ユナマリアさんの映画レビュー・感想・評価

ユナマリア

ユナマリア

モエカレはオレンジ色(2022年製作の映画)

4.0

ひーくん演じる消防士とめるる演じる女子高生の恋、青春を描いた作品。

とにかく急展開の連続とテンポの良さでかなり観やすい。

医者等も然りだが、人の命を守る仕事の責任感、やりがいが伝わる作品だった。

桜田門外ノ変(2010年製作の映画)

2.0

桜田門外ノ変を丁寧にしっかりと描いた作品。

そこそこの長尺で丁寧に描いているが故、時系列をばらばらにしたり、視点をころころ変える描写は必要無いのかなと感じた。

お陰であまり感情移入も出来ないし、話
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モーガン プロトタイプ L-9(2016年製作の映画)

4.0

あのリドリー・スコットの息子が監督を務め、しかもSF作品である本作。

アニャが出ているという事で鑑賞したが、主演がケイト・マーラと言う事で更に興味を持った。

なんとなく予想通りの展開が続くものの、
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ハードラックヒーロー(2003年製作の映画)

4.0

V6主演によるタランティーノ、ガイ・リッチー系作品。

とあるキックボクシング会場で起きた事件を3つの視点で描く作品だが、テンポ感がとても心地良いし、次が気になる展開が面白い。

あとV6のメンバーそ
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くまのプーさん/クリストファー・ロビンを探せ!(1997年製作の映画)

4.0

タイトルの通り、いなくなったクリストファー・ロビンを探すお話。

いつも通りの安心した世界観だが、本作はプーさんとクリストファー・ロビンの関係性が特に強く描かれていた。

殺人の告白(2012年製作の映画)

4.0

連続殺人犯が時効成立後に自白、そして本を出版して大セールスを遂げる話。

静かに真相を追う話と思っていたが、冒頭から激しくて緊迫感のあるアクションで驚き。

その後も自白をしたドゥソク、真相を追う班長
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猫なんかよんでもこない。(2016年製作の映画)

4.0

2匹の猫ちゃんと元ボクサーの暮らしを描いたヒューマンもの。

とりあえず猫のクロとチンが可愛すぎるのだが、話もすーっと入ってくる感じで邦画の良さが出ていた。

猫の習慣や癖も所々に出てきて興味深かった
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忌怪島/きかいじま(2023年製作の映画)

3.0

大ちゃんが主演と言う事で珍しくホラー作品を鑑賞。

ITと島と言うアンマッチな世界観が良く、冒頭から引き込まれた。

ただ、いまいち最後の方の話はよく分からなかった。

ゲノムハザード ある天才科学者の5日間(2013年製作の映画)

4.0

「美しき野獣」のキム・ソンスが監督を務めた邦画。

いわゆる遺伝子操作系のアクション作品だが、テンポの良さと分かりやすさが良い。

複雑なようですーっと頭にないようが入ってくるあたりは、さすが韓国だな
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新座頭市物語 笠間の血祭り(1973年製作の映画)

5.0

「座頭市」シリーズ第二十五作。

TVシリーズ前の作品としては本作が最後。

本作では市が帰郷する話だが、やはり待っていたのは悪い奴らにのよる支配。

そしてその敵役が市の友人。

そう言った背景もあ
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新座頭市物語 折れた杖(1972年製作の映画)

5.0

「座頭市」シリーズ第二十四弾。

二十四作目にして初めて勝新が監督を務めた作品。

やはり勝新だけあってアンニュイな絵や構図が盛り沢山だから、好きな人にはたまらない一作。

個人的にも本作は「座頭市」
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座頭市御用旅(1972年製作の映画)

4.0

「座頭市」シリーズ第二十三作。

やはり勝プロ制作が絵作り含め、ガラッと生まれ変わった座頭市。

ストーリー自体は王道な座頭市だがやはり飽きない…むしろ全てに惹きつけられる映画となっているのが本当に凄
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御用牙(1972年製作の映画)

4.0

噂には聞いていた「御用牙」シリーズ第一作を鑑賞。

小池一夫原作感出まくりの強烈な作品だった。

剃刀の如く切れ味抜群のかみそり半蔵が冒頭でいきなり血判に同意しないところから引き込まれる。

昔の映画
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新座頭市 破れ!唐人剣(1971年製作の映画)

5.0

「座頭市」シリーズ第二十二作にして、「片腕必殺剣」の第三作でもある夢のクロスオーバー作品。

前々作の用心棒との異種格闘技戦に続き、本作では台湾俳優のジミー・ウォングとの悲劇の戦い。

まず「座頭市」
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

1.0

IMAXで鑑賞したから迫力は凄かったが、最初から最後まで何の話をしているのかもよく分からず、退屈さと寝落ちの繰り返しだった。

「体験」と言う観点で言えば良かったかもしれないが、あのテンポ感で会話だら
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座頭市あばれ火祭り(1970年製作の映画)

4.0

「座頭市」シリーズ第二十一作。

三隅研次監督による最後の座頭市にして、勝プロ制作と言うのもあって新しいテイストでもある作品。

闇公方と言われるヤクザの取りまとめのような存在が出来ないなのだが、それ
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藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

4.0

韓国版ガイ・リッチー、タランティーノ映画と言った感じの作品。

ある種主役でもある現金を巡った駆け引きや追いかけっこがメインだが、やはり所々に韓国らしい表現があるのが面白かった。

チョン・ウソンの存
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暗数殺人(2018年製作の映画)

4.0

キム・ユンソク、チュ・ジフン主演による実話サスペンス。

本作の何に惹きつけられたかと言うと普通の連続殺人犯ものでは無く、ひとつの殺人で逮捕された犯人が謎に他の殺人事件の事を告白、しかしどこかあべこべ
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(2017年製作の映画)

