うりたさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.7

ストーリーは大体予想通りって感じだけど、アメリカ映画じゃなくてイギリス映画っていうのが良かった。ダニー・ボイルが撮ることに意味があったなと思う。エド・シーランも出てくるしね。
愛されビートルズ可愛いよ
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.4

座席が震えるほどの爆音、視界いっぱいの砂の嵐、IMAXで観るデューンは極上の映像体験!
リンチとホドロフスキーの夢を背負って、2021年遂に最高のデューンに出逢えたことに感謝します。ありがとうワーナー
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TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

3.7

トーベ・ヤンソンの幼少期からの生い立ちでもなく、ムーミンの詳細な誕生秘話でもなく、大人の女性としてのトーベ・ヤンソンの私生活をピンポイントに切り取って「そうくるか!」と思わされた。

ムーミン展が美術
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.1

好きな演者のあんな姿は、役でも見たくなかった…と思うほど描写がエグい。(役者としては素晴らしいです)
辛いシーンも多いけど、今、世界が観なきゃいけない映画だろうなと思う。

700年前の価値観とか常識
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コレクター(1997年製作の映画)

3.8

安定の良作って感じ。日曜日の昼下がりにテレビでやってそうな90年代刑事モノサスペンス。
真犯人はなんとなく想像ついてたけど、謎を解く過程とか、被害者女性視点と刑事視点が行き来する構成とか、普通に面白か
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

4.0

初ドラン作品。
美しさと苦しさに押し潰される感覚。
ずっと息苦しくて最後の最後にようやくふっと力が抜けた。

ボケとスローモーションが多用され、出てくる人たちも美形多しで絵画のよう。
ハマらなければ眠
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サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)(2021年製作の映画)

4.2

形骸化してない本当の「ソウル」ミュージックを聴きたいならこの映画を観ればいい。

こんな素晴らしい歌声と演奏が地下に眠っていたなんて。
黒人の歌声は黒人の喉でしか鳴らせない。
ニーナ・シモンの怒りを込
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.9

映画館で見逃したやつ!
二人の掛け合いがすごくいい。
凸凹コンビの冒険譚。
秋本さんの望みではないかもしれないけど、2人は付き合わないでこのまま一生仲良くやっててほしいな。

成田凌の演技大好き。
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めし(1951年製作の映画)

3.6

映画としてすごくよく出来てる。
ただ、納得できるかというとうーん…。
距離置いて修復できることもあるよね、とは思うんだけど。
初之輔さんがこんな感じなので、また同じことを繰り返す気がする。大丈夫か三千
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ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

3.8

30分長くなるとしても、通常版よりディレクターズカット版観た方がいいと思った。
こちらの方が描写が丁寧なのでいつの間にかダニーに感情移入しやすくなってるし、それはラストの印象にも繋がる。
池のシーンな
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

4.3

めちゃくちゃ面白かったーー!!
ポスターの華の無さに、見送ろうかなとか思っててごめんなさい!!同じように考えてる人は絶対観て!!
あとこれはアベンジャーズ無き後のMARVEL世界を語るには外せない作
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.7

これはもう題材が良すぎる。つまらなくなりようがないってぐらい良いネタ。
セリフ一つ一つも笑える。完全にチキン屋がメインになっちゃってんじゃんwww

ところどころカット割りとか音楽が悪い意味でダサかっ
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仁義なき戦い(1973年製作の映画)

4.5

激シブ。菅原文太カッコよすぎるわ…。私がもし思春期男子なら絶対明日から広島弁にしてる。っていうぐらい憧れるなこれは…。
無駄に吠えない、だけどやるときゃやるぞっていう肝の座り方と緊張感が常に付き纏って
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スペース・プレイヤーズ(2021年製作の映画)

3.6

ストーリーはあってないようなもんだけど、大好きなロードランナーが大活躍で満足!
しかも登場シーンがあの映画の中に入り込むなんて〜〜!
砂漠で走るといったら…ねぇ?素晴らしい発想。

ねこたんとツウィー
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.0

やー面白かった。鈴木亮平がヤバすぎる。この間見た『ひとよ』では吃音症の大人しいお兄ちゃんだったのに…。今作では最恐の極道になっている。憑依型なんだなぁ。ドスのきかせ方が上手い。

仁義ってなんですかね
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.8

もうワイスピなら何やられても許してしまう自分がいるw
世界最高峰の技術力とお金のかけ方でカーアクションを見せてくれるだけでもう…ありがとうございます!!

今ではもう車が車以上の使われ方してるけど、そ
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あの頃。(2021年製作の映画)

1.5

いやー…全然全くハマれなかった。
松坂桃李がキレイすぎんのかな?

