かまたまさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

かまたま

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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.5

あるピアノコンクールに向き合う天才ピアニストたちの物語。

原作は本屋大賞受賞作品。
読んではないですが。

自分はピアノもクラシックも疎くてよく知らない世界ですが、一人一人、ピアノに向き合う姿が素敵
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嘘八百(2017年製作の映画)

4.0

うだつの上がらない骨董商(中井貴一)と落ちぶれた陶芸家(佐々木蔵之介)がタッグを組んで、渾身の贋作を作る。

ライトなコメディ。
気軽に見れる話だったけど、本当にありそうな業界なので、ちょっと笑いにく
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

2.0

うわ。
こんなグロメインの映画だったの?

家族を殺された少女の復讐劇。

原作も知らず、ジャケットとタイトルのキレイさでレンタル。(どこかで予告も見た気がするけど…)
せめてみんなのレビュー見とけば
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ペタル ダンス(2012年製作の映画)

3.5

壊れやすい心を傷つけないようにお互いを気遣って一言一言選ぶ言葉。
一つずつ端折らずに言葉と時間を重ねる。

良い雰囲気の映画でした。

検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.0

研修生の頃からずっと憧れてきた先輩(木村拓哉)に疑問を持ち始める若手検察官(二宮和也)の葛藤を描くドラマ。

趣きのある世界観だけど、話がよくわからないところが多いのは原作を無理にまとめてしまったせい
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恋妻家宮本(2017年製作の映画)

4.0

結婚27年。妻の書いた離婚届を見つけるところから始まる物語。
優柔不断で頼りない性格の夫がこれまでの結婚生活を改めて振り返る。

コメディタッチで描かれて気楽に見れたけど、夫婦のあり方についていろいろ
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長いお別れ(2019年製作の映画)

4.0

認知症になった父と父を支える家族。

認知症がすすんでも、尊重され頼られる父。
愛されてるなぁ、お父さん。
不器用だけど家族を大切に思ってきたからこそですね。

こんな家族になれるといいなと思いながら
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ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

4.5

予告編の知識だけで鑑賞。

よくあるタイムリープものかと思ったら、斬新な展開。
現実離れしてるけど、よく練り込まれたストーリーなので、ネタというか、物語の核心がわかった後が面白い。ぜひまた見たい。
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

4.0

R-15指定のサスペンススリラー。
サイコなグロシーンあります。

吉岡里帆が好きなんで、映画館の予告から気になってたけど、ようやく旧作になってくれたので借りました。

もともと韓国の「ブラインド」っ
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惡の華(2019年製作の映画)

4.0

原作漫画は未読。予告編だけ見てレンタル。
PG-12指定。ま、思春期の映画なんで思春期以降ですね。

思春期の闇をこじらせきったらこうなるかもって話。
自分の若かりし頃のいわゆる黒歴史をくすぐられてる
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こどもしょくどう(2017年製作の映画)

3.5

タイトルだけ見て借りてみました。
他の人も多くレビューしてるけど、子ども食堂の話ではなくて、ある子ども食堂ができるまでの話。

子ども食堂で支えられるレベルではなく虐げられる子どもの辛い話でした。
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五億円のじんせい(2019年製作の映画)

4.5

心臓病の手術のために5億円の寄付で命を救われた高校生が、自分の命に5億円の価値を見出せず、悩み、旅に出る。
いろんな人との出会いを通して、成長していくヒューマンドラマ。

命を金額に換算できるわけない
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おいしい家族(2019年製作の映画)

3.5

「あのな。父さん、母さんになろうと思う。」
母の3回忌に実家に帰ると母の洋服を着た父からの衝撃的発言。

父の作るおふくろの味を通して「家族とは何か」を否応なく考えさせられる羽目になる主人公。

多様
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.5

どこにでもいそうな主人公宮本(池松壮亮)が、気の強い女性靖子(蒼井優)と出会い、試練を乗り越え最強の男になるラブストーリー。

全力の宮本と、ぶつかる全力の靖子。
池松壮亮と蒼井優の迫真の演技から目が
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さよならドビュッシー(2013年製作の映画)

3.0

第8回『このミステリーがすごい!』大賞の大賞受賞作が原作なんだそうです。

あ、そっか。
ミステリーだったんですね。

悲運に見舞われた令嬢が、献身的なイケメンピアニストの支えで苦難を乗り越える少女マ
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.5

予備知識0で鑑賞。

真実を追い求める新聞記者と情報操作する国家との戦いの物語。

なんと後から調べたら日本アカデミー賞最優秀作品賞、最優秀主演男優賞、最優秀主演女優賞を受賞ですって。

実はそんなに
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横道世之介(2013年製作の映画)

3.5

純粋でお人好しの主人公世之介のキャンパスライフ。世之介と出会った人たちはなんだか笑顔になれるみたい。

すごく展開あるわけじゃないけど、ゆったりとした雰囲気はまるで半身浴のように、じわじわと気持ちを温
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舟を編む(2013年製作の映画)

4.0

2012年本屋大賞を受賞した小説が原作。
日本アカデミー賞受賞。

出版社勤務のコミュ障の主人公が辞書の編集作業と言葉を通して人と繋がっていく物語。

勝手に固くて難しい内容かと思ってたけど、作品全体
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泣き虫しょったんの奇跡(2018年製作の映画)

