見ているうちに胡金銓みたいな人だと思ったけどそういえば助監督やってたんだっけ。母とのわだかまりや女性監督としての苦労、コンプレックスや確固たる信念など重めの話もカラリと話していて聞き入ってしまう。言う>>続きを読む
芸術家肌でありつつ博学で、演技もうまく話好き、いつも人々の中心にいたという証言はまさに名監督というイメージだが、映画作りのスタイルが時代にそぐわなくなっていった時代にはかなり恵まれない境遇に追いやられ>>続きを読む
「台湾映画上映&トーク〜台湾映画の"いま"2023」にて鑑賞。先進性と考証へのこだわり、意外な作品に与えた影響は驚きもあるけど納得。撮影時の裏話や俳優たちのバックグラウンドも知ることができうれしい。そ>>続きを読む
超・有名俳優が体ひとつでヤバい誘拐犯グループと対峙する、息つく間もないサスペンス。お茶を入れ替える暇もなかった!脱出を試みるファン・ジョンミンさん(本人)の機転が現実とリンクしていて緊張感が倍増。下積>>続きを読む
前作の二番煎じ、というほど悪くもない。
最初は田舎者とばかにしてきた香港の刑事とやがて友情を結んだり、好きな女とハワイで暮らすという単純ながら決してバカにできない夢を抱いていたり、かなり切ない。ショッ>>続きを読む
半ば諦めてたけど見られた。「男たちの挽歌」あたりが引き合いに出されがちのようだけど個人的にはイー・トンシンの「新宿インシデント」とか「ワンナイト・イン・モンコック」を思い出す。犯罪とはいえ家族のため・>>続きを読む
借金取りのちんぴらが債務者の娘に一目惚れというワクワクのラブコメと思いきや途中から違う感じになってしまった…まさかこうなるとは思わなかった。ファンジョンミン演じるテイルが、一見おっかないヤクザのくせに>>続きを読む
謝苗はいいですね。そろそろ若者でない役も見たい。まさか子役イメージを未だ脱却できないなんてことはないと思うが。ドニーイェンのから持ってきたようなセリフは好意的に受け止めていいものか否か…キャラクターや>>続きを読む
洪熙官、優等生っぽいイメージがあり主役も地味めなのでどうかと思ったがアクションは力強く決まっており柔軟性も迫力もある。この人謝苗の十八羅漢で猛々しい兄弟弟子やってた人か。しかし話にジェット・リーの「新>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
原作を忠実に再現はしたけど、もう時代がずいぶん変わってしまったなという印象。センセーショナルな幾つかの事件をモデルにした話なのでいくらでもリアリティとか気持ち悪さとか出せたと思うのだが、すっかり忘れて>>続きを読む
以前SBCかどこかでやってた番組がかなり強烈だったので気合い入れて見たけど、こちらはずいぶん見やすかった。繊細にすぎる感性と絶大な自信や行動力を併せ持っていたり、インスピレーションの源はあくまで内面に>>続きを読む
どこか憎めない、調子のいい貴金属の密輸業者だったドゥサムがのし上がっていく前半は痛快ですらあり、軽いコメディのような雰囲気。その分、時代の移り変わりと足並みを揃えるように栄光と正気を失っていく姿が重い>>続きを読む
前作の話忘れちゃったどうしようと思って見始めたけどどうでも良くなった。話のテンポとかノリとか全て私の想像を超えておりなんだかよくわからないままに笑った。「スーパースター」てそこに書くことか。歌謡ショー>>続きを読む
毎月毎月家の隅に追いやられ汚れた布を処理に使っている妻の姿に心を痛めて、高価な市販品に変わるナプキンを作ろうと奮闘する男の姿は滑稽にも見えるし崇高でもある。インド映画ならではといったかんじの愛すべき善>>続きを読む
過去のわだかまりを解きながら父としての責任を果たしたり、それぞれの苦悩が他人(とか動物)との関わりによって解消されてゆく、それでいて説教くさくないコメディ、いいですね。
しかしアメリカの映画をたまーに>>続きを読む
思ったより、怪我や夫にほんろうされた面が強く描かれていた。彼女の人生での出来事がどんな作品となって昇華されたかをもっと見たかったけど。
奥さんて呼ばれて二人で「はい」ってなるシーン割と見る。なんとも感>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
別にみなくていいやって思ってたけどオープニングには反射的に興奮してしまった でも内容は果然オリエンタリズムつめこんだいかにもな話 せめて元ネタ絞ればいいものを 十三棍僧に孫悟空に琵琶を背負っている人は>>続きを読む
先天性水頭症の女の子の短すぎる生涯を描いたシンプルなドキュメンタリー。まだ若い両親のあらわにする感情から深い愛情と葛藤が伝わる。先進医療がゆきとどかないことと貧困が症状を悪化させた最大要因ではあるだろ>>続きを読む
清代の九王奪嫡から着想を得た創作と思われる話。香港の功夫片で清朝ものといえば大体が「朝廷は絶対に悪、反清復明!」というものであり、ましてや「4番目の皇子」なんかワルモノに決まってるのだがこの作品は異色>>続きを読む
バタくさいセリフやノリが鼻についたという記憶しかなかったが 見返してみて尾美としのりがやたら苦手な理由はここにあったのだというどうでもいい発見があった
拭いきれないステレオタイプ感とか思うところはいろ>>続きを読む
ただでさえ無神経には見られない話なんだけど、教育を「尊厳を守るためのもの」と考える人々に対して教育をもって尊厳を奪おうとする総督府の姿勢は今も生きてるなーと思って暗澹としてくる。
それでもユ・ヘジンは>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
異食症という症状は始めて知ったけども、他人に理解できない行動がその人にとって救いになることもあるというのがよく描かれていた。もちろん最終的にはあまり自己主張のうまくない主人公がきっちり自分でかたをつけ>>続きを読む
どうしてもチープだなと感じるところはあったもののやはり特撮ならではの凝ったセット等は好ましいと思った。が、レーダーとかに頼らず全て目視で済ませていたり(気持ちはわかるけどさー)、轟天の建造基地が完全に>>続きを読む
なんか途中で飽きてしまった…劉家輝もとりあえず出てるだけでネタとかなし(あれ、帽子は血滴子なんだろか?)。
ちょっと練習するよりやり慣れた動きが強いという概念、インドにとっちゃ中国が不思議パワーの国と>>続きを読む
全体主義ソングのオシャレアレンジのとこまでがんばって見たんだけど力尽きた 戦争って「声高に」反対しないといけないものなんだなあということはわかった
小学生の頃に見てたら笑うこともあったかもしれない。主人公はバカだがカーター・ワンが一番バカっぽい…はい!はい!とか言って
裏切り者のテミンの存在感が強めなのはいいけどマークにあたるヨンチュンがちょっと影薄い。全然違ってておもしろい(というと語弊があるけど)と思ったのは弟。元祖のキットは結構世間知らずだったとこから始まるん>>続きを読む