木野さんの映画レビュー・感想・評価

木野

木野

アイデア・オブ・ユー ~大人の愛が叶うまで~(2024年製作の映画)

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Wattpad Studioなるところが制作と聞いて爆笑した(Wattpadは欧米版pixivのソフトな方みたいなもので夢小説やらなんやらの二次創作がたくさん上がっているWebサイト。この作品の原作は>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

4.3

絵が綺麗だし時間操作ものとしてうまくできてると思う

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

5.0

すげぇ移民国家:アメリカの若い子主人公カートゥーンラブコメを感じた……

プリンセスと魔法のキス(2009年製作の映画)

4.8

今更かいといった感じだけど音楽からストーリーから作画からすごいよくて最高だった
主人公たちふたりのEnemies to Lovers tropeのど真ん中をダッシュで突っ走る王道的作品すぎてとてもおい
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アナスタシア(1997年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

救いのねえ史実にフィクションの力で救いをもたらしてくれるif物語はめっちゃ好きだわ
ダンスシーンとかもよかった、鳥肌
衣装もかわいいし、ドレスから小物からディテールまで実物に基づいた丁寧なデザインにな
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

5.0

まってむり

ええ映画です……アニメ映画ながら(という言い方はよろしくないが)映画的魅せ方に長けた素晴らしい邦画でした

確かに昭和ホラー的でありながら、バチバチに家父長制と戦中の軍国主義と戦後日本に
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ボトムス ~最底で最強?な私たち~(2023年製作の映画)

5.0

爆発オチなんてサイテー!

こういうアホな感じのクィアな話がなんだかんだ1番好き。女子の友情、恋愛、ここまではあら!エンパワリングなフェミニストレズビアン作品なんですね!いいですね〜ときて次にバカコメ
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父として(2023年製作の映画)

5.0

社会は「この国では努力すれば誰だって成功者になれる。何者にだってなれる。」と言う。……ただし、うちの子は例外だった。

ここにつきるんだよな。アメリカンドリームなんて最早今の世の中では嘘。
全てのトラ
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(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

まさかデカいスクリーンのシネコンで、男たちの愛憎渦巻く戦国ドラマを観る日が来るとは夢にも思わなかったよね。めちゃくちゃクィアな映画だったのに映画館に結構人が入っててドキドキした……
海外ミームの“Hi
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.0

ばり薄っぺらい感想しか言わんやんて感じだけど、愛ゆえに周りを振り回してしまう不器用な顔の良いキャラが個人的に好きすぎるので、鑑賞中はずっと石原さとみにドキドキしてた

ある少年の告白(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

クィアネスと信仰の両立ってなんでこう難しいのかね?
世の中隣人を愛せと言いながらその同じ口で、神の名のもとに異なる属性の人間を攻撃するやつばっかり。なんのための宗教なんだよ。

はやく全世界で矯正療法
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赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

主役の2人がすごいかわいいし周りのキャラクターもめちゃくちゃ魅力的。Enemies to Lovers/ Friends to Lovers tropeのラブコメははやっぱりテッパンでおいしいわ……>>続きを読む

回路(2000年製作の映画)

4.6

おぇええええ怖……

映画専攻の友だちが「めちゃくちゃいいJホラーだから!」と熱心にオススメしてくれたのでようやく観たのだけど、最近観てるそジャンプスケアばん!!!ってホラーよりかだんぜんイヤ〜な感じ
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

うわぁ好きだわ……

この降霊術は一種のドラッグのメタファーではないか?って批評がされてるんだけど、マジでその通りだと思う。
日本にいたらピンとこない感覚かもしれないけど、実際に日常生活に娯楽があふれ
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Joy Ride(原題)(2023年製作の映画)

5.0

最低(褒め言葉)

めちゃくちゃな体のはり方をする俳優陣、最悪のドギツい下ネタの嵐、だけどめちゃくちゃそれが面白い!

女だって、正確にいえばAFABだって、下品になるときが人生あるもんなんだわ!あま
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ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

グロにしろストーリーにしろ、絶妙に期待値あげすぎたな感はあるんだけど、これガチオタの方たちから観たらどんなもんなんですかね?

ほぼ一限客の人間の私からするとあら?こんな感じでええんです?って瞬間がち
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

5.0

何よりチンパンジーが1番こえぇ映画へのラブレター映画

花様年華(2000年製作の映画)

5.0

アーーーーート!!!!色綺麗!!!!!!小物から何から何まで完璧に美!!!!!!!!!

カメラワークというかシネマトグラフィが素晴らしいよね

あと恋愛ものとしてすごく切なくていい……すき……

ムーンライト(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

しんどい

言葉で多くは語らないけど画面と表情でガンガンにメッセージを伝えてくるのしんどい
 
ヘテロ至上主義ホモソ万歳的な男社会で「男らしく」生きることをうまくできなかった子ども時代、いじめに嫌気が
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

4.4

えぐ
過酷〜…夢みがちな子どもへの仕打ちじゃないだろこれは

今週の講義のクラスメイトの名言「オーストラリア人はね、デケェ虫をわぁ妖精さんだ〜なんてどうなったって言えない生き物なんスよ」

サイコ(1960年製作の映画)

4.8

流石サスペンススリラー/ホラーのクラシックと言った感じでめちゃくちゃおもしろかった(序盤は間延び感があったけど)
最初の殺人以降のスピードアップ感とか驚きの連続ですごいし画づくりも素晴らしかった最高

市民ケーン(1941年製作の映画)

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画面づくりがかっこいいけど正直どうなん?的なとこはある

裏窓(1954年製作の映画)

4.3

2時間近く他人の生活を覗き見て勝手に詮索してる怪我の療養中のオジサンと近所の様子をそのオジサンの視点から観せられているだけなのに、面白いしすごくスリリングってすごくね?

ストーリーに驚くほどの動きが
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

やっっっと見れた……!

前学期のゴシック文学的な観点で作品を分析する講義でちょうど「ジョーダン・ピール監督作品ってかなりゴシック文学的ホラーな気がする」という話をしたばかりだったので、この作品が割と
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オズの魔法使(1939年製作の映画)

4.6

子ども向け映画のクラシック!

古い映画ながら鮮やかな色彩が楽しい、ビジュアルが基本常にかわいく、WW2前の制作ながらカラーフィルムの特性を存分に活かした作品。それでも序盤・終盤の褪せたモノクロカラー
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パプリカ(2006年製作の映画)

5.0

やっっっっと観れた......!!

平沢進の狂ったまでに明るく同時に不気味なテーマと一緒に極彩色でカオスな大量のオモチャと電化製品とデフォルメされた人ごみが押し寄せてくる光景の恐ろしさよ......
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バービー(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

とんでもなくおもしろかった......

序盤からぶっ飛ばしておおおこりゃすごいフェミニスト映画を観に来たんだな......!と思えば次の瞬間にはメタギャグあるあるネタと皮肉を連発、爆笑をかっさらって
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