appleさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

不愉快な話(1977年製作の映画)

3.9

2024/114
不愉快な話題ではあるけど面白かった

彼が穴から性器を覗く行為で"勃起"ではなく、"濡れた"と表現した点については私はその違いをなんとなくわかる気がする。
濡れる=官能性(頭の中の性
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(1970年製作の映画)

4.0

暴れてた豚がソーセージになるまで

『楽しくも苦しくてもあってはならない』
という作業者の言葉が心に残る
特別な日だけに行われる手際の悪い解体、人間の営みと家畜の関係性が浮かび上がるよう
目が離せなか
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卒業(1967年製作の映画)

3.8

若気の至り
ベンジャミンの青い感じがもどかしい

ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

3.7

なんだこれ...ってなるけどなんやかんや
ずっと笑いながら見れる映画ってすごいよね
モードが裸で舞いながら、絵の具飛ばしてるとこめちゃくちゃ笑ったなんだあれ

ニンフォが真実の愛を知らないのはそうだと
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ヒット・パレード(1948年製作の映画)

4.0

ベニー・グッドマン
トミー・ドーシー
ルイ・アームストロング
ライオネル・ハンプトン
ゴールデンゲイト・カルテット
メル・パウエル
チャーリー・バーネット

ベニー・グッドマンがジャズとは...?って
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スイング・ホテル(1942年製作の映画)

3.7

何回この女は行ったり来たりを繰り返すんだと思いながら観ていた。ミュージカルのシーンが良かったから最後まで観れたよ!
アステアのダンスのキレに大注目。
最後に補填のように出てきた前のパートナーの方がヒロ
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チルドレン・オブ・ザ・コーン(1984年製作の映画)

3.0


やばすぎる、コントの締め滑ったみたいな終わり方

最初の大人惨殺シーンまで良かった
キングのラストはカップルは目をくり抜かれて死ぬらしい

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

脚本賞!
取るべき映画だと思っていたのでよかった

良い意味で裏切られた。
この映画では結果よりもそこに至るまでの過程や、"裁判"の本質にスポットが当てられている。
夫の死(落下)から、他者には見えな
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悪い種子(たね)(1956年製作の映画)

3.8

舞台劇のようにという話があったけど、本当にその通りで台詞が多くてそして長い。
特に死んだ男の子の母親...毎回酔ってますって報告してて面白かった。
最後は舞台の終わりのように役者の挨拶があって尻叩きで
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メリイ・ウィドウ(1952年製作の映画)

3.7

完全にルビッチ監督のものと勘違いして
みていました...名前ないなと思ったけど😢

でもメリィ・ウィドウの曲を昔演奏した事を思い出しながらみれたので良かったです。
特に『ヴィリアの歌』は泣きそうになり
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

3.8

完全に彼らの事は知らなかったので、知らないアーティストのライブに初めて行って観た感覚

リズムの取り方がそれぞれユニークで、ボーカルは特に動きが奇妙だけど惹かれるものがあった。そしてわたしが一番観てい
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エル プラネタ(2021年製作の映画)

-

自分の嫌なところは隠して、取り繕って。
クリスティーナアギレラがソランジュ風でやるみたいな話のところとかあの既婚男もだけどなんか男性がみんな嫌だったな。

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

マンションから飛び出して轢かれるまでの流れが面白すぎてめちゃくちゃ笑ってた。
コメディなのは納得。
親の隙のない支配は、子供にどんな影響を及ぼすのか。ボーを見ていて終始イライラしていた、一人で何も決め
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マウス・オブ・マッドネス(1994年製作の映画)

3.5

チェーンソーマンの悪魔の強さのシステムと同じで、ああいう世界や怪物を人々が恐れれば恐れるほど力を増していつか世界が逆転してしまうという。
永遠に不気味。結局彼は小説の中の人物で小説の通りに動いていただ
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トムボーイ(2011年製作の映画)

3.8

子供って残酷だなと思う反面、あの無垢さって尊いものだなと同時に感じせられた。
母親は彼女が女の子らしくいる事を嬉しく思っていて、ロールがした事は受け入れられていない。彼女が自分を見つけて、そして自分ら
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セイント・フランシス(2019年製作の映画)

