というものに拘るのは、それ以外を認めない狭量さにも思える。そんな父の役柄を福山雅治はきりきりするほど>>続きを読む
立場とか世間体とか勝ちとか負けとか。決めたのは多数派であって、その数が逆転したらどうなのか。マイノリティの問題は、常に多数派たちが自分達を正当化するための自己防衛の裏返しのような気がしている。
そんな>>続きを読む
どうしても観たくて上映期間最後のチャンスに滑り込んだ。あらかじめ学んで入ればよかった…。もちろん感動しましたけど。
台詞や映像や演技や。それぞれ互いのスタンスの余白が醸し出す魅力。とても好きです。
ラストの違和感がテーマなのだろうけれど、説明不足かと。掘り下げた部分がないのも意図しているのだろうか。救いがないストーリーは投げられたままで気分が沈む。
登場人物の部分部分に思い当たる感情を見る事ができる。ミュージカルである事はすぐに違和感がなくなり、ラストにはもう一度じっくり観たいと思った。正義とか人道とかという言葉は
、後付けの説明。湧く感情が自分>>続きを読む
派手な演出のなさがより実話を感じさせる。サンドラブロックがとてもいい。
モーガン・フリーマンの優しい眼差し。大きな波ではなく静かな波。目を開けて飛べ 。その意味が最後に。
こうありたい、という姿と現実のギャップ。切なさも飛び込まなければ決してわからないもの。
事実に基づいた、というところが興味深い。いまやFacebookがそれぞれのストーリーを作っているのだろけれど。
喜怒哀楽ならば、哀からの静かな移行。人生そんなもの。静かにゆっくりと。
記者会見のシーンが強く印象に残る。取るに足らない感情を除けば簡単なのだけれど。もどかしさが加速させていく。それが恋愛の醍醐味なのかも。とても好きな作品。
悪人とは事を行動に移した事なのか、悪意を抱かせる行動をとる事なのか。環境も背景もまるごと一個人のオリジナルステージだとすれば、何のせいにもできず。負は負の連鎖を産む。
国王という、その立場からの苦悩に集約されたストーリー。苦悩は想像出来こそすれど、時代背景とはやや切り離されている感があり物足りなさを感じた。 友情を主とすれば秀逸な作品であると思う。
人を信じる、というあたかも薄紙の裏表のような危うさが、ここには見られない。それと一体の人を貶めようとする力。視聴後は、温かい。
悲しい、やりきれない…というのはストーリーから必然であるけれど、愛された記憶が、やがて愛する源となることを知る、再生という意味で希望の光がみえる作品。井上真央の記憶の封印が解け、変わりゆく表情がやわら>>続きを読む
混沌とした世の中で見えない真実。知ろうと知るまいとどちらでも良い、という風潮。そんな中にいる勇気ある人が指し示す真実の光。希望。阿部寛の眼差しがまさに光のよう。
どのような状況にあっても、命を護ることを優先させる、使命というよりは衝き動かされるものを誰もが持つことはとても大切なこと。 とてもいい映画です。 途中何度も胸が痛くなりましたが。
とにかく痛い。この環境で生きていくことを想像するほどに、痛みの続くストーリー。 二人のエネルギーは半端ない。葛藤と再生への希望。簡単ではないけれど、そこに価値がある。
命を育てる女性は強い。いや、強くならざるを得ないのだろう。子ども、親、どちらの立場でもきっと思いあたる場面に出会える。
突然の喪失を自身に納得させられない少年の苦しさ。やり場がないものから逃げずに受け入れることができるまでを描く。周囲もとても温かい。
ゆっくりとした歩幅と時間の流れの上の緩やかな心情。本来の日常の中にあるのはその位の速さ。時間と会話が心を温かな方に向かわせていく。一コマ一コマに出てくる名優のエピソードも、その一端をになっている。オダ>>続きを読む
暖かい場所。そこにいつも居てくれること。ブルーベリーパイ 食べたくなります。
絶望の中からも強く生きようという想い。その一点からの展開は、閉塞された場所から一気に広がっていく。
頭脳戦…?
とにかく最後は気持ちがいい。
暴力を暴力で返せば、戦争が始まる。では、やり場のない痛みは何処へ持っていけばいいのか。一貫したテーマのもとにそれぞれが抱える想い。
人を一人、大切に向き合いながら、大人に育てることの重要性を考えさせら>>続きを読む