4.0

実在のプロ棋士の自伝に基づく物語。
プロ棋士になるのって驚くほどの覚悟と努力と才能が必要なことなんですね。
知らない世界を垣間見えた感じがして面白かったです。

将棋に興味が湧きました。

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.5

突如住宅街に現れたペンギンとおっぱいを研究する大人びた少年の冒険物語。

ファンタジー全開の展開にちょっと乗りきれなかったけど、少年たちもペンギンもかわいくてほほえましかったです。

「怒りそうになっ
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団地(2015年製作の映画)

3.5

仲良さそうでそうでもない。
コミュニティの力がありそうでそうでもない。
人のウワサで繋がる人間関係。
そんな団地生活になじめない地味で不器用な夫婦が事件を巻き起こす。

団地の日常からちょっとずつ不思
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愛のむきだし(2008年製作の映画)

3.0

愛のむきだしというか、思春期のエロい妄想のむきだしというか。

マジメなバカのラブコメエンターテイメントって感じの映画でした。
満島ひかりのパンチラがいっぱい見れます。いやいや、見せ場はパンチラではな
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イソップの思うツボ(2019年製作の映画)

2.5

前半の大掛かりな前振りからの後半でのネタばらし。
「カメ止めの呪いだ」とレビューしている人がいるけど、まさにそんな印象を受けました。

自分の理解が悪いだけかもしれないけど伏線全部回収できてなくないで
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きいろいゾウ(2012年製作の映画)

3.0

ムコさんとツマさんの新婚生活。
仲睦まじく田舎暮らしを送る夫婦のほのぼのストーリーかと思ったらなんかだんだん雲行きがあやしくなる。

不器用で純粋な2人なんでしょうね。
夫婦を取り巻く田舎の自然と人々
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自虐の詩(2007年製作の映画)

2.5

予備知識なしで鑑賞。

見ていられないほどの阿部寛のダメ男ぶりにコメディタッチのシーンにも、とても笑うことができず、レンタルしたことをだいぶ後悔しそうになったけど、後半でどうにか気持ちを持ち直せました
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エイプリルフールズ(2015年製作の映画)

3.5

エイプリルフールにウソつき達が巻き起こす奇跡。
最初は許せないと思っていたとんでもないウソがだんだん許せてしまうのが不思議ですね。
物語のよく作り込まれた喜劇です。

ネバーエンディング・ストーリー(1984年製作の映画)

4.0

久々の鑑賞。

ファンタジーの王道的作品。
たぶんCGなんてない時代。合成技術やら特殊メイクやら巨大なセットやらを駆使して見事に壮大な世界観を作り出しています。

ユーモラスなキャラクターたちも魅力的
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アンダー・ユア・ベッド(2019年製作の映画)

4.0

R-18指定。
ストーカーと性と暴力の話なのでまぁ、当然。

ストーカーを肯定するのもどうかと思うけど、ずっと社会の陰で生きてきた主人公のモノローグに自然と感情移入してしまう。

ただのエロと暴力では
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世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

4.5

余命宣告を受けた青年の前に現れた謎の男。青年の寿命を1日伸ばすのと引き換えに何か1つ世の中から消してしまうと言う…

ファンタジーのようでファンタジーでない。ヒューマンストーリー。

「この世界はかけ
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ホットロード(2014年製作の映画)

2.5

原作は80年代普及の名作と呼ばれる少女マンガ。
少年だった当時は少女マンガなんて関心なかったけどそれでもなんとなく知っていた。それが25年も近くたって映画化なんていうもんだから期待していた作品。

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あん(2015年製作の映画)

4.5

樹木希林最後の主演作。
最後にふさわしい作品。

まるでドキュメンタリー映画じゃないかと思うくらいのどこまでも自然な演技に見入ってしまいました。

どこにでもある自然な日常の中に、偏見や苦悩はある。け
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パプリカ(2006年製作の映画)

4.0

パーフェクトブルーで気になった今敏監督作品。

筒井康隆原作のSFアニメ。

現実と夢との境界がわからなくなる不思議な世界観。こういう作品見るとアニメの可能性を感じる。CGだと嘘くさくなってしまいそう
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

4.0

PG-12指定。
でもテーマがテーマだしもっと大人向けでいいのでは?

ひょんなことからラブドール職人となった男の大人のラブストーリー。

ドール作りにハマっていく男の成長とそれを見守る妻のはかなさ。
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私の男(2013年製作の映画)

2.0

R-15指定作品。
原作は直木賞受賞作品なんですね。

んー。
なんか大事なところ見逃したり聞き逃したりしたかなぁ。自分の理解力が足りないのかなぁ。
最後まで「はぁ?」ってなりっぱなしでした。

流氷
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岸辺の旅(2015年製作の映画)

3.0

浅野忠信と深津絵里
2人の好きな俳優が主演してたので借りてみました。

失踪していた夫が「俺死んだんだ」とふと妻の前に現れて旅に誘う。
死を意識せざるを得ない、どことなく気味の悪い旅の行き先はどこなの
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舞妓はレディ(2014年製作の映画)

4.0

周防正行監督によるミュージカルエンターテイメント作品。
鹿児島弁と津軽弁のきつい訛りの少女が舞妓になりたいという夢を叶えていく物語。
安心して見られる映画でした。
上白石萌音は歌もうまくてかわいらしか
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