せいじさんの映画レビュー・感想・評価

せいじ

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マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

2.8

マトリックスではなく他の違う作品を観ているよう…。マトリックスのキアヌのイメージは汗臭くないヒーロー。今までスタイリッシュな映像を見せてくれてていただけになんでこんな泥臭い映像… BGMはモーツアルト>>続きを読む

マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

3.5

映像的に魅せる作品だが内容は結構、哲学的。
前作よりも進化した映像。
相変わらずバトルシーンはかっこいい。
カーチェイス、バイクアクションはしびれる!
うじゃうじゃ出てくるエージェントスミスとブラック
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マトリックス(1999年製作の映画)

3.3

公開当時観たときは仮想現実という考え方をあまり受け入れられず、マトリックスという存在がよく理解できなかった。しかし、斬新な革命的な映像には感銘を受けこれは映像革命の作品だと理解し続きを見ることもなくそ>>続きを読む

セフレの品格(プライド) 決意(2023年製作の映画)

3.8

お互い惹かれあっているのにセフレの関係。過去の結婚生活の失敗から傷つかないように心を隠し続ける関係。しかし新たな登場人物との複雑な関係に…
多分行き着くところはそこだろうと希望を込めたところに見事に落
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セフレの品格(プライド) 初恋(2023年製作の映画)

3.8

⾏平あい佳さん目当ての鑑賞。城定秀夫監督。二部作の大作、その前編。”×”がつく結婚の失敗を経験したもの同士。本心ではお互い惹かれあいながらもの心を包み隠し続ける体の関係。ちょっと切ない。後半へ…

トランス(2013年製作の映画)

3.0

再鑑賞。…とは言っても覚えていたのはアンダーヘアのみ。ほぼ覚えていないので新鮮な気持ちで鑑賞した。美術品の窃盗物語かとおもったら話の核はそこではなく深い愛情物語だったり、だましだまされよく練られている>>続きを読む

バイバイマン(2016年製作の映画)

3.0

バイバイキン…じゃなかった
バイバイマン。 かなりダサい名前…
"考えるな"
"言うな"
"その名を言うな"
こういうある種のルールにそったホラーは面白い作品が多い。
名前を知ってしまった者がたどる末
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ダイ・ハード2(1990年製作の映画)

4.3

やっぱりこの”2”と”1”は傑作だなぁ。今回の舞台は空港。不死身の肉体派ヒーローではない普通の男ブルース・ウィリスがテロリストと対峙。それは前作と同じ。さらに身内に足を引っ張るおバカ、計画的によく練ら>>続きを読む

ツイスター(1996年製作の映画)

4.3

久々の鑑賞。これはやっぱり面白い!竜巻を追いかけて歓喜するぶっ飛んだ人たちと恐れおののく人たちの人たちとの対比が実に見事。猛獣のように唸り声をあげる竜巻。そして飛び掛かってくる牛、船、トラック… 屋外>>続きを読む

セブンスフロア(1994年製作の映画)

2.7

80年代に青春時代を過ごした私にとってはブルック・シールズの存在は別格。そのブルック・シールズが日本人俳優と共演していたとは全く知らなかった。94年作品ということで人気に陰りが出ていたころの作品と思わ>>続きを読む

生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.0

オリジナルは観ていないが黒澤明原作、ノーベル文学賞作家カズオ・イシグロ脚本ということで鑑賞。
静かだがとても美しい作品。そして人の尊厳に訴えかけてくる映画。末期がん宣告された後に残りの人生について考え
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愛を複製する女(2010年製作の映画)

3.0

怖いもの見たさに観てしまった… エバァ・グリーンって美人だけど雰囲気が怖いんだよなぁ。そのエバァ・グリーン、死んだ恋人をクローンで蘇らせるという暴挙に。そして愛と引き換えに大きな苦しみを背負う彼女。静>>続きを読む

リボルバー・リリー(2023年製作の映画)

3.0

前情報なしに【リボルバー・リリー】というタイトルからクールで強い女性の話だと思い鑑賞。綾瀬はるかがクールな女性を熱演。でも百合さん役、綾瀬はるかさんじゃないような気がするんだよなぁ… 優しい笑顔のない>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.0

「やぁ、ジョン」。…と、形式的な挨拶の後に展開する壮絶なバトルがここにはない。このファニーな世界観を引き立たせる優雅なひと時もあまりない。あるのは延々と続く殺戮シーン。完結させるための映画だが今までの>>続きを読む

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.5

再鑑賞。何度観ても心に響く名作。少女マチルダの大人びた悲しみの表情、そしてレオンのマチルダを見つめる表情が忘れられない。以前、友人とこの【レオン】について純愛だよね~ という話になったが「えぇ~?!」>>続きを読む

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

4.5

再鑑賞。映画において芸術性と商業的成功を共に追い求めるのはとても難しい課題だが高いレベルでクリアしている見事な作品。それもナタリー・ポートマンあっての事。チャイコフスキーの美しいメロディに乗せ美しく羽>>続きを読む

ひとひらの雪(1985年製作の映画)

2.5

うぁ、サイテー男!そして結婚式でのスピーチ最低… 渡辺淳一氏は不倫小説ばかり書くけど結婚生活に対してネガティブな感情があるのだろうか?!美しさや儚さではなく醜さばかり目立ってしまう。さらにラストの娘の>>続きを読む

イチケイのカラス(2023年製作の映画)

3.0

短い時間の中でテンポよく展開するドラマ作品。それが映画化になるとちょっとだらけてしまう作品が多い印象を受ける。それはこの【イチケイのカラス】でも同じく。ストーリーは悪くない。しかし入間みちおと坂間千鶴>>続きを読む