ヲタ活の楽しさとか、剱さんのハロプロへの愛が描ききれてないのも気になったし(推し武道ぐらいの熱さほしい)、
恋愛委員会。の笑いってち
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ひとよ(2019年製作の映画)

4.3

泣きすぎて頭痛い…。感動じゃなくて悲しさと切なさで。家でよかった…。
全員演技がうますぎる。松岡茉優と鈴木亮平と音尾好きだよ〜〜〜〜〜涙

親の心子知らず、子の心も親知らず、家族も所詮他人なわけで。
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.9

中村佳穂の歌声を堪能する映画。
美女と野獣を意識したような壮大なオーケストラサウンドも相まって、劇場で聴くとスクリーンに吸い込まれそうになります。歌の力だけで泣けてしまう。

ストーリーはまぁ割と王道
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東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

3.8

アニメの実写化は一か八かの賭けだけど、東リべは成功の方だと思います!
実写で見るとより黒い特攻服かっこいいし、白いのはダサいw

主要メンバーが演技力ある人たちで固められてたから安心感もって観れた。
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ルーム(2015年製作の映画)

4.0

脱出までの1時間は緊張感がすごいし、脱出してからの1時間はなるほどそうくるか…。淡々と日常を描いているようで、でも“世界”での生活は彼らにとっては日常ではない。見てて辛そうだったけど最後に救いがあって>>続きを読む

HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

3.8

どう考えても破滅に向かっているのは目に見えていたけど、ここまでの結末になるとは思ってなかったよぉ…。
しかもこれ実話ベースなの!?つらすぎ。
なんであんなにお金欲しかったんだろ。

編集がおしゃれだっ
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.0

銃撃戦とか人殺しのシーンの描き方が容赦なかった。自分もホテルにいるかのような臨場感。テロの恐怖をよりリアルに体感させられる映画だった。

頭では「宗教とは…神とは…果たして実行犯は本当に悪なのか…?」
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ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

3.5

こっっっわ………
夢のような浮遊感と得体の知れない不気味さでゾッとした…
男の子たちは目の前の姉妹を見てるけど、姉妹はもっと遠くの別のものを見てる。
小さな世界に生きてる思春期にレコード捨てられて家に
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

5.0

ぶっちゃけデヴィッド・バーンがトーキング・ヘッズの曲歌ってるだけで4.5は固いんですけど、そこにあのバカテクパフォーマンスとスパイク・リー節が加わったらもう満点つけちゃう!

冒頭から脳みそ持ってる時
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キッチン(1989年製作の映画)

4.7

はぁ〜…観終えたばかりの今、なんだかすごく幸せを感じる。
形のないような、まぁるい、ほわっとした温かい何かを受け止めた気分。
森田芳光監督は大好きなのですが、いつにもましてぼんやりフワフワしていた。
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太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

4.8

なんだこれなんだこれなんだこれ
私の頭の中に原爆投下されたような衝撃
怪物みたいな映画
菅原文太の熱量に観てるこっちの生気が吸い取られました…すごい疲労感…

ずっと観たいと思いながら2時間半という長
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ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ(2021年製作の映画)

3.2

あー…こういう系か…。
ゲイリー・オールドマンとかジュリアン・ムーアとか出てきてすげー!ってなったんだけどなぁ〜。
ヒッチコックの裏窓も連想されたが、観れば観るほどB級感で残念。
マンハッタンでこの家
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江分利満氏の優雅な生活(1963年製作の映画)

4.8

延々と江分利氏が話してるだけなのにずっと聴いてて飽きない。どこを取っても面白い。小説らしいなぁ。言葉が生きてるってこういうことだ。セリフ一つ一つが大事にされてる感じがする。
運動会の話だけでこんなに面
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

4.7

午前10時の映画祭にて。
どこをとっても最高だった…。
デ・パルマの監督も、アルマーニの衣装も、モリコーネの音楽も、役者も全部。オープニングからセンス良くて魅入っちゃう。
やはりギャング映画っていい…
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.6

ブルックリン99のアンディ・サムバーグが主演じゃん!観よ!となり観ました。
今月二度目のアメリカの砂漠いいな〜!(一度目はノマドランド)
確かにあんな暖かいところでタイムループしたら暫くは無意味にふざ
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

4.0

毎日起きる度に姿かたち(国籍も性別も年齢も)変わってしまう主人公が恋をする話。
普通にいい映画だったしちょっと泣けた。
他の人の感想見るに完全なラブストーリーとして見るか、ちょいSF要素ありき見るかで
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.1

あ〜良かった。めちゃくちゃ良かった。好きだ。ポスターと同じの空の色。
たまに遭遇するあの色の夕焼け大好きなんだけどそれが2時間の間で何回も見れるの。その度に心がキューっとなる。

旅行きたーい アメリ
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.2

「世界が見てる!」
舞台は1960年代だけどこれって今のアメリカの警察にも通じる話。Netflixって結構社会問題に切り込んだ作品作ってくれるから好きです。

重たい話だけどテンポよく観れる。会話と展
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