tonchikitexsさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

tonchikitexs

tonchikitexs

映画(61)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

国選弁護人ユン・ジンウォン(2015年製作の映画)

3.3

なんかかの国では、警察、政治家の癒着、暴力を訴える作品が結構多くてビビる。
マジで?って怯えるのはいくらエンタメでも、こういうテーマが本当に多いからさ。ガス抜きなの?って思って怖い。
で、その国家権力
>>続きを読む

インサイダーズ 内部者たち(2015年製作の映画)

3.7

ためてためてためてためてドッカーン!ってやっぱりカタルシス半端じゃない。
ごろつき、チンピラのイ、ビョンホンの長髪。
それが、髪を切ってスーツ姿の格好良さよ。
ファンならずとも、あれはくるね。
男はス
>>続きを読む

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.7

街から本屋さんがどんどん消えている実情のなか、面白かったぞ。
出版業界は商売だけれど、商売ってだけじゃ割りきれない。
不採算部門が大きな顔をしている不思議な業界という台詞があったけれど、本当にね。
>>続きを読む

罪の声(2020年製作の映画)

3.5

贅沢な映画。

昭和を知る人間ならグリコ事件の不可解さは鮮明であるしねー。

要所要所で出てくるちょい役キャスティングのぜいたくなことよ。

私的には火野正平の色気ね!
そういう役じゃないのに、まあ色
>>続きを読む

バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版(2022年製作の映画)

2.2

弾まんなあー。

リッチな家の淑女誘拐
魔犬
天才的推理の探偵

バデイものでもあるし、少しは期待したのだけれど、
すらすらーっと表の筋をなぞっていくって感じでねえ。

うーむ。

キャストのファン映
>>続きを読む

スワンソング(2021年製作の映画)

3.7

ずっと見たかった作品。今、見て良かった作品。年齢を選ぶというか、映画って作品によって「今」で良かったって思えるものがあって、これはその一つ。
きっと、もっと若い頃観たら「筋」だけを追っていたんじゃと思
>>続きを読む

少年の君(2019年製作の映画)

4.3

ヒロインのチョウが凄まじい。
緊張感の表現が半端じゃなし。息を詰めてみいってしまった。
マジで凄い。
徐々に心を開く様子、2人きりの濃密な信頼。
「結局負けたの」という彼女。
「お前は世界を守れ。俺は
>>続きを読む

ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

4.0

ああ、やっぱりハッピーエンドはいいわあ。

美しいものに憧れる気持ち。
うつくしい物が必要な理由。
階級意識。
選民意識。
贅沢の意味。
親切も相手を選ぶという事実。
恋。
その土地にだけある魔法。
>>続きを読む

パーフェクト・バディ 最後の約束(2018年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

サンドイッチマンのめがねを外したみたいなルックスのソルギョング。
なーんちゅうダサダサって思うのに、後半に向かうにつれ、いいおとこっぷりがあがちゃってねー。
言うまでもなく例の作品のリメイクだと知れる
>>続きを読む

イントロダクション(2020年製作の映画)

3.5

モノクロ。
淡水画のようでいて、饒舌。

モラトリアムというには、ちょっと年喰ってる主人公見ているうちに終わった。

これは癖になる個性。
だけどー。

ラストの海見て
何やってんだともおもうし、
>>続きを読む

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.6

変形ロードムービー的ムードがたまらん。
赤ちゃんがたまらん。
それぞれのキャラのバックボーンがたまらん。
最近観た作品の中でNo.1。
切ない質問の答えを話す顔が暗闇の中とか、尾行している警察がほださ
>>続きを読む

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.9

原作の良さをどこまで?って、正直思っていたけれど、いやあ、これかなり良かったよ。愛菜ちゃん、うまいじゃん!
彼女が描いたへたっぴな作品、泣いちまったよ。良すぎて。
ヒロインは青春を生きていて、でも決し
>>続きを読む

ハイヒールの男(2014年製作の映画)

