appleさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

凸凹フランケンシュタインの巻(1948年製作の映画)

3.5

主人公は結局誰にも本当に愛されていなかったのは可哀想だけど、彼が彼女に恋をしているときの気持ちを言った『愛の雲の上にいるみたいだ』って台詞は良かった。
本編が始まる前のOPはディズニーのアニメみたいで
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マルクス兄弟 オペラは踊る/マルクス兄弟オペラの夜(1935年製作の映画)

3.9

本当私これ大好き!
後々マルクス兄弟の作品を観ていると必ず見せ場があって、無理矢理と言っていいほどの楽器演奏があるのが分かるけどこれは自然だったし、曲もとてもよかった。感動して泣いちゃった。
ちっさい
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キートンの蒸気船/キートンの船長(1928年製作の映画)

3.8

5秒数えるうちに、ボケが3つはあるんじゃないかってくらいの勢いだったな。
赤ちゃんをあやすときの動きがツボにハマって大変だった。
蒸気船を上下行き来するのはフィジカル強すぎて、おーと声が出た。
映画の
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ケロッグ博士(1994年製作の映画)

3.3

『黙れイッヒ黙れニヒト』って字幕

内容が内容なのに、結構いい俳優が出ているのが余計に面白い。
完全に現代の悪徳マッサージと同じものが出てきたし、きっとのあの施設にいる人は5Gから身を守る為に頭にアル
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さよなら子供たち(1987年製作の映画)

4.0

冒頭のおでこにキスして、口紅の跡が
残るのが愛らしい。
そして、とても苦しい。

ショート・ターム(2013年製作の映画)

4.0

泣いちゃったよ
全ての人が愛される必要があるし、権利がある。
彼氏が本当にいい人すぎる。

マリとユリ(1977年製作の映画)

3.7

マールタの映画を観ると、男性が嫌いになりそうになる。男性性が持つ暴力的な部分を最大限まで引き出してくる。

ロイドの要心無用(1923年製作の映画)

3.9

これか!この映画だったのかと感動
ロイドの動きでよく出てくる、フェンシングみたいに小突くやつ可愛くて大好き
ハンガーに引っかかる奴、キートンでもあったような

キートンの探偵学入門/忍術キートン(1924年製作の映画)

3.9

映画に入って行くところ
遮断機から車に乗ったり、バイクに座り込んだり本当愉快

キートンのハイ・サイン(1921年製作の映画)

4.0

キートンって本当やばいやつだ
家の4分割えぐい
画面で起きている事に頭がついていくに必死になるくらい展開が多くて飽きない面白い
ハゲタカ団のポーズ愛おしい

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.9

可能性は現状に不満がある人が言う言葉
という彼女の一言で、彼のプライドとか理屈とかそういう表層が全部どっかいっちゃって自分にも刺さって死ぬかと思った。

『白人が求めているのは真実ではなくて、免罪符だ
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サムライ(1967年製作の映画)

3.9

誰も彼の真意を知らず、素顔を知らず
理解されているようでされていない孤独。
人妻は、あなたは私のことが必要だと自分に言い聞かせているようで辛い。
「銃の前では話さない」って言ってから殴るのかっこよかっ
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進めオリンピック(1932年製作の映画)

3.7

ヤギ(老人)とナッツ(狂人)しかいない街

めっちゃくだらないし、笑いの部分もふわっとしてるから明確な笑いどころがイマイチ掴みにくいけど、なんとなく変なのがずっと続いてるせいで終始ニヤニヤしちゃう。
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トラベラー(1974年製作の映画)

3.7

人生ってうまいこといかない

子供がちゃんと子供すぎて、たまにイライラなんてしちゃうけど直向きに頑張る姿は応援したくなる。
ちゃんと勉強はしたほうがいいけど。
写真を撮るシーンでポーズが腰に手を当てる
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ロイドのスピーディー(1928年製作の映画)

3.7

ドーナツとプレッツェルの得点板
警官を乗せたつもりでタクシー爆走
カニが下着を掴んだり、風船を割ったり
ついてくる犬可愛い

あの遊園地すごいと思うんだけど実際あったのかな。

ヴィタリナ(2019年製作の映画)

3.8

愛さえあれば

訪れる男たちはみな彼女に人生の辛さや、不幸を吐露する。
それを受け入れる彼女は一見聖母の様であるが、同時に男たちへの怒りも感じた。この映画で男という存在はヴィタリアにとって死んだ夫だけ
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ヨーヨー(1965年製作の映画)

4.0

本当は映画館で観たかったよ( ; ; )
道化として育ち、道化として愛され、
道化として生きる事を選んだヨーヨーの後ろ姿が昔の像の背中に乗った幼少期の彼と重なる。
家の仕掛けが面白くて、執事がお酒隠
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殺し屋ネルソン(1957年製作の映画)