4.5

人それぞれの生き方に、そこから起こる不安や怒りをわかりあう事なんて難しいけれど柔軟に捉えて受け入れる事が大切。
女性の身体のことは女性にしかわからないし、とてもプライベートでナイーブな事柄だからああや
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タルロ(2015年製作の映画)

4.4

自分が自分である事を証明するためにIDを作りに行ったのに、結局それが原因で全てを失ってしまう。
現代社会の中で埋もれてしまう伝統とそのアイデンティティたち。
とてもいい映画。

ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)

3.6

資本主義の極地を見た
きっと真実は隠蔽されて、上の人達が
安全に暮らせる世界のままなんだろうな。
笑ってられない!

天使(1937年製作の映画)

3.7

最後!!!びっくりした!!!
夫がまさかとなってくるところが面白い
マレーネ・ディートリッヒが綺麗すぎる

歌うつぐみがおりました(1970年製作の映画)

3.8

うとうとしちゃったのが惜しい
演奏会で自分の出番(ラストのティンパニ)ギリギリまでナンパしてたり、家でお茶会みたいなのをしてたりと一か所に留まることが出来ない多動男。でも全然悪びれてないのがいいし、周
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.9

『今度はないの』ってネリーが言った時、父親は彼女の悲しみを理解したし、抱き合うことで彼女と父親の間にあった隙間は埋まったのかな。

子供の時に感じた不安や悲しみは決して自分のせいではないよという監督の
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.2

監督の映画に対する愛をとても感じた
映画にまだ奇跡を求めている人なんてほとんどいないかもしれないけれど、少なくともエリセ監督はずっと信じているんだろうな

まなざしをむけるというのは対象に目を向けると
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ブロブ/宇宙からの不明物体(1988年製作の映画)

3.8

ずっとみたかったやつ
こういうB級クリーチャーもの好きで一時期ずっとみてたけど、その中でもこれってB級?ってなるくらい面白いし、時代から考えてもよく出来てると思う。
人が食われて溶けていくところなんて
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恋愛日記(1977年製作の映画)

4.2

めちゃくちゃ面白いと思う...。
父親と観ていたけど、父親が主人公に共感しててやっぱトリュフォーって男性の縮図みたいな映画作るんだなと改めて思った。
死ぬ時も、そして死んだ後さえも彼の欲望は満たされ続
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上海から来た女(1947年製作の映画)

3.5

この映画の怖ポイント
・水族館のウツボがデカすぎる
・グリズビーの汗
・裁判の時の謎の笑い
・謎の中国人

最後の銃撃戦のシーンは面白い、きっといろんな映画が真似してる。
登場人物の意図というか、話の
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リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

3.7

最後だけで良いやってなる
彼女が求める自由に彼はもういらないね

突然の花婿(1952年製作の映画)

3.8

笑えるシーンが多いけど、今回のヒロインがあまりにも芯がなくてイライラしちゃった...。

ドニー・ダーコ(2001年製作の映画)

3.7

10月31日に落ちた飛行機のエンジンが10月2日にタイムスリップして彼は死ぬ!
なんかしかも彼が超能力みたいなの使ってタイムススリップさせて自分が死ななかった世界線で死んだ人たちを生かす選択をとった!
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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

4.3

エンドレスエイト

好きな人を好きでいるために逃げているってあたるのバカみたいなセリフが愛しくて仕方ない。
このセル画のディストピア感は堪らなく良い、とても好き。
しのぶが路地で迷うシーンは観客が映画
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仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

3.8

映画が終わった後に今まで自分が観ていたものを全て疑ってしまう。
認識している登場人物が果たしていたのかも怪しい。

狼の時刻(1966年製作の映画)

4.1

やばい映画
こういう作風を印象派とは対となる表現主義というらしい。表現主義で有名な映画にはガリガリ博士やM、メトロポリス、吸血鬼ノスフェラトゥなどが挙げられるが確かにこの映画はそれはの雰囲気をしっかり
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