かまたまさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

かまたま

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空気人形(2009年製作の映画)

4.0

R15指定、是枝監督の大人向けファンタジー。

空気人形が心を持つという大胆な設定だけど、自然と物語に引き込まれました。

心がからっぽなのは誰なのでしょう。
心が満たされるってどういうことなのでしょ
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復活の日(1980年製作の映画)

4.0

新型ウイルスが猛威を振るい人類が絶滅の危機に追いやられる…

コロナ危機の今、背筋がヒヤッとする思いで鑑賞。

小松左京原作のSF超大作。
40年前の作品ですがすごい熱量で古さを感じさせませんでした。
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淵に立つ(2016年製作の映画)

4.0

展開の読めない息が苦しくなるような話がゆっくりと、けど確かに進む。

いや、進んでるのか引き戻されているのかよくわからない感覚。

人間の業と向き合わされるような映画。

なんでだか自分がしてしまった
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.5

今敏監督の作品、はじめて見ました。
サイコスリラー。大人向けのアニメ。
リアルだけどアニメじゃなければできない表現。
現実と空想とが入り混じる描写は圧巻でした。
計算された緻密な物語。これはまた見直し
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パーフェクト・ブルー(2010年製作の映画)

2.0

「見たい作品リスト」にタイトルだけ入れておいたところ、今敏監督のアニメ作品と間違えて借りてしまいました(汗

こちらは宮部みゆき原作のサスペンスドラマ。全くの別物でした。

ベタなサスペンス。強引な展
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今日も嫌がらせ弁当(2018年製作の映画)

4.0

口をきかなくなった思春期の娘と、毎日のお弁当を通して語りかけ続ける母の物語。

言葉では伝わらない思いをお弁当で届ける母の力すごい!

安心して見られる映画でした。

オーケストラ!(2009年製作の映画)

3.0

登場人物がそれぞれの思いを抱えてコンサートに臨み、音楽を通して最後には一つになる。
つながっていくまでの流れがとてもきれい。
だけど見せ場までがちょっと長いかも。

ロシアの歴史をもう少し知っていれば
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たたら侍(2017年製作の映画)

2.5

日本で現存する唯一のたたら場「菅谷たたら山内」のガイドさんに紹介されて鑑賞。

セットが大がかりで映像がきれい。
たたら製鉄のことがよくわかって勉強になりました。

ただ、物語としては少し残念…
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劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

4.0

無口な父との微妙な距離感。
ちょっとわかります。

ゲームがつなぐ親子それぞれの思い。
ゲームは悪者になりがちだけど、たまにはこんないい話もあっていいですよねー。

テレビドラマ版もよかったけど劇場版
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

2.5

身体障害のある兄と自閉症の妹が生き抜く話。

R-15指定だし、設定からも悲惨な内容になるのは覚悟してたけど…

きっとこれまで苦労してきた兄妹なのだろうと思うけど、
さすがにもうちょっとうまい生き方
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町田くんの世界(2019年製作の映画)

1.5

予告動画が気になって試聴。

人が良すぎて不器用すぎる町田くんと、町田くんにひかれる人たち。

あらら、コメディーだったんですね。
さらにちょっとファンタジックな展開におじさんは少しついていけませんで
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フィッシュストーリー(2009年製作の映画)

4.5

2回目の鑑賞。

早すぎたパンクバンドの曲が時代を超えて世界を救う。

無茶苦茶な話だけど、場面場面がパズルのようにキレイにハマって気持ちいい。

「もしも孤独が魚だったら、巨大さと獰猛さに、鯨でさえ
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.5

中年男性と女子高生のラブストーリー。
どんなゲスなラブコメなのかと思ってたけど、2人の出会いが互いの人生を変えていく。なかなか見てて気持ちのいい話でした。
オープニングがカッコ良かったです。

はなちゃんのみそ汁(2015年製作の映画)

3.5

ガンの闘病をしながら出産、子育てをした家族の記録。

前情報なしに見たけど、
闘病中の奥さんのブログとそれを支えてきた新聞記者の夫による回顧録が原作の映画なんですね。

気になってググってみたらご主人
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歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

3.0

ぶつけすぎてしまう気持ちと
うまく伝えきれない思い。

近い存在だけに家族関係も難しい。
けど、やっぱりそれでもつながっていられるのが家族なんでしょうね。

ゴンチチのギターがよかったです。

女の機嫌の直し方(2019年製作の映画)

4.0

劇場公開されてた時は全然知らず、たまたまレンタル店でタイトルが気になったので鑑賞。

ちょっと都合のいいところはあったけど、ストーリーがよく組み立てられてて面白かったです。
愛する人を大切にしたくなる
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羊と鋼の森(2018年製作の映画)

3.0

ピアニストを陰ながら支える調律師の成長物語。
音楽と映像がキレイでした。

のみとり侍(2018年製作の映画)

3.0

R-15指定
もっとバカバカしいコメディーだと思っていたけど、予想以上にきちんとしていて真面目な話でした。
ただ自分が時代背景を知らないせいか、話が難しくてついていけなかったのが残念です。

坂道のアポロン(2017年製作の映画)

4.0

JAZZセッションに魅せられました。
そしてJAZZセッションのようにつながる友情や愛情。

青春ですねー。

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.5

コミュ障女子の下手くそだけど愛おしい恋愛物語。
松岡茉優の演技がよかったです。

ジャージの二人(2008年製作の映画)

3.5

不器用な親子の物語。
ほのぼのとゆったりとせつない。

愛を語れば変態ですか(2015年製作の映画)

1.5

ジャンルで言えばシュールでブラックなバイオレンスラブコメとでも言えばいいのでしょうか。
どんな心構えで見ていいのか、ちょっとよくわかりませんでした。

「愛」を語るならもうちょっとちゃんと語らないと伝
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妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ(2018年製作の映画)

3.0

昔ながらのヒューマンホームドラマ。
最近の映画にないテンポ感やセリフ口調に少し違和感があったけど、わかりやすいセリフ回し、場面展開でのんびりと観ることができました。
ピンチの時こそ支え合える家族になり
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空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

4.5

「あの花」「ここさけ」に続く、超平和バスターズによる秩父三部作の3作目。
ちょっと不思議な世界観は大林宣彦の映画のようですね。
どの作品も主人公が一人じゃなくて、登場人物がそれぞれの思いを昇華していく
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.0

キャストもストーリーも半沢直樹に似過ぎてて、どうしても比べてしまうし、見劣りしてしまいました。
半沢直樹をまた見たくなる映画。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

2.5

原作は後回しにしてアニメ版だけ一通り観てからの鑑賞。

おもしろかったけど期待ほどでは…
原作読んでる人の方が思い入れ持てるのでは?

特典間に合ってよかった。
なかなか読み応えありそうな内容です。
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

3.0

何年ぶりかの鑑賞。

登場人物一人一人にしっかり個性があって、もっとその人のことを知りたくなる。魅力ある人たちでした。

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