kittoneさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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大砂塵(1954年製作の映画)

4.0

かっちょいいカッティング・オン・アクション見るならこれ!
や団のキングオブコントのネタの灰皿回しは、本作のグラス回しが元ネタなのかもしれない。

空に住む(2020年製作の映画)

4.3

それまで何度も登場しながら、人物が降りていくためだけに映されていた階段を、岸井ゆきのとの階段のシーンを経て、最後には多部未華子が登っていく、その後ろ姿と力強くも軽快な足取りを観ることこそが、映画を観る>>続きを読む

リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

4.4

蓮實重彦『監督 小津安二郎』の「着換えること」を読もうと思いました。

コージーは着換えなかった。

月の砂漠(2001年製作の映画)

4.4

『東京公園』にもあったような、「依頼」というテーマが自分には重要なのかもと思った。
とよた真帆が山奥の古い家の縁側で庭を見ていると、カメラのクレーンがぐわーっと上がって回って庭のほうに行ってそこからの
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お遊さま(1951年製作の映画)

4.5

役者が動くとカメラも動く。
室内での会話中にも立ったり座ったりで最高。

ガートルード/ゲアトルーズ(1964年製作の映画)

4.0

カットをあまり割らずにカメラを移動させながら長回しを持続させてるけど、カメラを動かしてもカチッとした構図を決められるのがまずすごい。
安定的な画面でずっと会話が続いてたのでちょっと眠くなったけど、
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拳銃魔(1949年製作の映画)

4.6

「水」ではじまり、「水」で終わる映画。
強盗のための変装が毎回洒落てる。
一度は反対方向に走りかけた二つの車が止まり、振り返り駆けつけ、抱擁。泣ける。

裁かるゝジャンヌ(1928年製作の映画)

4.1

顔面!顔面!顔面!
ジャンヌを水平なクロースアップで撮ってるのに対して、司教らを仰角でしかもダッチアングルで撮ってるものが多くて怖い。
最後の火刑のシークエンス、やたらと長いけどかなり集中して食い入る
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めぐりあい(1968年製作の映画)

4.3

トラックの荷台での転がるようなキスシーンが最高。
カメラのズームイン/アウトの大立ち回りでカットを割らずにワンショットをグループショットにしたりするのが面白かった。

したがるかあさん 若い肌の火照り/恍惚 KOKOTSU/東京のバスガール(2008年製作の映画)

5.0

白い着物の速水今日子がくるくると回す白い日傘に当たる木漏れ日がとても美しかった。
終盤の雨のなか神社の鳥居の前でピンクの浴衣を着た摩耶と傘を差す周平のやりとりの切り返しに感動。

茹でたそうめんは人か
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