appleさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ミカエル(1924年製作の映画)

3.7

ゾレはあの眼力からは想像もつかない様な孤独を抱え、その穴埋めをミカエルという存在でしていた。また彼の創作の活力だった事には違いない。
愛を与えたからといってそれが必ず返ってくるとは限らない虚しさ、ゾレ
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スーパーバッド 童貞ウォーズ(2007年製作の映画)

4.0

再度視聴

最高のナード奮闘記
チ◯コレクションとか経血の流れとかなんかしょうもなさすぎて笑える
あとエマストーンほんと可愛いし、イケイケのカーストトップの女の子だけど人としてちゃんとしてる所とか堪ら
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神の道化師、フランチェスコ デジタル・リマスター版(1950年製作の映画)

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早朝の上映で早起きしてたので少しうとうとしてしまった

神の存在を証明しようとしているのではなく、神の存在を信じている人を提示している。その人間の行為がどれだけ奇跡に近づきうるかをみせている。
監督自
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.0

彼の作品の特徴である可笑しな状況に対して無表情でいる演出をデッドパンというらしいが、改めてその面白さを感じた。
常に必要最低限の対話にボディータッチだけど、言わずとも伝わる事を信じているんだなという人
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ガートルード/ゲアトルーズ(1964年製作の映画)

3.6

人生は愛である。

登場人物達の目線が決して合うことはなく、永遠にすれ違い続けている。愛している人とは視線を交わすことはない。
たまにこっちを見られているようで怖い。

女の愛と、男の仕事は最初から敵
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メグレと若い女の死(2022年製作の映画)

3.5

映画全体が物憂げな雰囲気の中で、メグレが微笑むシーンにほっこりする。
これは殺人の解決がメインなのではなく、彼と亡き娘の話だと思った。

撮り方がなんか不思議だった
そんな固定されてない感じ

月はどっちに出ている(1993年製作の映画)

3.7

移民とわたしたちの宣伝でこの映画を知り、WOWOWオンデマンドにあったので鑑賞

知恵も体力もないやつは死ねと冒頭で言っていた様な気がする。

原作の『タクシー狂躁曲』という題名の通り、一癖二癖もある
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スマイル(2022年製作の映画)

3.5

ケビンベーコンの娘なの?!
確かに女性版ケビンベーコンって顔してた。

伝染する系のものでいえば、イットフォローズ的な怖さがあった。
ラストは何故かTwitterで動画を見てしまっていて知っていたがク
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ストレンジ・リトル・キャット(2013年製作の映画)

3.5

びんた痛そう
個々の絶妙な距離感と特別な関係性
少しの意地悪

音が不快になる

アタック・オブ・ザ・キラートマト(1978年製作の映画)

3.0

チェンソーマンのopで、ぎゅうぎゅうの作戦会議室のパロがあったね
使えない部隊がなんやかんや個々で頑張ってるの面白かったな

耳当てでかトマト可愛かったし、楽譜でいいんだ

変態小説家(2012年製作の映画)

3.4

ユングとフロイトの合わせ技

高校生くらいの頃から見たくてやっと見れた。最初で折れそうになったけど、コインランドリーに繰り出すところでどうにか持ち返す。
サイモンペグの声渋すぎる。

ストロベリー・マンション(2021年製作の映画)

3.7

みんななんでそんな辛口なの...
シネフィル好きな人は嫌そうかもか

コミカルな笑いなのに急にホラーっぽいの出るの結構癖になってた

ラヴィ・ド・ボエーム(1992年製作の映画)

3.9

芸術家3人組の自堕落な生活がコミカルに描かれててめちゃくちゃ面白い
なのに最後で悲しい別れ

ジャンピエールレオのとりあえず買っておこう感がめちゃくちゃ面白かった

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.1

こんな幸せな気持ちで観れる映画ない
ずっとニコニコしてた
ベルリン天使の詩でダミエルが言っていたような人間が感じられるささやかな幸せがたくさん詰まったような映画

つい最近世界堂でアートブックを購入し
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時の支配者(1982年製作の映画)

4.1

ハスの花の妖精だっけ可愛かった
物の価値よりも美しさ、大切にしなきゃな

最後のタイトル回収カッコ良すぎて鳥肌
思想を統一してる中に強い自己否定を入れ破壊するという仕組みが面白い

動植物の音が本当に
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川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

3.7

誰もが羨むような幸せではなくて、
毎日美味しいご飯が食べれる事、あったかいお風呂に入れる事、そしてお風呂上がりの牛乳。
そういう日常の中にある小さな幸せたちを大切にしたいなと思える映画でした。

