ちぇりさんの映画レビュー・感想・評価

ちぇり

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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

4.7

やっと見れた!かなり好きなジャンル〜
ハーレイの奔放さと、垣間見える精神科医としての賢さと冷静さが好き。子供と動物に優しいの良き。
ハーレイ視点の語り口で、物語はあっちこっちに行ったり来たり。人や物事
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シティーハンター(2024年製作の映画)

4.8

さすが鈴木亮平って感じ。日本の宝だよなぁ。
感動して涙とか、人生変わる系の映画では無かったけど、映画としての完成度の高さだけでもう高評価。残念ながら原作のアニメは見たことないけど、再現度が非常に高く、
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名探偵コナン 紺碧の棺(2007年製作の映画)

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海賊、宝探し、海底宮殿、宝の眠る島。最近のコナンはテクノロジー系の仕掛けが多いから、こういう自然とミステリーの組み合わせは新鮮で面白かった。

舟を編む(2013年製作の映画)

4.8

有名な作品なのに今まで観てなかった。惜しい。出版業界に携わる者なら何かしら刺さるものはあると思う。言葉に対して真面目に、誠実に、地道に。
本だって企画から出版までそれなりの時間がかかって大変なのに、辞
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HK 変態仮面(2013年製作の映画)

4.6

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バカバカしい。本当にバカバカしいが、それが良い。出演している全ての役者の役者魂が光っている。
正直、本作で一番体を張って頑張っているのは安田顕なのでは無いかと思っている。鈴木亮平は、あの鍛え上げられた
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猫の恩返し(2002年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

金曜ロードショーで久しぶりに鑑賞。主人公ハルの性格に終始ムカつきながらも視聴。ジブリはさすがに絵や表現は素晴らしいです。バロンに助けて貰おうと思わずに自分でどうにかしようとしろよ!!という、心の中のサ>>続きを読む

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

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久しぶりの平次登場回。やっぱり平次最高。
コナンファンが増えてある程度の知識がある層が厚くなったからか、アニメの内容や設定との繋がりが多く出てくるようになった気がする。またそれもいい。アニメシリーズに
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.3

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ミュージカル調の楽しい映画。こういう系久々に見た気がする。有名なジョニーデップの「チャーリーとチョコレート工場」とは直接的な繋がりなし。むしろあの映画の前日譚だと思って観ると、ティモシーシャラメとジョ>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

まさにブラックコメディーといった内容。
ありとあらゆる方面を敵に回していて、皮肉てんこ盛りだった。肉だけに。
映画の発想が面白い。サイコパスの猟奇殺人だけど、この映画のテンポだとかなりコメディ。そんな
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母性(2022年製作の映画)

5.0

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「愛能う限り、大切に育ててきました」

絶対に自分に刺さると思って観た作品。案の定大好きな作品だった。映画全体の作りとしては革新的とか新しさとかどんでん返しの複雑さとかは無かったけど、母と娘それぞれの
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スマイル(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

やばい。こわい。こわすぎる。
来る!って分かっててもタイミングとかが凄すぎて毎回大声出してしまった。
特に、姉が車に近づいてきて首がぐるんっ!ってなるところがまじでビビった。
物語としては、スマイルの
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翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

4.8

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めーーーっちゃ面白い。本当にくだらない。面白すぎて2回目見に行くかも。謎にとびたくんに感情移入して、3回号泣した。

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

久々のアニメ映画。
夏が過ぎ秋が段々と深めいている近頃の気温に合わせて、なんだか秋らしい映画を見たいと思い鑑賞。
春夏秋冬が長い一夜のように過ぎていく物語で、語り口も内容も非常に文学的で良かった。丁寧
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EXIT(2019年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

韓国の大学で授業の一環として鑑賞。字幕無しでみたけど、普通に楽しめた。
チョジョンソク好きだけどこの作品は知らなかった。でも韓国では結構話題になった有名な作品らしい。
上昇してくる毒ガスから逃げるため
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君の視線が止まる先に(2020年製作の映画)

4.2

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かなりライトなBL。アイドルの子が主演だからかな?俳優が演じるBLよりも濃厚な絡みは少ないイメージ。
チャン・ウィスがMy Sweet Dearの時とは全然イメージが違った。短髪オン眉かわいい笑センタ
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戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

5.0

セジウィックの『男同士の絆』、ホモソーシャルとホモフォビアの理論を下敷きに考察。映画館で見れてよかった。

さかなのこ(2022年製作の映画)

