平成2年の男さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.0

・おっぱい綺麗やなぁ、からのコテコテのグロ。 

・ホラー映画というより、人の生理的嫌悪感を掻き立てにくる。解剖シーンのクオリティの高さに驚嘆。医学部生である知人を思い出した。彼らはみんな、このような
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娼年(2018年製作の映画)

3.0

・松坂桃李、この作品の為に相当頑張っていたらしいね、、インタビューに感動したよ。

・ただ、あのキツツキのような腰使いだけはいかがなるものかと、、いや、ちょっと待て。カメラアングル的にあの腰振りになっ
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

3.5

・現時点、日本は韓国の映画に圧倒的な大差をつけられている。この点ははっきり認めないといけない。パラサイトといい、オールドボーイといい、これだけの作品を生み出せるクリエイティビティが我が国にはない。悲し>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.0

・脚本がうまい。現在に生きる人が憧憬するクールかつホットな生き方をとても上手に盛り込んでいると感じる。

・本作から学びとれる男の美学のうち至高なのは「余計なことを言わない」。これほどあじきなく、心と
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.5

・二度と戻れない時間を丁寧につなぎ合わせることで水晶の如き輝きをものにした傑作。

・思うにこれを観て胸をキュンキュンさせるのは、かつてのガキ大将ポジションの人ではなかろうか。

・リバーフェニックス
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チャーリーズ・エンジェル フルスロットル(2003年製作の映画)

2.2

・ジョーイがレッドカーペット歩いている笑

・ジョーイの演技がフレンズそのまんまで笑った。

・結局、チャーリーは何者やねん!

・フルスロットル感を出そうとしているのは認めるが、ワイヤーアクションで
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プラトーン(1986年製作の映画)

3.0

・インパクトのあるジャケット写真だが、観賞後の方が味わい深く眺めることができる。

・不毛さがよく出ている。国に帰れると分かった奴のニッコリ感、これに腹立つのは不毛さがよく描けているから。

・「おる
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チャーリーズ・エンジェル(2000年製作の映画)

2.8

・フレンズのジョーイ、なんでおるんやワレ笑

・疲れたらアホみたいな映画を観たくなる。そんな時にオススメです。よくわからないテンションに、心が元気になる。

ダークナイト(2008年製作の映画)

4.2

・偉大な作品。人間のエゴについて容赦なく問うてくるストーリーライン、ヒースレジャーが演じるジョーカーの圧倒的な存在感、ゴッサムシティ全体を覆う息詰まりそうな閉塞感、全てが完璧な形で結実している。

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ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

3.5

・背景へのこだわり、カットへのこだわりを感じる。これが1997年の作品である点に驚いたよ。2020年になっても、新しさがある。審美領域を開拓した意味で偉大な一作。

・嵐のビーチ、夜のプール、この2点
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.0

・センスが爆発しているな。ポップアートとクラシックの融合に成功した稀有な例。構図、配色、台詞、コミカルな演技、全てが高いレベルで結実した結果だろう。

・白黒映画時代によく使われていたコテコテのテクニ
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アルゴ(2012年製作の映画)

4.0

・さすがUSA、やることが一味、いや二味違うぜ

・CIAの考えることは少しわかりまてん

・最後のハラハラ感の演出、やりすぎやで

・作戦成功して良かったな、ほんまに

・イラクの歴史が悲しい。あり
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ゲーテの恋 〜君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」〜(2010年製作の映画)

3.0

・水の溜まった黒い土、うらぶれた景色がゲーテの心情と相まって余韻を残す。

・最後の盛り上げ方、ちょっとやりすぎ笑 ところどころ差し込まれたポップな描写が、作品全体のカラーを安っぽいものにしてしまって
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市民ケーン(1941年製作の映画)

3.5

・本作が評価されているのは、夏目漱石が言文一致体を確立したのと同様、現在使われている撮影テクニックの多くが本作によってメジャーなものとなったから、とされている。

・シンプルに話として面白い、と思った
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28日後...(2002年製作の映画)

