かまたまさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

かまたま

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騒音(2014年製作の映画)

4.0

関根勤第一回監督作品。
ダサおじさん達による戦隊モノコメディー。
関根勤が好きなもの満載でニヤニヤ。
おじさんたちのための映画。

笠置ROCK!(2017年製作の映画)

3.5

日本で2番目に人口の少ない町、笠置町による町おこし映画。
数年前に女子高生が校舎を登るCMで話題になったクライマー大場美和が主演に大抜擢。

いつか見たかった映画。Amazon primeで発見、よう
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.5

女子大生による父親刺殺事件。
動機を語らない女子大生に公認心理師が引き寄せられていく。

動機が少しずつ明かされていくのはおもしろかったけど、サスペンスとしても、恋愛ものとしても、今一つ中途半端感あり
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きみはいい子(2014年製作の映画)

4.0

児童虐待。
虐待をされる子。する親。見守る人々の心の葛藤。
身近な人だからこそ気づけたり支えたりできることがある。

バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画をつくったら~(2021年製作の映画)

4.0

バイプレイヤーズが映画に。

名脇役どころか名優レベルの人たちばかりだけど、テレビシリーズから見てきた自分にとっては、うまく完結してもらえたな、と。

ラブ&ピース(2015年製作の映画)

4.5

挫折したミュージシャンの逆転人生。
予想外のぶっ飛んだファンタジー。

トンデモ展開なのに、なんでこんなに感動しているんだろう。
長谷川博己の演技力のせい?
西田敏行のほのぼのパートのせい?

ぜひ忘
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タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

3.5

デリヘルの事務所を舞台にしたデリヘル嬢とそれを取り巻く人々の生々しい人間模様。ドラマ。

当然ながらR-15指定だけど、性表現は控えめなのが好印象。

デリヘル嬢なんて、好き好んでやるような仕事じゃな
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at Home アットホーム(2015年製作の映画)

3.0

ちむどんどんの黒島結菜が出てるということで借りてみた。

空き巣盗がひょんなことから疑似家族を持つことになる…

あれ。これって「万引き家族」みたいな話じゃないか、と思ったけど、こっちの作品の方が3年
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予告犯(2015年製作の映画)

4.0

動画サイトで犯行予告を発信し、制裁と称して事件を起こす犯人がカリスマ化していく。

一見注目を浴びたいだけの劇場型犯罪者。けど、そこまでに至った背景が切ない。

これだけ同情できる犯人ってなかなかいな
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キツツキと雨(2011年製作の映画)

4.0

林業しか知らない男と、惰性で作品を作る映画監督。
関わらないはずの2人が出会って、少しずつ互いの価値観が変わっていく人情コメディー。

伝わってそうで伝わらない言葉多い。相手にきちんと伝わる言葉って難
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犯人に告ぐ(2007年製作の映画)

3.0

警察が連続誘拐犯をテレビで公開捜査。

雰囲気は悪くないんだけど、ちょっと展開が強引すぎる気が。
犯人像もよくつかめず。

百円の恋(2014年製作の映画)

4.0

主人公が、1人の男性に出会って引きこもりから脱却していく。

安藤サクラの変貌ぶりがすごい!なんていう演技の幅。

のだめカンタービレ 最終楽章 後編(2010年製作の映画)

3.0

テレビシリーズ+特番の続編。
主人公2人がヨーロッパを舞台に急成長。いよいよ結末へ。

のだめ好きだから見たけど、あまり新しさを感じられず。
ドラマ版が好きなだけに、ちょっとがっかり。

のだめカンタービレ 最終楽章 前編(2009年製作の映画)

3.0

テレビシリーズ+特番の続編。
主人公2人がヨーロッパを舞台に急成長。いよいよ結末へ。

のだめ好きだから見たけど、あまり新しさを感じられず。
ドラマ版が好きなだけに、ちょっとがっかり。

デイアンドナイト(2019年製作の映画)

3.5


これまで正面から父に向き合えなかった主人公。
父の死を通して父の生き様、死に様を知り、自身の価値観が揺らいでいく。

善と悪、生と死を「昼と夜」に例えた比喩がわかりやすくて美しい。
けど、ちょっとや
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いぬのえいが(2004年製作の映画)

3.5

犬にまつわるオムニバス映画。

出だしがあまりにつまらなかったので軽く後悔したけど、話が進むにつれてしっかり心掴まれてしまいました。

犬好きによる犬好きのための映画。
家族で見るのによいのでは?

