Natsukiさんの映画レビュー・感想・評価

Natsuki

Natsuki

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怪物(2023年製作の映画)

5.0

エンディングを自己解釈できる映画ってやっぱりいいな。こういう映画一緒に観て解釈の違いを語り合える友がいればもっといいのにな。

ずっと苦しかった。
人間みんな怪物飼ってるし、だとしたらみんな怪物じゃな
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

5.0

やべぇ……まじやべぇ……
山田裕貴も岡山天音も間宮祥太朗も山田裕貴でも岡山天音でも間宮祥太朗でもなく、宮本大であり、玉田俊二であり、沢辺雪祈だった……。
漫画でもアニメーションでもそれはリアルで、現実
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

嫌いなはずなのに、気になって仕方ない。
ねえ今何考えてるの?なんて聞けない。自分がどう思ってるのかすらもわからない。
近づきたいのにあまりにも遠い。近くにいるのに遠く感じる。
これらのもどかしい感情は
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キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

これだけ私の魂を揺らして鼓動を高まらせる映画を知らない。役者さんたちの命を燃やして心身を費やして作り上げた迫真の演技を大画面で見て感情移入しまくって、シーンにマッチした迫力最高の音楽に思わず頭も心も揺>>続きを読む

サヨナラまでの30分(2020年製作の映画)

3.4

とにかく映像も歌声もシーンの移り変わり方もものすごく綺麗。美しい。
カセットテープが出てくるのが素敵。

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

4.3

素敵なラブストーリーだった!!!

今思えば、大切な誰かを守るためにみんな動いてるし、大切な誰かを傷つけられてなった犯人も多いな。

哀ちゃんはまるで椎名林檎みたいだな。
別に誰にも言ったりしないけど
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

家族がイカしてる。会話が面白い。
ルビーの家族は耳が聞こえなくて、普段ルビーを通してしか他の健聴者と会話をしないからか、家庭内で作り上げられた陽気な性格や会話が面白くて笑える。

ルビーの歌に、惚れ惚
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

4.0

なんか、ものすごく冷静に見てしまった。
俳優として好きな二人のラブシーンも、仕事場での事故も、風呂場のシーンも。
ドキドキしたのは、初めて手を繋ぐシーン。
上映されてた時見に行かなくて、でも予告でドキ
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.0

今更ながら

世の中色んな人がいるから、色んな考え方があって、その言葉の意味も辞書にある意味とは程遠くなる時もある。

一般的な意味とはかけ離れた、幸せとは傍から見えたら言えないかもしれない愛。
でも
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さかなのこ(2022年製作の映画)

4.3

ミー坊のお母ちゃんみたいに、自分の子どもを信じて、好きなことは好きなだけやりなさい!後悔してもそれでいい、普通じゃなくていい。って言ってあげたい。
これは似合わない、これは変わってるなんて言って世間に
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最後の恋のはじめ方(2005年製作の映画)

4.3

今日はいい夜にしたいと思って選んだ映画
大当たりでした。

テンションがあがると変なダンスを踊ってしまう私はこういう映画がどストライクです。
Netflixのプレビューで笑って、主演がウィル・スミスだ
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ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢(2020年製作の映画)

4.6

ものすごくいい。定期的に観返したい。
あたりまえがあたりまえだったと気づいた時、もう手遅れなことも多いけど、まだ間に合うなら手を伸ばして言葉にして伝える。
諦めない彼女の強い想いが、彼女に響いた。
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マダガスカル3(2012年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

ペンギンズたち頭良すぎるし、新人は大学目指して大統領の夢あったんかい!猿は何にでもなれるのね笑
しかも、警察から逃げるためにサーカスの動物に助けを求めて自分たちもサーカスやってると嘘をついて、でもサー
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映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

すごく好きです。

YouTubeレインボーコントチャンネルの「別居中の旦那と会話したら意外にも楽しくて関係が修復された夫婦」ってネタで登場して気になって観ました。ありがとうレインボーさん。

個性が
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弥生、三月-君を愛した30年-(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

うーん、いまいちピンと来なかった。
初めあたりは、さくらの黒板のくだりで弥生最強じゃん!面白い感じと思ったけど、その後は意味のない描写がいいシーン風に繋がってるように見える。実話なら人生そういうことの
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.1

ギャビーギャビーにすごい共感した。
物心ついた頃から誰かと比べて自分への自信をなくしがちだけど、これを見たら、いろんな個性があって出逢いがあってこそ面白い人生なんだと。

理想的な一生を送るおもちゃじ
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.5

そして、バトンは渡された。
序盤での予想は、梨花さんから優子への人生のハッピーな生き方なのかと思った。きっとそれもひとつのバトンなのだろうけど、もっと深い意味でのバトンでそれは最後まで想像がつかなかっ
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HOMESTAY(2022年製作の映画)

4.5

人生観が少しだけ変わる映画

思春期は特に、自分の存在意義が曖昧になって、他の人と比べて落ち込んだり、自分の思い通りにいかない物事ばっかりで嫌になる。
きっとみんな同じように1日を生きているだけなのに
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mellow(2020年製作の映画)

3.1

それぞれの好きが真っ直ぐでもどかしくて優しくて、「ありがとう。でも、ごめんなさい」っていう相手への断り方がよかった。
玄関の花を夏目にお願いしている夫婦は他の人を好きな気持ちがあるままで夫婦の関係を続
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街の上で(2019年製作の映画)

3.6

やっと観た。ドラマ性のない私たちと同じく今を生きている彼らのそのまま。
きっと素人がこういうのを作ると、なんだかみんな変で会話が成り立ちすぎてておかしくてありえない気持ち悪い映画になるんだろうけど、こ
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余りある(2021年製作の映画)

3.3

人間の感情って複雑すぎるよなぁそこが映画になるし好きなんだけど

相手のどこが好きかって気にし始めたらもう終わってるのはわかる。でも恋人はそうかもしれないけど、夫婦はそれが普通な気がする。

言葉にし
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劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

3.6

人は見かけによらない、細かい気遣い、素直になれないけど時には素直な可愛さ、ハマると一筋。このお父さん不器用で可愛すぎやろ。

人それぞれの見えづらい良さが温かく描かれていてほっこりした。家族のため稼い
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ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

4.4

大体が彼女の語りによって進んでいくストーリー。''僕''と出会う前から別れた後まで、大まかな彼女側の心情が描かれていた。
「明け方の若者たち」の予告だけでは知り得ない(僕側の語りで進んでいくからでもあ
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さよならくちびる(2019年製作の映画)

3.5

ルルラルルラと〜♪が頭から離れない。

ハルレオの声がいい。歌詞がいいメロディーがいい。もどかしさと青春。それぞれぶつかり合って埋められない溝が苦しい。それでも大事な日は忘れないし、約束は守るし、なん
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

4.0

こういう生活がすごく素敵だなと思うこの頃。

「なぜフィンランドの人々はこんなにもゆったりとして見えるのか」
の答えは森だけではないと思うけど、自然に触れることはゆったりと生きることに大事な事だと思う
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461個のおべんとう(2020年製作の映画)

4.0

すごく落ち着く映画だった。
大きな問題は起こらないものの、私たちにもありがちな日常の小さな環境の変化だったりで虹輝が少しずつ大人になっていって、観ていてすごく幸せな気持ちになった。