3.8

コメディでジャンル訳?
私的にはこれをコメディとジャンル訳できるほど、韓国も日本も成熟はしていないんじゃと思うけど。
常に泣いているような主人公の眼差しが魅力的。
封じ込めるために誰よりも雄々しくあろ
>>続きを読む

ダンシング・クィーン(2012年製作の映画)

3.6

ファンジョンミンのコメディもの?これは未見と鑑賞。
単純な成り上がりストーリーではなく、夫婦の立場を通して、それぞれの訴えで新しいカップル像を探るという、これちょっと拾い物かもよの作品だった。
ファン
>>続きを読む

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

エスターが、名作だったので、これ半端に前作の品質下げちゃうんじゃない?って心配だったけれども、あ、そうきたかーって。
女として男性を求める、ただ、それだけのことが、怖い。

君たちはまだ長いトンネルの中(2022年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

訴えたいことはとてもよくわかる。訴えたいことを全力で撮った作品。映画としては
しかし、うーーん、どう評価するべきなんだろうなあ。
これ、高校生に見せたら、どう評価するかね。
学校では多分上映しないだろ
>>続きを読む

Everybody's Talking about Jamie~ジェイミー~(2021年製作の映画)

4.0

なんといっても母親が歌うシーンね。
母性っていうのが妙に肥大化することなく、自然に、ものすごく納得する形で歌い上げられる。
最近見た映画のなかで、一番共感出来た母性。
「いい靴」
「ありがとう。ジミー
>>続きを読む

花芯(2016年製作の映画)

2.6

やっぱり瀬戸内寂聴の話は刺さらんなあ。
すっごく酔っぱらってる奴がしっかり座ってはいて、いや酔ってないですからって言ってるような話。
ただ、毬谷の存在感はいい。
濡れ場シーンは多いけどセンシュアルでは
>>続きを読む

あちらにいる鬼(2022年製作の映画)

2.5

瀬戸内寂聴嫌いの私が怖いもの見たさで観たら、案の定駄目だったw。「書く」という行為があるから、至上の恋みたいに描かれてあるけど、どこにも共感出来ず。やり○ん男と欲求不満が欲望垂れ流しでどん詰まりって話>>続きを読む

反則王(2000年製作の映画)

3.0

ソン・ガンホ若い~~~!
作品自体はB級以外の何物でもないけれども、ガンホの必死さが見もの。
プロレス技一つでも、地味に見えてもこれ大変だったろうって思う。その頑張りに見合う内容だったら、もっと良かっ
>>続きを読む

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.0

ある程度予想される部分もあるのだけれど、語り口がとても好き。ラストまで、湿気と共につれていかれた。うん、好きだわ。それにしても過酷な状況だけど、あんなに出来た男に愛されるんだもの。いいよねえ。肉体を求>>続きを読む

華麗なるリベンジ(2015年製作の映画)

4.2

ファンジョンミン映画にハズレ無しだなあ。
ぎらついた顔も悟ったような顔も、挑発するような顔も、リアルで説得力ありまくり。
バデイものはキャラが立たないと~って思うけど、中卒詐欺師チャラ男との相性もよし
>>続きを読む

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

-

あーーーめんどくせえ女ーってのが、正直なところw。
ただ女優さんがキュートで魅力的だから観てしまう。。
特に煙草の煙の交換シーンはセクシーで印象的。
30過ぎて、お勉強はできるけど、自分探しの真っ最中
>>続きを読む

メソッド(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

BLなんて紹介してあるけど、甘さより恋情の神経戦。
おじ役の俳優さんが他の作品で上手いって思う人だったから観たんだけど、これは好みだったなあ。
あ、こういう切り口でくるのかと、新鮮だった。
結構苦い内
>>続きを読む

最後まで行く(2014年製作の映画)

3.7

ニヤリニヤリと鑑賞。
え?そっち?って思う部分もあるんだけど、ラスト着地の仕方もニヤリニヤリ。好みだわ。

|<