sheさんの映画レビュー・感想・評価

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ガールフレンド(1978年製作の映画)

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「自分を大切にすることに他人は関係ないわ。」
親友との関係性の変化への戸惑いと自分の人生への焦燥感。
フランシス・ハやゴースト・ワールドとともにこれは私(たち)の物語。
恋人より一緒に過ごした期間は
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さよなら、私のロンリー(2020年製作の映画)

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泣きながら笑える映画っていいよね。
オールド・ドリオが生まれ変わったシーンよかった。
依存から抜け出せてよかった。
ミランダ・ジュライはそう簡単には共感させてくれない。そこがいい。そこが好き。

the Future ザ・フューチャー(2011年製作の映画)

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パウパウ、、、
先日映画館に行った際、こちらのDVD が置いてあるのを見つけて興奮気味に即購入。
10年振りくらいに観たら新たな気付きがあってよかった。
ミランダ・ジュライ何たる才能。
メイキングも
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さかなのこ(2022年製作の映画)

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「普通って何?」
沖田監督の描く人間たちがすきなので、現実に疲れた時に観るのに最適。
沖田監督の映画の中で生きていきたいな。

blue(2001年製作の映画)

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「それでも私になりたいと思う?」
「思うよ。」
「変なやつ。」
10代の不安定な心と瑞々しい感情。
きっと誰もが経験している自分ではない誰かになりたいという憧れの気持ち。
離れてもふたりの心の中にあ
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レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う(1994年製作の映画)

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また会えて嬉しい。
彼らにはずっとわちゃわちゃしていてほしい。
赤いバス、テキーラ、自由の女神の鼻、CIA

レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

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シュールで愛くるしい風変わりなバンドのロードムービー。
好きにならずにはいられない。
ウラジミールは意地悪だけど、メンバーみんなは素直な音楽好き。
留置場でさえビールの缶で音楽を奏でる。

パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

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アキ・カウリスマキ興味深い。
人間への眼差し、切り抜き方、好きですね。

愛しのタチアナ(1994年製作の映画)

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これがアキ・カウリスマキか。
不器用な男性讃歌ムービー。
コーヒー中毒な仕立て屋という設定に惹かれた。

ショーイング・アップ(2022年製作の映画)

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ケリー・ライカート×ミシェル・ウィリアムズ
集中したいのに雑音の多いリジーの生活。
リジーの報われなさに共感してつらくなる。
自分だけ同じところをぐるぐるしているように感じても、きっと螺旋状に進んで
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ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

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優しさも無駄になってしまうほど、いつだって私たちの苦しみの根元は社会の仕組みがもたらすもの。
もがけばもがくほど身動きが取れなくなる。
ウェンディとルーシーがまた一緒に暮らせますように。

リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

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まさしく『ロードのないロードムービー、愛のないラブストーリー、犯罪のない犯罪映画。』だった。
自分の半径3メートル以内のものの大切さや愛おしさに気付けない人間は早めに街を出た方がいいよね。手遅れにな
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オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

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「悲しみは使い古された喜びよ。」
深呼吸したくなる。
哀しみと癒しのロードムービー。
広がる友達との距離感問題に直面する年齢でもあるので割りと刺さりましたね。はい。
かつては煌めきを放った喜び(時間
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はなればなれに(1964年製作の映画)

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「悲しみと疲労の限界よ。」
アンナ・カリーナがよく走る。
カフェで3人でくるくる席替えしたり、沈黙の1分間(無音)、高速ルーブル美術館鑑賞、ゴダールナレーション、括弧で心情を語る。
マディソンダンス
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カモン カモン(2021年製作の映画)

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「大丈夫でなくてもいいんだよ。」
自分のこともわからないのに、小さい人のことをわからないといけない母親は本当に偉大。
わからないけど“わかろうとすること”が大切。
家族であっても、ましてや他人も、自
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シザーハンズ(1990年製作の映画)

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ジョニー・デップ演じるエドワードの切ない表情が巧みすぎて胸がいたい。
人間はハサミなんか持っていないのに人を傷つける。
人間のほうがよっぽど酷いよな。
切なくて切ない冬のお話。

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

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「帰ったらケーキ食べようね。」
ゆるくて可愛くて強い殺し屋さんの日常という設定が面白い。
2人の関係性が良い。
まひろのアクションシーンが格好良すぎて惚れちゃう。
割りとカジュアルに人が死ぬけどなぜ
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

