KeisukeTさんの映画レビュー・感想・評価

KeisukeT

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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

この監督はラストの持っていき方がほんとにうまいなあ

序盤からの過剰で冗長にも見えるミュージカルシーンの演出によって、最後の曲のシーンが作為的なものではなくなり、見る人の心を純粋に揺さぶれる。夢は叶っ
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ウォーリアー(2011年製作の映画)

4.9

格好いい。撮り方がすごく雰囲気あったし、人間模様も描けてる。

前後のないドラマの断片をつなぎ合わせたらこれができた、みたいな印象だった。それくらい部分部分に気持ちが入ってる。押し付けがましくない「家
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君が生きた証(2014年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

好きだなこれ。
途中、えっ?てなるけど、その展開も余計に息子が作った歌詞の意味を悲しくさせる。そしてオヤジがうたう意味を与えてくれる。

ニンフォマニアック Vol.2(2013年製作の映画)

2.9

主人公がそれ相応に年をとって苦しみを抱えたこっちのほうがvol.1より物語として深みがある。最後はぞっとした。

ニンフォマニアック Vol.1(2013年製作の映画)

2.8

変な映画だ。主人公が自分の性遍歴をひたすら語る。父親とのくだりが、ちょっと冗長。

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.5

主人公がすごくいいね。友人たちが染まってく様子も微笑ましい。優等生チャトゥルのスピーチの場面、爆笑した。

3時間近いけど、長さを全然感じなかった。良作。

百日紅 Miss HOKUSAI(2014年製作の映画)

3.2

一人で見ればよかった、と思った作品。
起伏がなくて江戸の何某さんの日記をアニメにしたような。そうゆう淡々とした感じが狙いなんだろうけど。個人的にはどこに感情移入すべきかわからなかった。

ゆれる(2006年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

題名うまい。
一言であらわすと『ゆれる』しかない。橋とか記憶とか心とかいろんなものがゆらゆらしてる。暗いけど救われない話じゃない。

まー味のある役者がいい台本でやればそりゃ味のあるいいもんできるわっ
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心が叫びたがってるんだ。(2015年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

青くさいけど、かなり好きな感じ。エンディングの歌がゴミだった以外とくに文句がない。どうしてあんなよくわからないアイドルに歌わせたのか謎。

挿入歌の選曲センスはすごくよかった。いかにも日本っくさい学園
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ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

映画的に起伏を作るんじゃなく淡々としてて、それが逆に良かった。主人公も使命感に燃えてるというよりは、いっぱいいっぱいでやってる感じが伝わってきて好感が持てた。
裁判で負けたロンをDBCの会員が拍手で迎
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ほしのこえ(2002年製作の映画)

3.1

宇宙と地球の遠距離恋愛の話。時間の進み方が違うくて宇宙で年を取らない少女と地球で新しい世界を年相応に重ねていく少年の時間のすれ違いを描く。新海監督お得意のテーマ。
ただなんせ短編1つで映画の世界に引き
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フィッシュストーリー(2009年製作の映画)

3.6

ロックバンドの曲がぐるぐる回って地球を救うという話。
んなわけあるかと思わせられる種々のシーンもタイトルが「フィッシュストーリー」だからまあええかと思って楽しめた。
1975年のバンドメンバーがいい味
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エレファント(2003年製作の映画)

2.5

銃撃シーンの臨場感の恐怖とある種の感情が欠落している様を見せられる恐怖。
自分の中でかなりトラウマ映画の一つ。

雲のむこう、約束の場所(2004年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

個人的にはかなり好きな作品。北海道以北と青森以南で分断された日本を舞台にしている。
眠り続けるヒロインと大人になっていく主人公二人の時間のズレとか如何にも新海作品だし、歳をとってすさんでく感じも新海作
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

高校生とOLの恋愛を描く。珍しくハッピーに終わる新海作品。

絵の綺麗さは相変わらず半端ない。彼が描けば雨の日の新宿さえこんな詩的な風景になる。脱帽。

マネーボール(2011年製作の映画)

3.9

スポーツ好きなので、お話的にというよりもドキュメンタリー的に楽しめた。スポーツビジネスの中身って中々お目にかかる機会ないし、興味深い。

アスレチックスという貧乏球団が金満クラブを工夫でやり込めるとい
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アルゴ(2012年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

実話をベースにした話。実際ちょい映画のために盛ってる部分(出国シーンとか)あるんやろうけど。すごく緊迫感あって楽しめる。ベンアフレックが渋くて格好いいです。

ただこうゆう映画見ると、自分が知らず知ら
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アクロス・ザ・ユニバース(2007年製作の映画)

5.0

超好きなミュージカル映画です。楽曲はビートルズで統一されてて、どのカバーも秀逸。

個人的には屋上で、主人公ジュードのアカペラから始まる『All you need is love』がイチオシ。love
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

精神病棟が舞台になってて、終始暗いが、名作。
最後の結末は考えさせられる。
正常とは何か。そもそも精神の自由をいったい「正常」な人間に犯す権利があるのかと。

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

4.0

原色に彩られて画面はとても鮮やか。
車とか開拓されて間もない東海岸の街並みとかも良かった。

途中のギャッツビーの瑞々しい恋愛模様なんかも描き方上手いな〜と思ったら、同じくディカプリオが主役の『ロミオ
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.2

回想がメインになるため、色んな意味で思ったより、インドだった。ストーリーよりもインドの貧民街の描写に目がいった。こーゆー世界もあるんやなって。

GO(2001年製作の映画)

4.1

原作からはいったけど、映画もいい。テーマをうまく踏襲して、地下鉄の線路を走るとことか、見せるとこはうまく映画的に見せてる。

金城一紀の、マッチョだけど繊細なこの手の主人公って演じるの難しそうだけど、
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モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

4.0

どうやったらこんなにも楽しい話が作れるのか、と思う。

ソラニン(2010年製作の映画)

4.3

好きな邦画のひとつ。
商業主義に反抗して、でもそのままでは生き残れなくてというジレンマを描いてるという点で、よくある話。

ただ映画として云々よりも、最後のライブシーンがとても印象的。萎んだ心が音楽と
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.0

ライトな恋愛もののつもりで見て、あまりの暗さに絶句した。

マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

3.5

どうでもいいけど、映画館から出て、主人公の名前をググって年齢にビビった覚えがある。

内容としては、インドの家父長的環境で閉鎖的に行きていた主婦が、NYの語学学校に行って世界が広がってくって話。
フェ
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グラン・ブルー/オリジナル・バージョン(1988年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

これはイイ!と思って友達に勧めたりしたけど、反応があんま芳しくないこともあって、これは人を選ぶっぽいなあ。

3時間は確かに長いし、条件描写が詳細すぎるってのは賛否ありそう。海の美しさをひたすら移すか
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