『ミッドサマー』監督の前作。いまいちよくわからないシーンもあるが、映像の不気味さにショッキングな展開、それらを盛り上げる俳優陣の迫真の演技によってじわじわとした恐怖を感じられる。とある効果音を恐怖演出>>続きを読む
渋い雰囲気が光る世界観は良いのだが、宣伝文句が言うような4人それぞれの思惑が交錯するサスペンスという感じはそれほどしなかった。
ウィル・スミスが歌う『Arabian Nights』とともに砂をイメージした文字のクレジットを出しながら街を舐めるように映してゆく冒頭のシーンの演出はとても素晴らしく、一気に作品世界に引き込まれる。
オチの意外性は少々弱いが、深く考えず観るには十分楽しい。ただリアルテイストにアレンジされたポケモンのデザインはかなり好き嫌いが分かれるところかと
幼い少女の目を通してクメール・ルージュが描かれているが、少年兵としての教育を受け自らも地雷の埋設に加担させられるなど、『キリング・フィールド』と比べても当時の状況の過酷さがより強く押し出されている。『>>続きを読む
ベトナムのホーチミン(旧サイゴン)へ旅行したときに予習として観たのだが、この映画はサイゴンを舞台としつつもほぼ場面が家の中ばかりなので、観光映画としての魅力は薄い。主人公が寡黙で盛り上がりも特にないが>>続きを読む
息苦しいほどに暗くてジメッとした感覚に終始襲われる映画。観客視点からは「もっと早く」「こうすれば良いのに」と思うものの、その通りには動いてくれない登場人物達。
犯人が誰かは割と早い段階から明らかなの>>続きを読む