4.0

久しぶりに地元へ帰ってきた女性が、同級生の家で髪を切るショートムービー。

ざっくり言うと正に髪を切るだけの話なのだが、美しいカットによる絵や、山田孝之と中村ゆりによる絶妙な会話のテンポがとても魅力的
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

4.0

いわゆる韓国超能力バトルもの。

前半はタイトルとは打って変わって静かな展開が続くが、それがとんでもない伏線だったので驚き。

主役のジャユンを務めたキム•ダミを初めて観たが、なかなか頭に残る表情や、
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市子(2023年製作の映画)

3.0

結婚を目の前にして謎の失踪をした女性の話。

キャストの人達の芝居は本当に全員素晴らしく、ひとつひとつの表情や目線、台詞に惹きこまれたのだが、脚本はあまりハマれなかった。

いまいちどの視点で観て良い
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品の為、鑑賞。

そして久しぶりのIMAX鑑賞。

超人気大作が原作の本シリーズだが、前作は第一巻の更に半分と言う事で序章中の序章だった訳だが、本作は戦闘シーン多めで派手だっ
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映画 マイホームヒーロー(2024年製作の映画)

4.0

連続ドラマ「マイホームヒーロー」の劇場版にして完結編。

恭平目当てで鑑賞し始めたドラマ版はとても惹きつけられる内容と描写でハマったから本作も外せないと思い鑑賞。

ある程度は予想通りの展開ではあった
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座頭市喧嘩太鼓(1968年製作の映画)

3.0

「座頭市」シリーズ第十九作。

大映制作最後の作品にして、第一作と同じく三隅研次が監督を務めた作品。

ストーリー自体はそこまで引き込まれるものは無く、単純明快だったが、最後の殺陣と所々に入ってくるコ
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はやぶさ 遥かなる帰還(2012年製作の映画)

3.0

JAXAが開発した小惑星探査機はやぶさの話。

あまりニュースを観ない為、はやぶさの存在自体知らなかったので、最初から最後まで色々と斬新だった。

日本の技術で世界に誇れる探索機を作っているとは知らな
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ミッドナイト・ランナー(2017年製作の映画)

4.0

警察学校の生徒ふたりがバディを組んで実際の事件に挑む話。

パク・ソジュンとカン・ハヌルの華やかなコンビによる観やすくて爽快な話だから、誰でも観やすい。

韓国映画ならではのキツい描写等も無く、そこま
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東西ジャニーズJr. ぼくらのサバイバルウォーズ(2022年製作の映画)

4.0

タイトルの通り、東西のジャニーズJr.(と言っても少年忍者とLilかんさい)共演によるジャニーズ映画。

ストーリー自体はとても分かりやすいのだが、なんせキャストが多いからまず誰出てる?を探すので楽し
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カメリア(2011年製作の映画)

4.0

「愛」をテーマにしたオムニバス作品。

一作目の「アイアンプッシー」を鑑賞している時はどうしたものかと思ったが、「かもめ」「LOVE FOR SALE」はかなり好き。

ソル・ギョングと吉高由里子によ
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世界で一番いとしい君へ(2014年製作の映画)

4.0

産まれた子供が早老症であった話。

とりあえずストーリー云々の前にまさかの昔から1番な推しであるソシなテヨンがカメオ出演していて大興奮!!!

まさかテティソとして本人役で出演しているとは全く知らなか
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山女(2022年製作の映画)

4.0

山田杏奈目当てで鑑賞。

やっとBlu-rayが発売された為、購入して鑑賞。

いわゆる村八分を受けて、人間としての尊厳を見出す事も出来ずに生きていた娘の話なのだが、とにかく役者の最低限の芝居と、山の
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座頭市果し状(1968年製作の映画)

4.0

「座頭市」シリーズ第十八作。

ストーリー自体は「座頭市」シリーズ定番の巻き込まれパターンだが、やはり志村喬演じる医者の存在感が強い。

あと本作で初めて知ったのだが、市によって生き方を見直したお秋役
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あいつの声(2007年製作の映画)

4.0

韓国三大未解決事件のイ・ヒョンホ君誘拐事件を描いたサスペンス。

子供を誘拐された両親を演じたソル・ギョング、キム・ナムジュ、ほぼ声だけの出演である犯人役を演じたカン・ドンウォンの芝居がとても際立つ作
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チョン・ウチ 時空道士(2009年製作の映画)

4.0

カン・ドンウォン主演のSFファンタジー作品。

邦題の通り、時を跨って妖怪と戦う道士の話だが、個人的には結構好き。

若干強引なストーリーではあるが、なんせアクションの格好良さとキャラ立ちしているとこ
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くまのプーさん/冬の贈りもの(1999年製作の映画)

4.0

大好きなプーさんのOVA。

前半はプーさんを中心とした感謝祭、後半はラビットとケシーの感動物語。

相変わらずほっこりした展開が続いて癒されるのだが、本作は特にラビットとそれ以外のキャラのギャップが
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守護教師(2018年製作の映画)

4.0

マ・ドンソク演じる元ボクサーの体育教師が失踪した女子高生を探すサスペンス。

ストーリー自体はとてもシンプルな構成だが、緊張感ある演出とマブリーの暴れっぷりがやはり面白い。

時間も短めだからかなり観
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座頭市血煙り街道(1967年製作の映画)

4.0

「座頭市」シリーズ第十七作目。

前作の勝プロ製作から改めて大映製作となり、監督は三隅研次。

やはり三隅研次作品に外れは無かった。

分かりやすいストーリー構成と格好良くて印象に残る絵、そしてキャラ
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