4.5

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さかなクンが好きで視聴。本人がみー坊の幼少期に「ギョギョおじさん」として出演しているため、貴重なさかなクンの演技シーンを見られる。みー坊がギョギョおじさんの家に遊びに行って、帰るのが遅くなったことで警>>続きを読む

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

4.7

私は結構好き。
本格サスペンスミステリーと言うには、特殊能力とか呪いとか超能力ファンタジー要素が多いが、まあ原作がジョジョなんだから当たり前でそれを抜きにしてもかなり面白いと感じた。映画館での時間があ
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Dr. Bala(2023年製作の映画)

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看護学生の友達に誘われて鑑賞。大村医師の12年間の活動を記録したドキュメンタリー映画。大村医師が海外で行った活動や、その後の日本への留学の支援活動などが時系列を追って語られる。活動内容が多いだけあって>>続きを読む

グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

3.3

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個人的な好みのせいでホラーはどうしても評価が低くなりがちだけど、101分間飽きることなく見終えることができた。「憎まれっ子世に憚る」。ほんまこれ。リーダー嫌な奴過ぎて最後晩餐の食材になるの待ってた。お>>続きを読む

呪詛(2022年製作の映画)

5.0

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これはかなり面白い。ホラーとしてめちゃめちゃ怖いだけじゃなくて、映画としてその表現に注目すべき点が数多くある。表象文化論の研究対象としてぴったりすぎる作品な気がする。「祈り」に関する冒頭の語りから人々>>続きを読む

来る(2018年製作の映画)

3.1

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公開当時映画館に見に行った母と兄が、かなり怖かったと言って私には無理だと思うとアドバイスされていたので身構えて観たけど、案外コメディなんじゃないか?と思うほど友達とずっとテレビに向かってツッコミをしな>>続きを読む

プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

4.9

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やっと観れた!!プリティ・ウーマンはもはやラブロマンスの神話。様々な翻案(adaptation )が生まれていると感じる。私が観たものの中では『海街チャチャチャ』の中で主人公2人がソウルのデパートで買>>続きを読む

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

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蘭姉ちゃん突然、しかし当然のごとく肉弾戦で戦いだすの本当に面白すぎる。もう完全にコメディ。でもめっちゃ面白い。今年も1年待った甲斐があった。大好き。面白すぎ。

ゴダールのマリア(1984年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

『追悼 ジャン=リュック・ゴダール祭』にて鑑賞。ゴダールの作品の中でも本作は比較的マイナーで、劇場での上映機会も少ないとのことだったので今回鑑賞できて良かった。
映画を専攻して学ぶ者として、ゴダールの
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

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アニメ映画と普通の映画じゃ評価軸が違うからいつものように星がいくつくらいか考えるのは難しいけれど、アニメ映画としてはグラフィックもよく内容も面白かったのでよい映画だと思う。
一般観客からの評価は高く、
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Nice Time(原題)(1957年製作の映画)

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イギリスの「フリー・シネマ(自由な映画)」から生まれたショートフィルム。フリー・シネマは、それまでのイギリスのドキュメンタリー映画における、客観性を装う見せかけの口実を一切拒絶し、社会に「個人」として>>続きを読む

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

レイトショーで見たから帰り道ちょっと怖かった。
エスターシリーズのサイコホラーは怖いけどエスターが賢くてなんだか少しスッキリするホラーのように感じてきた。前日譚から見守っていると、エスターが段々可愛く
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エゴイスト(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

これは普遍的な愛の物語などでは無い。日本における現行の社会システムから弾かれた人々の、愛と弔いの物語。
主人公の浩輔は、千葉の田舎でいじめを受けながら、自分のセクシュアリティを隠して生きてきた。そんな
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his(2020年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

ずっと前から気になってい作品をやっと視聴。ゲイ同士の恋愛だけど、片方に娘がいるという少し変わった状況設定で、同性愛や同性婚を取り巻く世間の現状と、父親と母親の親権争いという二つのことを主にテーマとして>>続きを読む

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

4.9

さすが名作。ラブロマンスの超古典。
ジュリア・ロバーツ可愛すぎ、ヒュー・グラント顔優しすぎ。超人気ハリウッドスターのアナと、冴えない本屋店主のタッカーの身分違いの恋っていう設定だけど、アナがタッカーに
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キュリー夫妻/その愛と情熱(1996年製作の映画)

4.5

映画としての完成度どうこうというより、こういう伝記的な作品が好きなので見ていて楽しかった。キュリー夫妻の放射能の発見や、その後のラジウムとポロニウムという新物質の発見の過程と苦悩を知ることが出来て面白>>続きを読む

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