クローズド・ノート(2007年製作の映画)

4.0

借家に越してきた主人公の女性が前の住人の日記を見つける。
日記を書いていた女性は自分が憧れる学校の先生だったようだ。
日記を読み進めるほどに考え方に共感し、日記の女性が主人公のモデルになっていく…
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脳内ポイズンベリー(2015年製作の映画)

4.0

独り身三十路女の脳内会議。

ディズニー・ピクサーの「インサイド・ヘッド」みたい。ひょっとしてパクリ?と思ってたけど、ほぼ同時期の映画。
原作考えればこっちの方が先じゃないか。

主人公の揺れる気持ち
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ソワレ(2020年製作の映画)

2.0

父親からのレイプに怯えてきた女性と、オレオレ詐欺で食いつなぐ男性2人の逃避行。

2人の演技よかったけど、
「なんでそうなった?」って展開が多くて、ポカーン。

PG-12性暴力。

グラスホッパー(2015年製作の映画)

3.5

伊坂幸太郎原作のサスペンス。

みなさんの評価見てると、原作に比べてずいぶん評価低いみたいですね。
多少無理ある展開だとは思ったけど、ふつうに面白かったけどなー。
原作がよっぽどいいのかも。

都会に
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ひゃくはち(2008年製作の映画)

3.5

甲子園を夢見る有名校の補欠部員たちの青春。友情と葛藤。

スポ根ものかと思ったら、がっかりするぐらい煩悩の多い部員たち。

何のために野球をやってるのかわからないけど、最後までやりきったら説明できるか
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ロマンス(2015年製作の映画)

4.0

謎のおじさんと美女がロマンスカーで行く、ちょっと変わった箱根珍道中。

大島優子主演でことだけで借りてみたけど予想以上に話がしっかりしてておもしろかった。

主人公2人の微妙な関係性がいいですね。
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滑走路(2020年製作の映画)

4.0

25歳の現在と中学時代の回想とが繋がっていく展開が見事。
登場人物一人一人が苦悩しながらも前向きに生きる様に心打たれました。

32歳の若さで亡くなった萩原慎一郎という歌人の歌集をモチーフとしたストー
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許された子どもたち(2019年製作の映画)

3.5

同級生を行き過ぎたイジメで殺してしまう衝撃的なオープニング。
ちょっと覚悟はしてたけど、予想以上に重たくて救われない映画でした。

自身の犯した行為に向き合えない子ども。
子どもの気持ちに向き合えない
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青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない(2019年製作の映画)

2.0

ネットで見かけて評判よさそうなので借りてみました。
他のシリーズやらテレビアニメ版の予備知識なしでの鑑賞。

よくわからなかったけど、
「思春期症候群」という、中二病が現実化してしまう話なのか。
思い
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カケラ(2009年製作の映画)

2.0

なんでこの映画を借りようとチェックしてたのか記憶にない。
満島ひかり主演だったからかな。

レズビアンがテーマだけど、いやらしさはあまりないですね。
"男とか女とかじゃなくて、好きになった人がたまたま
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ある船頭の話(2019年製作の映画)

3.0

朝ドラカムカムエヴリバディで名演中のオダギリジョー脚本、監督作品。
PG-12指定。ちょっと流血、暴力あり。

田舎の村に橋がかかって船頭の役割と時代が終わる。
舟を漕ぐことしか出来ない主人公の孤独と
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たまたま(2011年製作の映画)

3.5

たまたまTSUTAYAでタイトルが気になって、
たまたま好きな蒼井優のジャケットが見えたんで、下情報ないままに借りてみました。

アイルランド?を蒼井優が当てどなく彷徨う。
こういうの、叙情詩的という
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望み(2020年製作の映画)

4.5

自分の息子が犯罪に巻き込まれたらしい。加害者なのか被害者なのか。
周囲から向けられる厳しい視線。
綺麗事だけではすまされない現実と向き合う家族の揺れる思い。

自分に同世代の子どもがいるせいかも知れな
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おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)

4.0

気がついたら思いの他時間が過ぎている。
周りの人たちの目には寂しく映る独居老人のゆっくり流れていく生活は本人にとっては意外とにぎやかで忙しく、刺激に満ちあふれているのかもしれない。
そんなことを感じさ
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卍 まんじ(1983年製作の映画)

3.0

何度も映像化されている谷崎潤一郎エロ文学の樋口可南子版。

レズビアンとバイセクシャルがテーマの成人映画。
なんだかんだで性の多様性が少しずつ受け入れられつつあるので、今となっては物足りない気さえする
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森山中教習所(2015年製作の映画)

3.0

一夏の運転免許講習コメディー調のライトなドラマ。
交通事故で久々に出会った同級生の2人。轢かれたのはテキトーな大学生。轢いた方はヤクザ。

ちょっと話が飛んじゃっててノリきれなかった、残念。
主人公の
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ホテルローヤル(2020年製作の映画)

3.0

同名小説の映画化。
北海道の片田舎にあるラブホテルで繰り広げられる人間模様が経営者の娘視点で描かれる。
PG-12指定。

映画が公開された時の特集を見た気がするけど、原作者で小説家の桜木紫乃の実体験
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