エバー・アフター(1998年製作の映画)

3.0

多分…では、あるが男と女でシンデレラの物語に対する印象って全く違うと思う。女の子にとっては憧れのプリンセスであるシンデレラ。でも男にとってはただのおとぎ話。それを実話風にする意味があるのか… 魔法もな>>続きを読む

寒椿(1992年製作の映画)

3.8

アイドルとして出たての頃の南野陽子は当時、時代劇の出演で超棒読みのセリフをしゃべっていたのを覚えている。【寒椿】この作品を観た時、ちゃんとした女優さんになったんだなぁと感じた。儚げで美しい女性、まさに>>続きを読む

桜姫(2012年製作の映画)

1.0

新感覚女郎ムービー。新感覚とは言ってもただただつまらない…

羅生門(1950年製作の映画)

3.8

半壊の羅生門の下で語られるある殺人事件の会話。あれっ?小説の「羅生門」と違う… と思ったら原作は「藪の中」との事。小説の「羅生門」は生き地獄のような情景の中で強烈な生への執念を見せる主人公。こんな小説>>続きを読む

エンドレス・ラブ(1981年製作の映画)

2.8

世界一の美女と言われていた頃のブルック・シールズ作品。当時から整った濃い眉毛がとても印象的だったが本当に彼女は美しい。時を隔てての鑑賞になるがモータウンの2大スター、ライオネル・リッチーとダイアナ・ロ>>続きを読む

静かな雨(2020年製作の映画)

4.0

宮下奈都さんの文章すごく好き。前に向かって生きてゆく時に生じる不安や迷い、その全てを包み込むような優しさに溢れている。原作者、宮下さんの世界観を表現する二人、仲野太賀さんと衛藤美彩さん。飾りっけのない>>続きを読む

愛なのに(2021年製作の映画)

3.0

様々な愛の形。女子高生の純粋な想い。大人になって汚れてゆく愛情。これはちょっとありえないなというシチュエーションも多いが女子高生と30を超えたおじさんの微笑ましい関係がとてもいい。

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.0

個人的にタランティーノの印象は殺戮シーンをエンタテインメントとして面白、可笑しく魅せる人。見せ物としては面白いがスッキリするわけでもなく妙な残尿感みたいな感覚を残してくれる映画監督。 …という印象。そ>>続きを読む

ある日どこかで(1980年製作の映画)

4.5

【スーパーマン】以外の作品は観たことがなかったので手に取ったクリストファー・リーヴ主演作品。ラフマニノフの佳曲【パガニーニの主題による狂詩曲】を題材にした美しい物語。それも時空を超えた恋愛映画。好青年>>続きを読む

失楽園(1997年製作の映画)

2.5

純粋に男と女が愛し合う事なら純愛と言えるが、不倫を通してしかその愛の美しさを描けないのはちょっと哀しいなぁと思った。だんだんと狭く暗く二人だけの世界に入り込んでゆく感覚にはついてゆけなかった…

スペース カウボーイ(2000年製作の映画)

3.5

【アルマゲドン】にてユニークな人達が地球を救うため宇宙に飛び立ったのをヒントに作られたのかなぁ…と、思った。初めて観た時はおじいさんたちが宇宙へ飛び立つ姿が恰好良くてとても面白かった。しかし今回久々に>>続きを読む

ダイ・ハード3(1995年製作の映画)

3.0

この【3】を観るたびにいつも思うのは何故マクレーンを最低男に貶める必要があったのか?という事。そもそもダイハードの面白さは完璧な肉体を持たない普通の男が勇気と知恵を武器にテロリストと闘う所だったはず。>>続きを読む

スピード(1994年製作の映画)

3.5

メチャメチャ久しぶりの鑑賞。ノンストップアクションの大ヒット話題作だった事もあり当時は映像に釘付けだった。しかし久々に観てみると色々と言いたいことも出てくる。ぶっ飛びポリスとワイルドねーちゃんはいい。>>続きを読む

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.3

再鑑賞。大好きな恋愛映画。フランスとアメリカ、国籍の違う二人が帰国までウィーンで共に過ごす一日のロマンティックなお話。恋人同士のとりとめのない会話も惹かれ合う二人に胸が高鳴る。恋人同士の初々しい距離感>>続きを読む

1408号室(2007年製作の映画)

4.0

さすがのスティーヴン・キング作品。これはただのホラーではない。人生を追体験し苦しかった、辛かった場面をたたみかけてくる1408号室。ジョン・キューザックが演じるのはいわくつきのホテルに泊まって文章を書>>続きを読む

快楽の囚人(2021年製作の映画)

2.8

二人の美しい姉妹がみせる女同士の醜い内面。それに付き合わされる軽薄な男。ここには美しい愛の姿など見当たらない。ちょっと不快感を覚える出だし。胸糞悪い。だが単調で登場人物も少なく退屈と感じていた。しかし>>続きを読む

誘う女(1995年製作の映画)

3.0

個人的には「奥さまは魔女」のニコール・キッドマンが一番好きだけど、全然違うタイプの役を見事にこなす女優としての力量は素直に凄いなぁと毎回感じる!今作品では有名になるために何でも利用する自己中女を熱演。>>続きを読む

うれしはずかし物語(1988年製作の映画)

3.0

あまり期待しないで観たけどなかなか面白かった。夫婦お互いが不倫し、情事中に相手の不倫現場を見つけるところは見事にコメディ。ドロドロしてない所は好印象、最後は寛容にハッピーエンドで締めくくられるところは>>続きを読む

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