技巧はさておき、トイレのシーンの間抜けさに大いに笑ったし、不意打ちにびっくりした。復讐のシーンで背景から忍び寄ってくるチャリンコも間抜けで良い。
さんざんもったいぶった切り返しを最後にきめてくる。
ロングとアップの使い分けが的確。整理されたカメラワーク。見やすい。モノクロ綾瀬はるかの見せ方も成功してると思う。
前半大暴れしてた綾瀬はるかが、急に大人しくなりただの悩めるヒロインと化してからが退屈。>>続きを読む
博物館の追いかけっこ、筆談の切り返し、終盤の答え合わせに至るまで退屈極まりない。美術、撮影は高度。
フェティッシュな快感には溢れてるが、展開につながらない。いちいち章立てして構成を補強してる暇があったら犬を走らせろよと言いたい。
不倫女を尾行するサスペンスや、一線を越えるかどうかのサスペンス等から逃げてるだけのように見えるがどうだろう。辛気臭い問答が多い。
ライフゲージやスキル等のギミックの陳腐さはさておき、異世界に吸い込まれるとき(または現実世界に戻るとき)の見せ方が気に入らない。
冒頭の潜水艦シークエンスが雑。位置関係が不明瞭で悲劇が見えてこない。ステイサムの登場シーンも赤の明滅が邪魔をする。
サメが浮上してからはなかなか。やっぱサメは水面にいないと。ステイサムが早々に水中メガ>>続きを読む
小さくなった裸の男たちをスコップですくって移動させるのが良かった。
終盤、ちょうちょが現れるがあっさり処理される。昆虫パニックへの発展を期待してしまう。
冒頭、広告店に入るだけのカットをスロー処理する神経がわからん。
馬小屋での自殺シーンの貧相な照明。その後の手紙朗読シーンなどクソ映画の典型。
さすが損壊描写は気合入ってる。血のりの色味・質感。掻きむしった皮膚。ハンバーグさえ気持ち悪く撮る。
目覚めるまでの異変の積み重ねが弱くて勿体無いけどまあいいか。
あと車の事故はいらんやろ。2回とも。
ギター演奏のアニメーション的な描写をもっと追求してほしい。
落下と飛翔の連続で強引に勧善懲悪に落とし込む。古典的だけど快感。
ラスト、不気味なほど改心しきったガキの顔と狂いっぷりが良かった。
人が消える仕掛けはカットを割るだけなので非常に経済的。『花子さん』はこれだけでやる。今回の黒いシミはオマケみたいなもんだけどホラーテイストが増してわかりやすい。
車椅子vsライオンのチェイス。猟銃を掲げて猛追するハンターを正面からスクリーンプロセス風に撮る。
死体安置所で無理やり主人公を合流させる手際の良さ。
平坦な画面が続く。編集もダサいなあ。生身のアクションは鈍いし。黒人カルチャーへの目配せも半端。
ロープアクションの応用として吊し上げられるサイモンペッグ
黄色い女がうるさい。最後のレースもマックイーンのしつこいコーチングで疾走感がそがれる。
ロマンスが駆動し始めると、都会の雑踏やブスのシンガーソングライターに邪魔される。断片的で密度は低い。
主役2人の耳障りのいい声がだいぶ救ってる。