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年末の恒例になりつつある岸辺露伴は動かないのドラマが好きすぎるのでこちらも観ました。
おばあちゃんのビジュアルが漫画すぎて非常に良かった。
岸辺露伴はパリでも岸辺露伴で良いし、何より、泉くん、きみは
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ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)

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緻密に計算された構図。
わんちゃん達の演技力。
余白とロングショット。
いたずらと揚げパン。
デジタルとアナログ。
ユロ伯父さんの住むお家の造形と導線の見える技法が見事すぎて気付いたら正座して見入っ
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ざわざわ下北沢(2000年製作の映画)

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「遭難したときは沢を探すのが鉄則。…みんな遭難しかけてるんじゃないの。」
フィクションだけどドキュメンタリーのような素敵な映画だった。 
ひとつの街にフォーカスした映画ってだいすき。
キャストこんな
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好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

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「牛乳はある?よかったら牛乳を一杯もらえるかな。」
傷つけないで傷つかないで、と思いながら観ていた。
抱えきれないくらいの花束をプレゼントされたいし、プレゼントしてみたい。
抱えきれないくらいの辛い
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桜桃の味(1997年製作の映画)

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「見方を変えれば世界が変わる。」
オムレツは映っていないのに美味しそうなオムレツの香りを感じて驚いた。
バゲリさんの話は聞き入ってしまった。
あの世から見に来たい程美しい世界に生きているのに、私達は
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FRANK ーフランクー(2014年製作の映画)

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「何を探してるの?」
フランクは無表情なのに表情豊かで、だんだん愛おしくなってくる。
グリーンのカーディガンと黄色いレインブーツ。
“うれしい顔”“含みのない笑顔”など表情を言葉で表すところや、人の
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蒲田前奏曲(2020年製作の映画)

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「家は川の左岸かな。」
「パリかよ。」
生まれた時点で大小様々な搾取から逃れられないの納得できない。
という思いと共に生きている。
後ろめたく思わずに生きていけたらどんなに軽やかなのでしょう。
素敵
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彼とわたしの漂流日記(2009年製作の映画)

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「WHO ARE YOU?」
ジャージャー麺も希望に成り得る。
そういうことなんだ。
生きるには大きさは関係無く“希望”が必要。
小さくたっていい。今を生きるには十分すぎる。
でも、すぐに見失ってし
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ホノカアボーイ(2008年製作の映画)

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“ひとは誰かと出会うために生きている。らしい。”
急に涼しくなってすごく嬉しいのだけれど、夏にも良いところあったよなどんなところだっけなと思って、夏っぽいという理由でこちらを観ました。
ビーさんの作
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

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「人生に偶然なんてない。」
女とか男とかそういうことではなくアデルはエマという人間に惚れていたんだな。
芸術家が偉いとかではないけど、安定を求める側の人間としてはどうしても引け目を感じてしまう。
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

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「幸せになりたいっすね。」
恋をする人はみんな不気味ちゃん。
愛が何かなんて私には到底わからないまま人生を終えるのであろう。

ニーナ ローマの夏休み(2012年製作の映画)

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「君はいつでも特別さ。」
人のいない夏のローマ、ショートヘア、ワンピース、書道、オペラ、犬の散歩、ホールケーキ、留守番電話、白い建物、花嫁を待つ男性、11歳の友達、折り紙

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

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ループループループ
ロケーションが夏に観るのにぴったり。

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

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「夢で待ち合わせね」
「夢のどこ?」
「夢の3丁目の5-1」
場所や食べ物や映画がきっかけとなってふと思い出されることってあるよね。
なんてことないやり取りや恥ずかしくて消えたくなるような言動や後悔
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彼女とTGV(2016年製作の映画)

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「人生が私の前を通りすぎるようです。時速300キロで。」
歳を重ねても美しいジェーン・バーキン。
お家やお店のインテリアが素敵。
変わることを避けていたけれど、変わっていくことも楽しめる素敵なマダム
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ふたりの人魚(2000年製作の映画)

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「酔うと彼女は必ず聞いた。私が戻らなかったらマーダーのように探す?」
90年代の上海の映像がとてもよかった。
河は全てを見せてくれる。
メイメイの人魚メイクが可愛いしボートハウスに住んでるのも良い。
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

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「人は1人でいる時だけが寂しいんじゃなくてさ、誰かと一緒にいる時でもちゃんと孤独を感じる生き物だよ。」
ばかにならないと潰れてしまうような精神状態なのに、友達の背中を押せる佐々木は世界一格好いいやつ
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