ながみーねさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ながみーね

ながみーね

映画(1109)
ドラマ(8)
アニメ(0)

イコライザー2(2018年製作の映画)

3.8

 派手さは増しけど、その代わり大味にもなってしまった。勿論楽しい映画ではあるけど1本の作品としてタイトでまとまりのある前作の方が好み。

イコライザー(2014年製作の映画)

3.9

 面白い。デンゼルワシントンは本当に良い役者。存在感・説得力が違うのよ。

キングダム エクソダス〈脱出〉(2022年製作の映画)

3.1

 5時間の苦行。前作2本は未鑑賞。話もキャラクターも底が抜けている。ひたすらハッタリと悪ふざけ。笑える箇所は多くあるけどそれだけじゃ興味が持続しない。疲れたしイライラした。しばらくトリアーは観なくてい>>続きを読む

暴力脱獄(1967年製作の映画)

4.1

 傑作。ポールニューマンの冷たく乾いた、でも同時に愛くるしい笑顔が印象的。いつも心にクールハンドルークを。

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

 めっちゃ楽しかった。お話はシリーズ1飲み込みにくい。何人もの思惑がこんがらがっていて“こいつは結局何がしたいんだっけ?”な瞬間が度々訪れる。特に敵側(ボスっぽい奴)の目論見がよく分からない。ただその>>続きを読む

パッチギ!(2004年製作の映画)

3.9

 再見。完成度が高く元気いっぱいな映画。青臭さや独特のノリ・ギャグが良くも悪くもある。だいぶこってりした大円団に胃もたれしそうにもなるがまぁ楽しく観れる。井筒作品の芝居は面白い。良作。

ホワイトハンター ブラックハート(1990年製作の映画)

4.0

 何だこの奇妙な映画は。面白かったが咀嚼しきれてはない。とりあえずアフリカの女王観よ。

ヨーロッパ(1991年製作の映画)

3.3

 疲れた。ウトウトしながら観た。映像の密度は凄いと思う。あざとい。

トゥルー・クライム(1999年製作の映画)

3.9

 イーストウッド含めて出てくる男の大半はスケベ。色々紆余曲折あったけどラストの2人のやりとり見たら良い気分にさせられちゃう。

CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

3.3

 かなり退屈してしまった。話に強度がない。冗長。題材には興味あるだけに残念。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

 つまんねぇ。何じゃこりゃ。求心力の無い物語。迫力のないアニメーション。目新しさのないイマジネーション。魅力のないキャラクター。セリフもクセェ。何より映画として元気がない。パワー不足。ウェットな音楽も>>続きを読む

インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

3.9

 再見。話は抜群に面白い。役者も良い。ただ音楽の使い方や回想の入れ方はしつこい。あと互いのボスとの関係性についてはもう少しじっくり描いかった。まぁでも良い映画だよ。

狼/男たちの挽歌・最終章(1989年製作の映画)

3.9

めっちゃキザ。色々と不恰好なところも目立つけど銃撃戦は楽しい。

アウトロー(2012年製作の映画)

4.0

 再見。独特な間合い。確信的なヘンテコさ。トムクルーズも変だが実はロザムンドパイクもかなり変。彼女のびっくり顔は明らかにやり過ぎている。ついでにロバート・デュバルも変だ。真面目にふざけてる。その辺のバ>>続きを読む

Pearl パール(2022年製作の映画)

3.8

 前半は割と怠かったけど、後半からどんどん面白くなっていった。話の通じない人の描き方が絶妙。パールのやってる事は異常だけど彼女の苦悩は分かる。真摯な映画。画面が気取ってないのも良い。

ダークホース リア獣エイブの恋(2011年製作の映画)

3.9

 良作。踊れない奴らの話は同じく踊れない人間である自分に刺さる。
 人生の可能性と限界についての映画。はたから見たら誰だってダークホースなのだ。しかし彼が彼であるが故の限界によってその可能性は日々潰さ
>>続きを読む

グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.9

 正直この映画独自の語り口はあまり好みでは無いが、割と楽しめる。デニーロは主人公の近くにいるイカれた奴がよく似合う。彼は脇役の方が映えるのかもしれない。

シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)

3.7

 まぁまぁ。
 “(女だからって)遠慮はしない”“(女だからって)限界なんてない”とかの決め台詞がかなりダサかった。翻訳の問題かもしれないけど。主人公の台詞と作り手が観客に伝えたいメッセージとの間に距
>>続きを読む

ゴッドファーザー(最終章):マイケル・コルレオーネの最期(2020年製作の映画)

4.0

 アンディガルシアの急な大声に体がビクッとしてしまう年老いたマイケルに笑ってしまった。前2作目とは全く毛色の違う3作目。死ぬまで老い続けなければならないし、孤高のカリスマのまま生きることなどできない。>>続きを読む

ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.1

 物語の風格としては断然1作目だが、やっぱりこっちも面白い。フレドの人生を考えるとだいぶ切ない。ビトの過去パートは以前見た印象より短く感じる。それだけデニーロの存在感が凄かったってことだけど。1作目と>>続きを読む

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.1

 10年以上ぶりに見返した。面白いなこれ。もっと怠いかと思ったけど意外とそんなことはなくて、ずっと観てられた。何ならもっと長くても良いくらい。1作目ですでにマイケルがめっちゃ怖い。

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.9

 とても充実した良い映画。尻尾の先までアンコが詰まってるタイプ。微睡んだ時間によって青春を、モラトリアムを表現しようとはしていない。そもそも恋に学業に親子関係に友情にと中々忙しい。テンポが良かった。

にっぽん昆虫記(1963年製作の映画)

3.8

 図太くしぶとい人間の生き様。見応えありました。

ペトラ・フォン・カントの苦い涙(1972年製作の映画)

3.4

 ファスビンダーはやっぱり苦手。全てがあざとい。台詞回しを含めた役者の芝居も画面の構図も…
 停滞は退屈でしかない。

熱き夜の疼き/クラッシュ・バイ・ナイト(1952年製作の映画)

4.0

 濃い。ハイカロリーで厳しいメロドラマ。ジュリーが可哀想過ぎて辛い。メイは周りを振り回してばかりで触れるもの皆傷つけていく人物ではあるが、実際観ていてイライラはする、しかし彼女のような“自由”と“生活>>続きを読む

記憶の技法(2020年製作の映画)

2.4

 “隣人を殺しに行く父親を家の2階から見つめることしかできない息子の視線”カットは良い。あのおぞましさは素晴らしい。ただ基本はどうでもいい話だった。

ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

3.9

 優しくてキュート。母親との思い出の品が“あれ”であるあたりに絶妙なリアリティと深みがある。良作。

バイオレント・サタデー(1983年製作の映画)

4.0

 面白い。この映画には凄みがある。役者はみんな良い。というかめっちゃ豪華。話は相当変だし飲み込みずらいが、それでもワクワクしながら見てしまった。

女の中にいる他人(1966年製作の映画)

3.8

 堅実で真面目。苦手な成瀬の中では好きな方。浮雲も好きだけど、要は社会からあぶれた奴らの話が好きなんだよね。見応えはありました。

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

3.9

 観ていて楽しい。映像表現の速度と密度とバリエーションは前作に比べてかなりパワーアップしてる。やりたい放題。イマジネーションが爆発してる。湯浅政明の“マインドゲーム”を初めて見た時のような感動がこの作>>続きを読む