ねねねねさんの映画レビュー・感想・評価

ねねねね

ねねねね

映画(15)
ドラマ(0)
アニメ(0)

トリノ、24時からの恋人たち(2004年製作の映画)

3.1

TSUTAYAで中古落ちしていたので購入。
映画の展開的には特質すべきことはないかな。
ただトリュフォーの映画に出てくるみたいな男女の関わり合いが面白かった。
ヌーヴェルヴァーグとかトーキー時代の映画
>>続きを読む

プロデューサーズ(2005年製作の映画)

2.9

とことん馬鹿っぽくて笑っちゃう。
ユア・サーマン見たさに鑑賞。キルビルでめっちゃカッコいいアクションしたかと思いきやここではお茶目なスウェーデンガール。すごいなあ。

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.8

密室で170分?と思ったけど濃い。
サミュエル・L・ジャクソンは相変わらずかっこいいなあ、痺れる。

ベニスに死す(1971年製作の映画)

3.0

音声の撮り方、使い方が好き。
生活音や話し声をレコードで流しているみたいで良い。マーラーやベートーヴェンの曲もヴェネツィアの風景に良く溶け込んでいて素敵。
今度はちゃんと原作も読んでみたい。

タージ
>>続きを読む

RENT/レント(2005年製作の映画)

3.5

やっと観れたミュージカル。
“Seasons of Love” しか知らなかったが全編を通してこの曲の素晴らしさが更に際立った。

貧乏な芸術家たちが集まる街。
生活に苦しみエイズに蝕まれる仲間もいる
>>続きを読む

理由なき反抗(1955年製作の映画)

3.4

そんなに貧しくもない、どちらかと言えば裕福な家庭に育つ青年たちが何故社会に反抗するのか。
理由なき反抗、という題名だけどよく考えれば理由はあって。なのに本人たちには自覚できなくて、もどかしい思いをする
>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.0

サスペンスホラーはあまり観ないのでこれが画期的な映画かどうかは分からない…
伏線が比較的わかりやすかったので、展開はなんとなく読めてしまった感じ。

たぶん、映像というよりテーマ(人種間の差について、
>>続きを読む

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

-

エッセイは読んだことがなかったが鑑賞。

ひと昔のフェミニズムとは全く違う印象を受ける。誰も悪気はない、自然に生活しているだけなのに、ボタンの掛け違いが起きてしまうこと。
悪や正義でなく、そこにはただ
>>続きを読む

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

3.3

「眼球で語る映画」って感じ。微細な心情の動きを、ショットや音楽に頼らず表情で出し切る。俳優さんたちのかっこよさに痺れた。

時間は長い割にテンポが良く、ドキドキするシーンもあったりして退屈しなかった。

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

-

楽しくてしょうがない、痺れる映画。
タランティーノ監督ってほんとに、映画も日本も大好きなんだろうなと感じてニヤニヤしてしまう。

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.8

 表情を変えないトラビスだが、静かな中にある狂気と強い孤独感が終始滲み出てきて、見ているこっちがだんだん不安になる映画。
 音楽はヒッチコック映画など手がけてきたバーナード・ハーマン。サックスソロのス
>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.4

何回見ても飽きがこないのは、バラバラに構成されたストーリーだけじゃなくて、登場人物とか音楽とか画面の中に散りばめられてるものが、痺れるくらい全部カッコいいからだ。ちょっとした皮肉やユーモアも込められて>>続きを読む

すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

4.6

偉大な作曲家たちが、他の作曲家の音楽について熱く語る。こんな贅沢なドキュメンタリーは今まで観たことがない。ただもうそれだけ。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.5

 個人的に、終盤でエリオとオリバーが2人で旅をするシーンが最高に切なくて、幸せそうに笑っている2人を見ているだけで涙が出てきた…
 北イタリアの豊かな色彩と、それを更に鮮やかにする音楽。美しさの中に、
>>続きを読む

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.4

 一触即発で今にも破裂しそうな、ダークな舞踊劇みたいな雰囲気だった。
 ベートーベンや雨に唄えばなど既成の曲と残虐な映像が組み合わせられることで、なんとも奇妙な風刺効果が生まれる。かといって反暴力を訴
>>続きを読む