ユナマリアさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-(2023年製作の映画)

4.0

前作「東京リベンジャーズ」の続編にして、2部作の1作目。

原作もアニメも全く知らないが、タイトルの「血のハロウィン」だけでたぎってしまう(ついつい血のバレンタインを思い出してしまう。)。

ヒナタが
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シン・シティ 復讐の女神(2014年製作の映画)

5.0

「シンシティ」の続編的な位置付けの作品(実際には続編は一部でほぼ「シンシティ」の裏側を描いている。)

全4作のエピソードから成り立つ本作だが、前作のそのまま続きでは無かったから最初は少し面食らった。
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ディック・トレイシー(1990年製作の映画)

3.0

アメコミ原作の刑事vsマフィアもの。

ウォーレン・ベイティ、マドンナ、アル・パチーノ、ダスティン・ホフマンとえらく豪華なキャストも見所。

脚本自体はそこまで奇抜なものでは無いが、独特の世界観とキャ
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ジャングル・クルーズ(2020年製作の映画)

4.0

ロック様とエミリー・ブラント主演によるディズニーのアトラクションのジャングル・クルーズの映画化。

あのジャングル・クルーズの世界観が見事に映像化されていて感動。

しかもそこへ予想以上に奥深いテーマ
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ストーカー(1979年製作の映画)

5.0

やはりタルコフスキー映画は半端なく美しくて神秘的で心に刺さるストーリー。

ゾーンと呼ばれる願いが叶う場所を巡った静かなSFもの。

ストーカーと呼ばれる主人公の仕事?任務?はゾーンへ人を誘う事。
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2分の1の魔法(2020年製作の映画)

3.0

幼くして父親を喪ったふたりの兄弟が、魔法を使って父親との再会を目指す感動もの。

中2病的な魔法大好きのお兄ちゃんがとても良い味を出していて好き。

兄弟ふたりが現状を打破していく姿は気持ちよかった。

バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

4.0

「トイ・ストーリー」シリーズのバズの原点を描いたスピンオフ作品。

かつて「スペース・レンジャー バズ・ライトイヤー ~帝王ザーグを倒せ!~」でもバズの世界のバズが描かれていたが、本作ではより一層深く
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チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ(2022年製作の映画)

4.0

89年より放映されていた「チップとデールの大作戦」の現代版。

とにかく賑やかで情報量も沢山あってアップテンポな作品だが、思いの外深いし斬新で面白かった。

実写とアニメが同居する作品は沢山あるが、本
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ジャングル・ブック(2015年製作の映画)

4.0

ディズニーアニメ「ジャングルブック」の実写版。

アニメならではの世界観をCGながらも自然と表現しているところに驚いた。

アニメ版は鑑賞した事が無いが、本作で言うならばバリーが可愛いししっかりしてる
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

5.0

大好物の任侠映画と思って鑑賞したら、そんなジャンル分けをしていい映画では無いヒューマン感動ものだった。

職にも就かずフラフラしていた綾野剛演じる山本賢治は、シャブによって父親を失い、家族を持っていな
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.0

伊坂幸太郎原作で日本の新幹線を舞台にした殺しアクションもの。

ブラピ演じる主人公のレディバグが一車両ずつ敵を倒していく話かと思っていたが、全然違うコメディ作品だった。

とにかくレディバグは運がない
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ミート・ザ・ペアレンツ3(2010年製作の映画)

4.0

海外映画で一番好きなコメディ作品である「ミートザペアレンツ」シリーズ第三弾。

すっかり子供も大きくなったグレッグ夫婦だが、子供達の誕生日や入学によって結果、ロバート・デ・ニーロ演じるパパと絡む事にな
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アムステルダム(2022年製作の映画)

4.0

医師、看護師、弁護士の3人が、殺人事件の謎と戦う独特なテンポのサスペンス。

フランスのアムステルダムでの出会いをきっかけに主役3人の人間関係が構築されていく様子が、どこか美しくてお洒落な様子が良い。
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

5.0

スカーレット・ヨハンソン演じる「MCU」のブラック・ウィドウの単独作品。

「007」シリーズのオマージュ満載(まさかの「ムーンレイカー」登場も驚き)のTHEスパイものだから、「MCU」を観ていない、
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コンタクト(1997年製作の映画)

5.0

ジョディ・フォスター主演、ロバート・ゼメキス監督によるファーストコンタクトもの。

数々のコンタクトものがあるが、本作はタイトルの通り、正にファーストコンタクトを1番の見せ場にしているリアルで静かな作
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勝利への脱出(1980年製作の映画)

4.0

第二次世界大戦下の捕虜設備において、捕虜側とドイツ軍によってサッカーをスポーツ、脱獄もの。

映画好きで会話する時によく話題に上がる一作だが、何と言ってもラストが最高過ぎる見事なオチ。

サッカーシー
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ゾディアック(2006年製作の映画)

4.0

実際に起きたゾディアックと名乗る連続殺人鬼の話。

本作の特徴は徹底したリアリズムと、ミステリーではなく調査に焦点を当てている点。

冒頭のワーナーとパラマウントの映像が1960年代後半のものであった
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深紅(2005年製作の映画)