4.0

・ゾンビ、速すぎワロタ。こら、人類負けるわ。

・アングルといい構成といい、撮り方うまいな、、

・セリフが良い。特に以下2つのセリフには感心した。「新しく書かれた小説を読んだりすることも、新しく撮ら
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ブレイブハート(1995年製作の映画)

2.5

・長槍で馬の突進を抑え込むシーンがハイライト。圧巻の迫力。1995年に公開された映画ということはCGに頼れるはずもないし、実際に何頭かの馬が死んでいるだろうと考えた。しかし実際は「アニマトロニクス」と>>続きを読む

ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.0

・二重の入れ子構造は見事という他ない。この構造の強度が2時間半を飽きさせずに引っ張るエンタメ性を本作にもたらした。

・贅沢なキャスティングやなー

・ジャックニコルソン、あの演技はやりすぎや笑 シャ
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

4.6

・ゾッとするくらい綺麗なシーンがあった。色盲が判明した後のお兄さんが空を仰ぐシーン。高速道路の隙間から覗かれる空の青さと雲の陰影、そのコントラクトの美しさに鳥肌が立った。

・かきすてて堆く積もった恥
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ファミリー・ツリー(2011年製作の映画)

3.5

・長女のかれぴっぴ役と植物人間状態の妻役にオスカー賞をあげたい。影の功労者として猛威振るいすぎ。かれぴっぴは「コイツいる意味あるんか」とツッコミたくなる感情を煽るのが上手すぎだし、妻役は死んだ振りが狂>>続きを読む

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.0

・記憶を無くしてもう一度観てみたい映画

・カイザーソゼのネーミングだけはどうにかならんかったかね?

・そしてカイザーソゼの顔が完璧に割れた件

黒社会(1989年製作の映画)

1.5

・いや、脚本もっとどうにかならんかったのか? 演者も監督もおかしいな、とならんあたり、、

・抗争のメインウェポンは「棒」、虚言癖のある主人公、若い組員が組内の偉いおじさんを殺してしまったことにノータ
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Ray/レイ(2004年製作の映画)

3.5

・一番驚いたポイントは、レイが開眼したシーン。叫んだよ。アーニーのジェイミーフォックスじゃねぇか、と。

・よくできている作品。ヤク中から立ち直ったのは素晴らしい。が、落ちるならとことん落ちて欲しかっ
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

3.0

・「デンジャラスビューティー」みたいなのを想像して観たら、半分サスペンスじゃねぇか。

・蠱惑的な女子高校生を基点に、固定された人模様に大きな歪みが生じる、という物語。

・人間の複雑怪奇さに時代的背
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.0

・「2001年宇宙の旅」のような本格SFバイブスを感じるところと「アルマゲドン」のようなエンタメSFバイブスを感じるところが実に極端であった。

・だが、宇宙のあらゆる事象、5次元の映像化、この2点を
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.5

・脚本の練り込み具合が素晴らしい。AIの浮気に生々しさをもたせるあたりの力量が凄まじい。

・数十年後の未来はどうせこんな感じなんだろうなと思わせうる未来図を丁寧に作っている。

・AIもののエンディ
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

4.6

・オープニングからして普通じゃないと思った。この脚本を書いたやつは何者?と、そのセンスに嫉妬した。視聴後に芥川賞作家の一作が原作であると知り、納得した。

・原作を読んだ。びっくりした。あらゆる点で原
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.0

・なんでさぁ、原作は「Fury Road」とクールなタイトル付けているのに、「怒りのデス・ロード」なんて頭悪そうな意訳するわけ?

・タイトルで半分損している。内容は至高。よくあるキテレツな世紀末じゃ
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.0

・ラストシーンの徹底的な虐殺ぶりが印象的。結ばれて、2人の絆が確固たるものになった後の晴れやかな日、ってのがまたいい。

・昔に映画を見る人の知的能力に合わせているとしか思えないシナリオもあったが、基
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