かまたまさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

かまたま

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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.5

親に振り回されまくった女の子の物語。悲惨な展開だけど、それぞれの親にそれぞれの愛の形がある。
ハラハラしたりホッとしたりモヤモヤしたり。気持ちの変化に忙しい。

物語の展開の進め方にやられた。
原作は
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ヴァイブレータ(2003年製作の映画)

3.5

幻聴に悩まされ、男に依存する過食嘔吐の女性。
20年前の寺島しのぶが体を張ってた。

綱渡りの危うい人生。
痛々しい主人公女性の心理はよく理解できなかったけど、トラックドライバー(大森南朋)との出会い
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浜の朝日の嘘つきどもと(2021年製作の映画)

3.0

古い映画館を立て直すべく現れた主人公(高畑充希)。
映画館を畳もうと決断した館主(柳家喬太郎)。
映画館を愛し、主人公を支えた教師(大久保佳代子)。

物語展開としては、よくある話だけど、
映画を愛し
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.5

周りに振り回されてしまいやすい危うさをもった主人公(黒木華)に終始ヒヤヒヤ。

(好きな人には怒られちゃうと思うけど…)岩井俊二の作品て、ちょっと現実離れした独特な世界観で、個人的にはちょっと共感しに
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君は永遠にそいつらより若い(2021年製作の映画)

3.5

一見ボヤッとしてるけど、
言葉にできない思いでいっぱいな不器用な大学生。
がんばってほしいよね。

セーラー服と機関銃 卒業(2016年製作の映画)

2.0

言わずと知れた名作の橋本環奈版リメイク。

薬師丸ひろ子版見たのは子どもの頃で、ほとんど印象に残ってないけど、、、

あれ…
期待してたようなおもしろさがないのはどうしてだろう。
時代のせい、、、なの
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先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

4.0

口下手な女性マンガ家が夫の不倫をマンガで仕返し。

どこまでが現実でどこまでがフィクションなのか。
マンガと現実が交錯していくハラハラ展開よかったです。

ライチ☆光クラブ(2016年製作の映画)

2.0

大人になることを拒否し続ける少年たちが秘密基地で内輪揉めする話。

殺し方がエグくてR15+指定。
内藤監督だからなのか、原作がそうなのか。

中条あやみは崇められるにふさわしい美少女だな。

だれかの木琴(2016年製作の映画)

2.5

女性のストーカー。

女心がよくわからないせいなのか、今ひとつ魅力がわからない。

うみべの女の子(2021年製作の映画)

3.5

愛を知る前にセックスを知った中学生…ちゅ、中学生!?
体で結ばれても心は開けない、微妙な年頃なんだな。
ドロドロしててほろ苦い青春。

R15+だけど、内容的にはもうちょい大人になってからが良いのでは
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いとみち(2020年製作の映画)

2.5

津軽弁女子高生がメイド喫茶で三味線。
そのおもしろかわいいシチュエーションのために作った映画としか…

なぜ父親がバリバリの東京人なのに娘が津軽弁しか喋れんのだ。

ま。
かわいかったし、
三味線シー
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Daughters(2020年製作の映画)

3.0

姉妹のように2人暮らしをする女子たち。

微妙な距離を取りつつ安定していた関係が1人の妊娠を機に揺らぎはじめる。

女の子の気持ちって難しい。

ソフトボーイ(2010年製作の映画)

3.0

男子ソフトボール部のゆるい青春スポ根モノ。
女子ソフトの上野由岐子選手がゲスト出演してたりしてニコニコと安心して見られる映画でした。

恋のクレイジーロード(2018年製作の映画)

3.0

「恋するけだもの」のベースになった短編映画なんですよね?
恋するけだものに惹かれた人はぜひ!

明日の食卓(2021年製作の映画)

3.5

どこにでもいそうな三者三様の石橋ユウくんの家庭。
ある日、1人のユウくんが母に殺されてしまう。
ユウくんを殺してしまった母は誰なのか。
ミステリータッチで展開されるヒューマンドラマ。

子育てはきれい
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鈴木家の嘘(2018年製作の映画)

4.0

ひきこもりの長男を亡くし、ショックで記憶を亡くした母のために、家族が一世一代の大ウソをつくことになる。
コメディータッチだけどふざけていない、温かいホームドラマ。

家族の自殺を受け止める家族それぞれ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.5

自分が一番理解できていると思っていたことが、ガラガラと崩れていくって、なかなか受け入れ難いことですよね。

恋するけだもの(2020年製作の映画)