4.0

過去に一家を虐殺された娘と、その殺人犯の娘の話。

イメージからしてホラーかと思っていたのだが、いわゆるサスペンス系のストーリーだったのだが、終始内山理奈と水川あさみの芝居が凄く、ホラー映画のような怖
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スミス都へ行く(1939年製作の映画)

5.0

フランク・キャプラの代表作、ジェームズ・スチュワートとジーン・アーサー共演による政治もの。

腐敗した政治に対して、全く政治に詳しくない田舎のスミスが立ち向かうのが、とにかく映画としての面白さがとこと
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

4.0

庵野秀明監督によるシンシリーズの仮面ライダー。

リアルタイム世代ではないものの当時10時台の再放送で仮面ライダーやV3、アマゾン等を観ていた自分としては懐かしい描写と最新の技術で蘇った1号と2号を観
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バベル(2006年製作の映画)

4.0

旧約聖書の創世記をテーマにしたイニャリトゥ監督作品。

イニャリトゥらしく4つのオムニバス作品が一発の銃弾によって紐づいてくる。

「バベルの塔」のように言葉、コミュニケーションが物語のキーになるのだ
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ハニーレモンソーダ(2021年製作の映画)

3.0

ラウと吉川愛主演による青春ラブストーリー。

タイトルの通り、非常にスカッとシュワっとした内容だから気軽に観やすい。

湘南と鎌倉を舞台にふたりがラブラブしてる感じも絵的にとても良かった。

あと主題
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アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

5.0

キューブリック監督の遺作にして、「2001年宇宙の旅」以来の難作と言われた作品。

当時夫婦であったトム・クルーズとニコール・キッドマンが夫婦役で共演し、イギリスで1年以上掛けて製作された奇妙なサスペ
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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

4.0

スタンリー・キューブリックが監督を務めた戦争もの。

これと言った特徴があるようで無いのだが、独特の絵、どこか戦争っておかしくないかと自然と疑問を抱かせる作りに感じた。

それはタイトルにも込められた
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わたしの幸せな結婚(2023年製作の映画)

3.0

■2回目(2024/4/8)
DVDを購入して再鑑賞。

前回鑑賞時と同様、やはりこの世界観と異能バトルが面白い。

ただ、映画館で鑑賞した時よりは理解出来たが、やはりごちゃごちゃしていて、内容はいま
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21グラム(2003年製作の映画)

5.0

心臓移植や贖罪をテーマに3人の主人公の人生が絡み合う重たくて切ない話。

決して気持ちの良い話では無く、終始人生や命の重みを感じさせる内容なのだが、時系列を変えた構成により、サスペンス要素が強くなって
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

■2回目(2024/3/15)
続編の鑑賞前に改めて鑑賞。

前回鑑賞時よりは相関図、固有名詞が頭に入っていたので、とても観やすかった。

実はストーリー自体はそこまで難しいものではなかった。

しか
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

5.0

「DCエクステンデッドユニバース」第11弾。

デヴィッド・エアーが監督を務めた第3弾のリブートにして続編でもある本作。

監督はMCUを一時的に解雇されたまさかのジェームズ・ガンと言う事で、グロさと
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ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(2021年製作の映画)

4.0

家庭の都合で降板したザック・スナイダー監督が、再編集、追加撮影をした4時間の超大作。

基本的なストーリーは変わらないものの、各キャラクターの深掘りや、数々の戦闘シーンの描写が格段に違った。

深堀す
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フォー・ルームス(1995年製作の映画)

4.0

変なのが大好きな監督達が集まったオムニバス映画。

ひとりのベルボーイを中心に一癖も二癖もある宿泊客とのドタバタを描いた作品。

とにかくキャスト全員が癖あり過ぎて、何から語れば良いのか分からなくてな
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仔犬ダンの物語(2002年製作の映画)

3.0

原田美枝子目当てで鑑賞。

ももち主演、ハロプロアイドルが大勢出ている感動ワンちゃん物語。

盲目の仔犬であるダンとの友情や、家族、他人との繋がり等、学校の教材として流せるような実話をベースにした作品
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なのに、千輝くんが甘すぎる。(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

■2回目(2024/5/22)
DVDを購入して再鑑賞。

改めて鑑賞したが、ストーリー自体の面白さとビジュアルの強さもあるけど、やはりひとつひとつの台詞が好き。

片思いゲームや消毒、上書き等、色々
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

4.0

DCエクステンデッドユニバース第9弾。

前作「ワンダーウーマン」の続編にして、「バットマンvsスーパーマン」「ジャスティスリーグ」からすると過去編でもある本作。

THEバトルものでとっても分かりや
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湯道(2023年製作の映画)

3.0

タイトルの通り、お風呂がテーマの作品。

勝手に「テルマエ・ロマエ」的なコメディかと思っていたが、邦画らしいヒューマンものだった。

ひとつひとつ良い話ではあるが、だいぶゆっくりしているので127分は
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

1960年代後半のハリウッド、そしてその時に起きたシャロン・テート殺人事件を描いた作品。

タイトルの通り、遠い昔、かつてのハリウッドを、ディカプリオ演じる落ちぶれ始めている役者のリック、そのリックの
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

4.0

まさかのタランティーノ監督による密室殺人もの。

しかしそこはタランティーノらしく、西部劇愛溢れるし南北戦争交えるしで結果、らしさ全開の楽しめる作品だった。

事件が起きる小屋に辿り着くまでだいぶ引っ
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