3.9

ネルソンは身長が小さくて、ベビーフェイスな事がコンプレックス。
だから基本偉そうだし、虚勢を張るし、亭主関白。自分をそうやって大きく見せようとする奴なんてろくな結果になりません。
ラストシーンは果たし
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オペラハット(1936年製作の映画)

3.8

ディーズってめっちゃガキなのに、急に正論言うからこう言う奴が一番怖いけど惹かれちゃうかも。
あと執事との関係性が可愛くて好き、邸宅のホールでみんなでコーラスするところとか可愛い。階段の手すりを滑ってみ
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コロッサル・ユース(2006年製作の映画)

4.0

ジャケットにもなっている、不動産屋と主人公とのシーンは建物の白が眩しい。
それをみれただけでも私は満足しちゃった。
斜め下から覗き込むようなショットが多いのも印象的。
定点的にカメラを向けてる時のシー
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ヴェルクマイスター・ハーモニー 4Kレストア版(2000年製作の映画)

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疲れてる日に見ちゃいけなかった
でっかい鯨って怖いんだよね
記憶なし、また違う機会で

乙女の祈り(1994年製作の映画)

3.6

完全に子供の世界なので、大人の入る隙なんて微塵もないし、理解なんて到底できない
この年頃の女の子はどこか狂ってるのかもね
中学生に手を出す大人の男なんてろくな奴がいないよ

ZOO(1985年製作の映画)

3.8

シンメトリーへの執着が異常

相変わらずグロテスクなほど鮮やかな色合いに、官能的な映像美。
変な話、まともな人なんて誰もいないしイカれている。
人間でも試すのかとワクワクしたけど流石にダメなのかな

あなたの目になりたい(1943年製作の映画)

3.9

心のともしび的

最初ヒロインが美術館に来てから、ナンパして名刺を渡すまでのギトリの流れが本当お決まりなんだけど雄弁で面白い
誰もいないクラブに行って妄想で人増やしていくやつこれだっけ?

ホームワーク(1989年製作の映画)

3.6

子は親を見て育つ
学校でも家でも子供を子供として扱ってくれる人がいないため彼らは無意識のうちに抑圧され、創造性が失われ、皆同じ人間になっていく。親がしていたから、自分の子供にも同じ事をするというのは一
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これで三度目(1952年製作の映画)

3.7

寝取られ夫の過去の結婚についての所が本当興味がなかった
モテる男は一回だけ
ギトリがどれだけ色男かわかった、歯もスカスカで白髪になっても彼の魅力は衰えない

終わり方忘れた

プラン9・フロム・アウター・スペース(1959年製作の映画)

3.0

ウエスト細過ぎるゾンビ、見覚えがあると思ったら死霊の盆踊りにでてたらしくあの時の嫌な記憶が蘇った
時代的にも近く、雰囲気がどことなく近い
その癖して政治的な批判、人の愚かさについて説いてくるので驚く

季節のはざまで デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

3.9

これもまた過去と現在が溶け合う作品で、私にこんな記憶はないのにどこか懐かしい気持ちにさせる作品だった
手品師の熱帯にいるような〜のところが急なコメディで面白かった
音楽がとっても良い

夢心地な映画な
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デ ジャ ヴュ デジタルリマスター版(1987年製作の映画)

3.8

過去と現在の切り替えが緩やかで私はこの映画少し怖いな、、戻れなくなっちゃいそう

デジレ(1937年製作の映画)

3.8

彼の長台詞って聞いてると筋は通ってんだけど、そんな回りくど言い方しなくてもいいのにと思うものででもその饒舌さが常に観客も女も丸め込んでる感じがある
彼の所作ってやっぱ大胆で見ていて楽しい

祖国の人々(1915年製作の映画)

4.1

映像自体も貴重な上に、とても大切な言葉をギトリは残してくれてたと思う。
本当に芸術を愛して、大切にしているんだなと伝わってくる。
そして彼の交友の広さには驚くが、才能がある人間には才能がある人が自然と
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幸運を!(1935年製作の映画)

4.0

ギトリは大前提として寝取りしかしてないので、これは逆にハッピーエンドとまで言えるのでは。清純派、真っ当に恋愛してるよ。
ジャクリーヌドリュバックのクローズアップ...他の人物には単独で一切向けないその
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カントナックの財宝(1950年製作の映画)

3.7

登場人物が可愛い、特に愚か者。
こういうやつは急に核心を突いてくる。
ビンタしあってとりあえず過去のうらみつらみを帳消しにしたよってコミカルすぎて私もやりたいってなった。
ダンスパーティの時に、若い男
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