3.5

予備知識なし、ジャケットとタイトルだけ見て借りてみた。
勝手にコメディーホラーみたいなの想像してたけど、
狂気とオカルトのバイオレンスもの。

みんなキャラ立ってて世界観も展開も独特でおもしろかったけ
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茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

3.5

人間みな平等というけれど、世の中、地位のある人や声の大きい人が得をする。
下級の人々はさらに下級の人々を見つけては陥れて、底辺の人々の生活は悪循環の連続だ。

新型コロナ対策のマスクを時代の演出として
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恋する寄生虫(2021年製作の映画)

3.5

トキソプラズマは寄生したネズミの脳を操って、ネコに食べられやすいような行動パターンを取るようになる。寄生した生物を猫好きにさせる寄生だという。

精神疾患も恋も、脳に棲みついた寄生虫のせいなのかもしれ
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空白(2021年製作の映画)

4.5

娘を亡くした父親と、その娘を事故死に追いやってしまった青年。

被害者と加害者。それぞれの生き様を描いた話なわけだけど、これがまた組み合わせが最悪。
衝撃的な事件をおもしろがって騒ぎ立てるマスコミや世
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鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.5

落ちぶれた作家が謎の事件に巻き込まれていくミステリー。

あれ、この前見た「女が眠る時」って西島秀俊とビートたけしの映画と同じテーマだ。

それはともかく。

すごく考え込まれたミステリー。ただ自分に
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総理の夫(2021年製作の映画)

4.0

奥さんが総理に!?

ジャンルとしてはコメディーなんだけどウケ狙いになり過ぎず、しっかりした作りのホームドラマ。

リアリティー低めなので、どこかよその国のお話って感じはあるけど、「隅から隅までフィク
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HK 変態仮面(2013年製作の映画)

3.5

孤狼の血2で鈴木亮平の演技にやられてしまったので、彼の主演映画を観ようと思って借りてみた。

女の子のパンティーをかぶって潜在能力が引き出される高校生。
下ネタ満載のあまりにもバカすぎる物語。
原作は
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海難1890(2015年製作の映画)

3.5

日本🇯🇵とトルコ🇹🇷をつなぐ2つの実話。
和歌山県串本町を訪ねた時にこの話と映画を知って借りることに。

大学生の息子は知ってて、中学や高校の英語や道徳の授業で学んでいるらしい。

教育的なにおいを感
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SR サイタマノラッパー(2008年製作の映画)

1.5

アメリカどころか東京すら遠い埼玉の自称ラッパーたち。

声がよく聞き取れないのはなぜ?

女が眠る時(2016年製作の映画)

3.0

作品を書けなくなった小説家が謎の男女に惹かれ、取り憑かれていく。
雰囲気と緊迫感が良かったけど、正直よくわからなくてごめんなさい。

ホテルコパン(2014年製作の映画)

4.0

たまたま予告見て借りた未知の作品。
期待してなかったせいもあるかもしれないけど、いい映画だったー。
伏線が一つ一つ回収されて見た後にスッキリする人間ドラマ。
いいですね。

長野オリンピックで沸いた白
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.5

あの衝撃的なヤクザ映画の2作目。
なんのレベルが上がったんかと思ったら、えげつなさのレベルだったんか!

こりゃ、ナンボなんでもやり過ぎなんじゃなーんか!

R-15。とはいえ血と暴力の耐性がある人向
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シコふんじゃった。(1991年製作の映画)

3.5

続編ドラマが配信されたとのことで何十年ぶりかの視聴。

1992年公開だからもう30年になるんだって!
竹中直人若い!

当時はすごくおもしろかった記憶があるけど、今見るとちょっと演技や展開に不自然さ
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前田建設ファンタジー営業部(2020年製作の映画)

4.5

「マジンガーZの格納庫を建設会社が本気で作るとしたら。」

そんな架空企画を考えてみるプロジェクト。

え?そもそもマジンガーの格納庫ってどんなだっけ??
っていうか、マジンガーじゃなくて格納庫の設計
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OVER DRIVE(2018年製作の映画)

3.0

ラリーシーンは秀逸。
日本にもこんな選手権あったらおもしろいなー。

ストーリーはオマケだと思って見るべし。

ギリギリの女たち(2011年製作の映画)

3.0

それぞれギリギリの状況の訳アリ三姉妹が東日本大震災に導かれるように気仙沼の実家に帰り、鉢合わせる。
ほぼワンシチュエーションの舞台のような映画。

三姉妹のエネルギーすごくてギリギリ感出てた。