松山
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地下水道(1956年製作の映画)

3.8

どこでどうやって撮ってるんだろう。
救いようがないがあの感じで行くとデイジーは助かりそう。
デイジーバリキャリの雰囲気で地下水道に好きな人の名前書いちゃうの可愛い。

囚われの女(2000年製作の映画)

3.7

彼の愛は真実ではないかも知れないが偽りでもない。みんなのその形は違う。
アリアーヌは最初から彼といる時はどこか上の空で彼を見ない。
シモンは彼女の意識がない時にしか愛せない。
全てを知らないからこそ愛
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マルセイユ(2004年製作の映画)

-

環境音が完全にアンビエントと化してしていて、うたた寝ができてしまった。

冒頭常にゾフィーと同じフレームにピエールは映り込んでいるが、不自然なピンボケにより意識されているようなされていないような状態。
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.7

原作が好きだから......やっぱりシニカルな笑いが欲しくなっちゃう....

なのでなんら関係ない新しい映画だと思ってみました。
孤児役の女の子の歌が上手い、ヒューグラントがやばい、ローワン・アトキ
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罪と罰(1983年製作の映画)

3.6

淡々とした笑いがある
先にピーターローレ主演の罪と罰を見ていて、あっちの方が原作に忠実らしいので結構カウリスマキ編集してるんだなと思った

彼を救うのは彼女の目

はかな(儚)き道(2016年製作の映画)

4.1

まとめられないのでメモ

彼女の作品は見れば見るほど体に馴染む感覚がある。


手と足の映画
人物が近づいてきた時に、顔ではなくて手や足にカメラが向くのが特徴的
手や足の所作がリアルかつ感覚的で見てい
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家にはいたけれど(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ロバと犬の関係性と3人の関係性

緻密に丁寧に計算されたものを自然に見せるのがとても上手だなと思った。
旦那を二年前に亡くしている主人公は恐らくそこから精神的に不安定なのではないかと思う。そして、映画
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時の翼にのって/ファラウェイ・ソー・クロース!(1993年製作の映画)

3.8

カシエルがポンコツなのめちゃくちゃ可愛いダニエルやルシフェルとの友情も可愛い

『片方を見るだけで、二人とも幸せとわかる』

VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

4.0

痴呆は本人が1番辛いんだよね。全部辛かったな、悲しかったな。
フィクションだけど、いつか自分にも起こり得ることだと考えると老後を考えることって本当に大切だなと思う。

終始夫を写すフレームと妻を写すフ
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天使のたまご(1985年製作の映画)

3.5

よくわからなかったから知恵袋見たら、処女喪失による解放みたいなことと、ノアの方舟の話が出てきてノアの方舟はわかるけど関係性が掴めず?という感じ。
少年の声が良すぎる。

タルコフスキーの惑星ソラリスを
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主婦マリーがしたこと(1988年製作の映画)

3.9

この映画で妻が夫に歩み寄る事を望むのはとてもとても違う事だなと思う。
男は徴収され、残された子供は母親一人で育てなければいけないが女性が子供を二人養える程稼げる仕事などない。
家事、子育てで一杯一杯の
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恐怖省(1944年製作の映画)

3.7

シネマヴェーラ行けなかったので、ディスカスに頼りました届いて嬉しい
この時代でこんな壮大で完璧なミステリーができるんだと驚き

フリッツラングってすごいな〜

(2023年製作の映画)

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カンバーバッチなんであんなパンパンなの?
逆さで撮ってるのかと思った

シュレディンガーの猫のよう

アカルイミライ(2002年製作の映画)

3.7

オダギリジョーの不発弾的怖さと、浅野忠信のサイコ的な怖さを感じるのに話はゆったりとしていて人の温かさを感じる不思議

加瀬亮♡♡♡

罪と罰(1935年製作の映画)

3.6

天才は人殺しさえも許される権利があるという考えに囚われていたが、神に赦しを乞うことはできなかった
原作は読んでないのであくまでも映画のみの意見

ピーター・ローレって神経衰弱してる役本当うまいな〜と改
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翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

3.7

前作の方が好きだけど今回もなかなかギリギリな事しててめちゃくちゃ笑った
上映前の宣伝でウィリーウォンカの新作流れたせいで、意図せず伏線回収になってて怖かった

最後の音楽絶妙に音外しててやばかった

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.8

かわいーだったね
セバスチャンは途中からめちゃくちゃ可愛かった、でもフランダーは魚介すぎた

セックスエデュケーションでセレブやってるシモーネ・アシュリーがお姉さん役出てて嬉しかった